FC2ブログ

 写真だより 佐渡発 

 佐渡の野草や風景を写真で綴るブログです

初夏の芦田川河川敷に咲く野草 2  

芦田川河川敷の野草 第2弾


アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)-アカバナ科-

アメリカ原産の帰化植物で観賞用として
持ち込まれたものが野生化しています。
単にユウゲショウと呼ばれることもありますが
オシロイバナの別名でもあるので、アカバナを
付けて呼んだ方が間違いがないでしょう。

道端のアスファルトと用水路のコンクリート
の間に生えたもの。
アカバナユウゲショウ1


アカバナユウゲショウ2

観賞用として持ち込まれただけあって
見た目にはきれいですが
これも繁殖力は旺盛です。

これに似て、ひと回り花が大きく色が淡いピンクの
ヒルザキツキミソウも同様に野生化しています。




アメリカフウロ(亜米利加風露)-フウロソウ科-

名まえで外来種であることが分かります。
ゲンノショウコと同じフウロソウ科で
花も実も似ています。
アメリカフウロ2



花のアップ
アメリカフウロ1




アメリカフウロ3






オッタチカタバミ(おっ立ち酢漿草・片喰)-カタバミ科-

これも北アメリカ原産の外来種です。
カタバミの茎が地を這うのに対して、
茎が立ち上がるので「おっ立ち」を付けた。
何も「おっ立ち」でなくて単に「立ち」で
よいのではと思いますが、カタバミの変種で
茎が直立するタチカタバミが既にあるので
混同を避けて「おっ立ち」にしたのでしょうか。
オッタチカタバミ1




こちらが別の場所で撮影したカタバミ
カタバミ




こちらはムラサキカタバミ
これも外来種です。
ムラサキカタバミ


続きはまた明日
スポンサーサイト



初夏の芦田川河川敷に咲く野草 1  

初夏の芦田川河川敷に咲く野草を
4回にわたってお届けします。


今回はマメ科の4種です。

下の写真には3種のマメ科植物が写っています。

シロツメクサ(白)とアカツメクサ(赤)とナヨクサフジ(紫)
アカツメクサほか




ナヨクサフジ(弱草藤)-マメ科-

ヨーロッパ原産の帰化植物。
茎は細く自力で立つこともできず、
他の植物に絡まって伸びるために
弱いという字が当てられていますが、
とんでもありません。旺盛な繁殖力で
他の植物を圧倒する勢いです。

佐渡の国府川の土手にも大繁殖していましたが
芦田川河川敷にも大繁殖し、年々増えています。

下の2枚は写真映えする場所を選んで撮影しているので、勢いの凄さは伝わらないでしょう。
ナヨクサフジ5


ナヨクサフジ1




花だけ見ればなかなかフォトジェニックです。
ナヨクサフジ2




近づけばマメ科であることがよくわかります。
ナヨクサフジ4




白花を見つけました。
ナヨクサフジ3





シロツメクサ(白詰草)

クローバーの名でお馴染みのシロツメクサですが
ヨーロッパ原産の外来種で、1846年オランダから
献上されたガラス製品の緩衝材として、乾燥したものを詰めていたのでこの名が付いたようです。
また、家畜の飼料用としても持ち込まれました。

花が白いものをシロツメクサ
赤いものをアカツメクサと覚えやすいようですが
赤味が掛かったシロツメクサを見ることもあり
白いアカツメクサもあるので用心が必要です。

シロツメクサはお馴染みなので、
ちょっと見慣れない感じで写してみました。
シロツメクサ1





アカツメクサ(赤詰草)-マメ科-

まずは、芦田川河川敷の大群生から
アカツメクサ2





下の写真を見てわかるように
赤味の強い個体、白っぽい個体があります。
アカツメクサ5


アカツメクサ3





続いては、私の好きな感じのものを2枚
アカツメクサ4


アカツメクサ6






どアップで
アカツメクサ1





最後はアカツメクサの白花です。
アカツメクサ白花






さらにマメ科の植物をもう一つ

コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥し)-マメ科-

米粒の名の通り小さな黄色い花ですが
たくさん咲くので見つけるのは容易い。
シロツメクサ同様、家畜の飼料になることから
「馬肥し」の名が付いています。
これに非常によく似たコメツブツメクサがあり、
その見分けは難しく、慣れが必要です。
コメツブウマゴヤシ

バイカイカリソウ  

バイカイカリソウ(梅花錨草) -メギ科-

佐渡にはイカリソウそのものが少なく
小佐渡の一部で見かけたことがあるだけです。
イカリソウの名は、花の後ろ側に距と呼ばれる
突起が付いていて、それが大きく湾曲して
前に突き出し、花全体が錨に見えることから
付けられた名まえですが、バイカイカリソウには
その突起がなく、花は白く梅の花を思わせます。

バイカイカリソウ


今回撮影した場所で、以前花がピンク色のものを
見ましたが、いくら探してもありませんでした。
自然に絶えてしまったのか、それとも・・・

ムラサキ科の花  


今回はムラサキ科の植物4種です。

ヤマルリソウ(山瑠璃草)-ムラサキ科-

佐渡ではホタルカズラは見たことがありますが
ヤマルリソウはありませんでした。
ヤマルリソウの花の瑠璃色を写真で忠実に再現
したいのですが、なかなか思うようにいきません。
この花は実物を見るに限ります。

通りがかりの山道で、
これまでで最大の群生に出くわしました。
道路のすぐほとりの湿った斜面でした。

ヤマルリソウ1




図鑑的に撮るとこんな感じです。

ヤマルリソウ2





多くの中から、フォトジェニックなものを
探して、何枚も撮影したのでご覧ください。

横に並んだもの

ヤマルリソウ3






縦に並んだもの

ヤマルリソウ4





きれいに咲きそろったもの

ヤマルリソウ5




絞りを開ければ印象が変わります。

ヤマルリソウ6







ランナー(走出枝)を伸ばして伸びる様子が
よく分かります。

ヤマルリソウ7





咲き始めがピンクでやがて青色に変わると
記載した図鑑もありますが、
初めから青いものもあるし
ピンクから青に変化しないものもあります。

ヤマルリソウ8






最大のアップで撮影したもの

ヤマルリソウ13





地面に這うように伸びているので、
このように後ボケができる被写体に
巡り合うチャンスは少ないです。

ヤマルリソウ12








ホタルカズラ(蛍蔓)-ムラサキ科-

花の後、ランナーを伸ばすことから蔓、
花の色を蛍の灯りに擬えています。
実際の蛍の光の色とは異なりますが
そのようなイメージで付けられたようです。

ホタルカズラ2




この写真ではランナーが伸びているのがよく分かります。

ホタルカズラ3






広島では山で見ますが、佐渡では何故かしら
海岸に近い場所で見ることが多く、
トレッキングコースで見たことはありません。
何とも言えずいい良い色です。

ホタルカズラ1







タチカメバソウ(立亀葉草) -ムラサキ科-

ヤマルリソウとホタルカズラは里に近い場所でも見ますが
タチカメバソウは広島県内では深山の沢沿いなど
限られた場所でしか見ることはできません。

葉の形を亀の甲羅に擬えています。


タチカメバソウ5



タチカメバソウ4



タチカメバソウ1




花はほぼ白色です。
アップで見るとヤマルリソウによく似ていますね。
タチカメバソウ2






ミズタビタコ(水田平子)


4種の中ではもっとも小さく
花の直径は5mmほどです。
湿気の多い場所で見られます。
ミズタビラコ2



お地蔵さんの脇にも咲いていました。
ミズタビラコ1



アップで見れば、ヤマルリソウに似ています。
ミズタビラコ4

ムラサキ科の4種でした。


追記
昨日スミレに詳しいSさんから、18日にUPした
ツルタチツボスミレの写真の2枚目について、
連絡がありました。内容を書き加えていますので興味のある方は再度18日のブログをご覧ください

カキドオシとラショウモンカズラとタツナミソウ  

カキドオシラショウモンカズラタツナミソウ

昨日に続いて、シソ科の花を3種お届けします。


カキドオシ(垣通)-シソ科-

垣根を通り抜けて伸びるほど繁殖するので
付けられた名まえです。堅香子庵の庭にも
たくさんありました。野草に興味がなければ
ただただ厄介な雑草ですね。

カキドオシ1




花の形を見ればシソ科というのが分かります。

カキドオシ2

厄介な雑草ですが、薬効もあり茎や葉を乾燥させお茶代わりに飲めば健康維持やダイエットによいとされ、道の駅などで販売していることがあります。







ラショウモンカズラ(羅生門蔓)-シソ科-

蔓と名が付くように走出枝(ランナー)を伸ばして
繁殖していきますが、こちらは里では見られず
数も少ないので、雑草のイメージはありません。

ラショウモンカズラ2





名まえの由来は、シソ科の花の中では大型で
これを能の演目「羅生門」に登場する鬼女の
切り落された太い腕に擬えたとか。
どうしてそんな発想が出てくるのでしょう。

横から花を見るとこんな感じです。
想像力を膨らませても私には腕に見えません。

ラショウモンカズラ1






正面から見るとこんな感じです。

ラショウモンカズラ3







こちらは、さながらコーラス隊ですかね。

ラショウモンカズラ4







タツナミソウ(立浪草)-シソ科-

花を横から見ると押し寄せる波に見えることから
タツナミソウと名が付けられています。
葛飾北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏の波を
連想してもらえばいいのではないでしょうか。

タツナミソウ1




横から見ればと言いながら、正面ばかりですみません。

タツナミソウ2






▲Page top