写真だより 佐渡発 

ハンゴンソウ  

ハンゴンソウ(反魂草) -キク科-

背丈を超えるほどになる大型のキク科植物。
葉に大きな切れ込みがあるのが特徴で似たキオンと区別できます。
別にオオハンゴンソウという帰化植物があり、葉は似ていますが
径2㎝ほどの小さな頭花が密集して咲くハンゴンソウに対して
オオハンゴンソウは大きな花を咲かせるので区別は容易です。
以前、木になる外来植物でいくつか紹介しましたが、
オオハンゴウソウもかなりの勢いで増えています。
一説には一株で1万粒以上の種を付けると言われます。

ハンゴンソウ1





見上げるほど大きくなります。
ハンゴンソウ2




時には、標本的に撮ったりもします。
特に、判別のつかない植物や、初対面の植物では
花だけでなく葉や茎の様子、毛の有無、環境などが
判るように撮影しておかないと後で困るので、
標本的に撮影することは大切です。
ハンゴンソウ4







吸蜜のため多くの蝶がやってきます。
ハンゴンソウ






ミドリヒョウモン♂
ミドリヒョウモン
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アカソ  

アカソ(赤麻) -イラクサ科-

誰からも美しい、可愛いと注目される野草もあればそうでないものもある。
そもそも、野草は人に観賞してもらうために花を咲かせているわけではないので
そんなことはどうでもよいことかもしれない。

アカソは注目されない野草の部類に入るでしょうが
ときに、はっとする美しい表情を見せ、
思わず足を止めて撮影することがあります。

アカソ1




アカソ2





アカソ3
 

エゾリンドウ  

エゾリンドウ(蝦夷竜胆) -リンドウ科-

秋を代表する花のひとつですが、秋の七草には含まれていません。
きっと、キキョウとリンドウどちらを七草に入れるか悩んだに違いありません。
私だったらリンドウの方に一票投じたかも。

日本に自生するリンドウの仲間で最も見栄えがするのが本種ではないでしょうか。
園芸種として売られているのはたいてい本種の栽培品だというのも頷けます。

山地の少し湿った日当たりのよい草原に咲きます。
ここはかつてキャンプ場だったところで、栄養状態が良いのか
大きな株が目立ちます。
エゾリンドウ6





エゾリンドウ5




栄養状態が悪いと花は茎頂にしか付きませんが
数段にわたって付いていて、花屋にあるものと見劣りしません。
エゾリンドウ1




リンドウは日が当たれば完全に開きますが
蝦夷竜胆の花は完全に開くことはありません。
エゾリンドウ2





旧キャンプ場の芝草原なので
じいじとばあばに登場してもらいました。
(通常は自生地に踏み込まないようにしなければなりません)
エゾリンドウ4

カワミドリ  

カワミドリ(川緑) -シソ科-

海岸線を走っていたら、カラスアゲハが乱舞するのに出くわした。
カワミドリの蜜を盛んに吸っていたのです。
車を降りてみれば、カワミドリの大群生。

撮影しようと近づいていくと、初めは逃げていきますが
やがて舞い戻って来て、何事もなかったかのように蜜を吸い始めました。

動画では乱舞する様子を捉えることができましたが
写真ではなかなか思うように撮れません。
それでも、随分楽しませてもらいました。

シソ科の植物では匂いを放つものがありますが
カワミドリも辺りに特有の匂いを漂わせていました。
この匂いに誘われて蝶が寄ってくるのでしょうか?



画面には一頭しか写っていませんが
あちらこちらで何頭も花から花へと吸蜜を繰り返していました。
アゲハはアサギマダラと違って、吸蜜中も翅の動きを止めないので
撮影に苦労します。
カワミドリ1






吸蜜中のカラスアゲハ♀
カワミドリとカラスアゲハ2





カワミドリとカラスアゲハ3










こちらはアカタテハです。
カワミドリとアカタテハ

カタバミ  

カタバミ(片喰・酢漿草) -カタバミ科-


葉に特徴があり、1茎にハート型の小葉が3枚付く。3枚一組で1枚の葉。
小葉の形が、一般的な葉を半分食いちぎったように見えるので片喰と名が付きました。
この仲間はどれも葉や茎にシュウ酸を含み咬むと酸っぱい味がします。

カタバミ1





カタバミ2





カタバミ3

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