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 写真だより 佐渡発 

 佐渡の野草や風景を写真で綴るブログです

初秋の花  

台風10号が通過してから最高気温が30度を割り
最低気温も25度を割るようになりました。
最近撮影した初秋の花をお届けします。



ハンゴンソウ(反魂草) -キク科- 

春の若い芽が山菜になるハンゴンソウが
こんなに大きくなって花を咲かせています。
ハンゴンソウ3


花を見ればキク科であることは一目瞭然です。
例年なら蝶がたくさん舞っているのですが
今年は蝶がとても少ないように感じます。
ハンゴンソウ




コマツナギ(駒繋ぎ) -マメ科- 

珍しい植物ではありませんが、佐渡に来て6年目にして初めて撮影しました。
茎が丈夫で馬を繋ぐことができるという意味の和名ですが、
1mに満たない小低木で、茎の太さも1㎝ほど、
いくらしっかり繋いでも、
大抵の馬は根こそぎ持っていってしまうでしょう。
持っていかないまでも、マメ科なら、
繋いでいる間にすっかり食べてしまうに違いありません。
コマツナギ





オトコエシ(男郎花) -オミナエシ科- 

オミナエシ(女郎花)に似て、全体に太く、毛深く、葉も大きいことから男郎花
オトコエシ



ウド(独活) -ウコギ科-
山菜として有名なウドも、花が咲くころには「独活の大木」と言われるように大きくなる。
図体は大きいが食用にはならず、草なので木材の価値もないことからそのようなことわざが生まれたようです。
先端近くに止まっているのはサカハチチョウ。
ウド
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モミジガサ  

モミジガサ(紅葉傘) -キク科- 

写真を見れば名まえの由来が分かります。
葉がモミジの形をしています。
モミジガサ2


しばしば、このように群生します。
春の若い芽は山菜になります。
ややクセがあり、好みが分かれますが
好きな人にはこのクセがたまらない。
モミジガサ1

佐渡では、あまり多くなく、山菜として採取する人も少ないようです。

似た者同士  

似た者同士の花を2種紹介します。

2種の共通点は
キンポウゲ科センニンソウ属
蔓性
初秋から秋に咲く
白い花(花弁に見えるのは萼片)
など


センニンソウ(仙人草)

センニンソウ1


センニンソウ2





ボタンヅル(牡丹蔓)


ボタンヅル1


ボタンヅル2


とてもよく似ていますが、不思議なもので慣れてくれば離れた場所から見ても見分けられるようになります。


主な違いは
葉の形 
センニンソウ 全縁(稀に切れ込みがある)
ボタンヅル  深い切れ込みと縁に鋸歯がある(牡丹の葉に似ていることが名前の由来)

萼片
センニンソウ 雄しべよりはるかに長い
ボタンヅル  雄しべと同じか短い


センニンソウ 先端が尖る
ボタンヅル  先端が尖らない

などです。

理屈で違いを見分けるよりも、それぞれの植物を愛おしく思ってよく観察して
雰囲気や佇まいの違いを感じ取ることの方が大事だと思います。

セリ科の花  

最近、セリ科の花をいくつか紹介しましたが、続きです。


シラネセンキュウ(白根川芎)

細かい区別点をくだくだと言うのはやめましょう。
切れ込みの深い葉が特徴のひとつです。
シラネセンキュウ


ミチノクヨロイグサ(陸奥鎧草)

ミヤマシシウドに似ていますが、ミヤマシシウドの葉裏の脈上に毛がありますが、
本種にはありません。そのため「ケナシミヤマシシウド」の別名があります。
丈が2m以上ある大型の植物です。
ミチノクヨロイグサ

カワラナデシコ  

海岸に咲くカワラナデシコを紹介したのが7月26日
今回は、山に咲くカワラナデシコを紹介します。
秋の七草でもあるカワラナデシコを紹介するのは
立秋も過ぎた今の方がぴったりですね。


カワラナデシコ(河原撫子)

日本女性の美しさをこの花に喩えて大和撫子と言います。
自力で立つことができず何かに寄りかかるように咲いている姿は
一見、か弱くも見えますが、河原に限らず海岸から高山まで自生し逞しさも兼ね備えています。
何と言っても清楚な感じで凛とした佇まいがいいですね。

『ヤマトナデシコ七変化』ならぬカワラナデシコ七変化でいくことにしましょう。


美しい撫子たちが重ならないようにしないとね。
カワラナデシコ2


カワラナデシコ3姉妹。
カワラナデシコ1


何と言ってもカワラナデシコの特徴はこの深く切れ込んだ花弁。
カワラナデシコ3


後ろ姿も妖艶なカワラナデシコ。
カワラナデシコ4


色白は大和撫子の代名詞、これは純白のカワラナデシコ。
カワラナデシコ5


色が少し濃いカワラナデシコ。
カワラナデシコ6


ヤマハハコとお花畑をつくるカワラナデシコたち。
カワラナデシコ7

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