写真だより 佐渡発 

ランの花3 クマガイソウ  



今日は、後味の悪い山歩きでした。

私を見るなり踵を返し、「おーい!」と叫んだのでした。
見れば、後方にしゃがんで何やらしている人が・・・
慌てたのか、ビニル袋と新聞紙が風に飛ばされ
慌てて追いかけるも間に合わず飛んで行ってしまいました。

恰好を見ても登山者ではなく・・・
盗掘目的の山野草愛好家と呼ばれる人か
山野草愛好家に売るための盗掘目的かと思われます。

問いただそうとも思いましたが、
盗掘を確認したわけではなく
たとえ、確認していたとしても
彼らなりの通らぬ理屈で言い逃れをし、
時には逆切れされ・・・
私の不愉快な気分はさらに増幅するばかり






クマガイソウ(熊谷草) -ラン科-

熊谷直実の母衣に見立てた名前。
別に、アツモリソウ(敦盛草)があり、
こちらは平敦盛の母衣に見立てた名。

勇ましい武将も、山野では風前の灯火となっています。


クマガイソウ1




クマガイソウ2




クマガイソウ3
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ランの花2 サルメンエビネ  

サルメンエビネ(猿面海老根) -ラン科-

『丹精を込めて出品された美花の展覧もよいが、この15年佐渡の山野の野生ランは急減し、
滅亡寸前のものも少なくない。庭先には多くの野生ランが並ぶが、山野には姿を消している。』
とは、『佐渡の花 携帯版』サルメンエビネの項の伊藤先生のコメント。

庭や鉢にあって、野生に少ないのは本末転倒。
あらためて言いたい
「野の花は野にあってこそ美しい」と。

2年前に見つけたこのサルメンエビネは
今年も可憐な花を咲かせてくれました。

赤褐色の唇弁が能楽に使う猿面に似ていることから付けられた名まえ。
佐渡は能楽が盛んで、実に全国に残る能舞台の三分の一が佐渡にあるといいます。
その意味からも佐渡にはサルメンエビネがお似合いです。
佐渡の能舞台もサルメンエビネもいつまでも残ってほしいと願うばかりです。


サルメンエビネ1





サルメンエビネ2

ラン科の花 コケイラン  

コケイラン(小恵蘭) -ラン科-

植物は逃げも隠れもできません。
人気の高い、或いは希少なものほど危うく、
自生のランは人気が高く常に危機にさらされています。
受難のランたちを狙うのは愛好家。
一部の心無い愛好家は自然界から無くなろうがお構いなし。
自分の庭か鉢におさまればそれでいい。
たとえ、それが数年で絶えて無くなろうとも。

佐渡のランも例外ではありません。年々少なくなっています。

佐渡のランを数日にわたって紹介していきたいと思いますが
見て楽しむだけで盗掘などされませんよう
くれぐれもお願いいたします。


コケイランは比較的沢山見られるランです。
沢山=希少価値が無い・・・ということで
今のところよく見かけるランです。

コケイラン1





コケイラン2

サンカヨウ  

サンカヨウ(山荷葉) -メギ科-

ハスの実を蓮といい、
ハスの葉を荷という。

山にあって、ハスの葉(荷)に似た大きな葉を付けるのでサンカヨウ(山荷葉)

花は咲いたかと思うとすぐに散ってしまうので
なかなか良いものに出逢えません。
出逢えたとしても、登山道から離れた場所が多くて
撮影にはいつも苦労します。
車道脇の撮影しやすい場所に咲いているのを見かけ、接写することができました。

サンカヨウ1    





サンカヨウ2





サンカヨウ3

ふきのとうの綿毛  

フキ(蕗) -キク科-
たくさん花が咲いているというのに
今回は花ではなく、フキの綿毛を取り上げてみました。



見事に綿毛を付けたフキノトウの群生
フキ綿毛3




逆光に輝いてきれいです。
フキ綿毛1




旅立ちです。
フキ綿毛4





クモの巣に引っかかってしまいました。
フキ綿毛2

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