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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

春に撮影した花たち その9     カタクリ七変化  

第9弾は カタクリ Part2 カタクリの七変化

カタクリが見せる様々な姿を紹介します

早春、雪が解けるのを待ちきれずに
雪の間からとがった芽を出すカタクリも見かけます
すでに花芽も覗いています
雪の中から出た芽

もうすぐ開花です
間もなく開花

花のクローズアップ
カタクリクローズアップ

雨の日は花が開きません
雨の日のカタクリ

葉の上で輝く雨粒
葉の上の雨粒

枯葉を纏い、和服の麗人のようなカタクリ
貴婦人

最後は白花のカタクリ
一説には
およそ10万株にひと株見られると言われます
そんな珍しい白花を登山道のすぐわきで見ることができるのも
佐渡ならではです。
心無い登山者がいないことを祈るだけです
白花のカタクリ

野の花は野にあってこそ・・・


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春に撮影した花たち その8     カタクリ  

第8弾はカタクリ(片栗)ユリ科
別名:カタカゴ(堅香子)
私の佐渡の住み家の名が『堅香子庵』
佐渡の春の山は堅香子で溢れんばかりです
広島の親しい和尚さんの主宰する『堅香子庵』の
分庵として開かせていただきました

雪融けが進むにつれて
登山道はカタクリロードになります
正面の雪をいだいた山は佐渡最高峰金北山
登山道を彩るカタクリ

林の中はカタクリの大群生
文字通り足の踏み場もない状態です
このような写真が撮りたくても
決して登山道を外れてはいけません
足元にはカタクリの赤ちゃんがいっぱい芽生えているのです
カタクリは芽生えから花を咲かせるまでに8~9年かかると言われています
だから撮影は登山道から撮影しましょう
踏み込まないためのちょっとした工夫がいります
大群落

可憐に咲いたカタクリ
カタクリ

ブナの森の林床に咲くカタクリ
ブナの森のカタクリ

寄り添って咲くカタクリ
寄り添うカタクリ

参考に広島で撮影したカタクリをアップします
葉に斑が入っています
どちらかといえば斑入りのほうが一般的で
佐渡のように斑が入らないほうが稀なようです
カタクリ 広島

野の花は野にあってこそ・・・

春に撮影した花たち その7     スミレたち  

佐渡は今日、今年初めて30度を越えました
それでもまだ朝晩はしのぎやすいです

今日の新聞(新潟日報)に『クマガイソウ』の記事がありました
写真家の天野尚さんの書かれたものです

   新潟県でもほぼ絶滅に近い状態だが、
   佐渡にはかろうじて自生していて・・・中略
   写真をを撮影したあと、花を切り取って
   盗掘者に見つからないようにしていたのだが
   その甲斐なく翌年行ってみると根こそぎ盗掘されていた
   後略


私も今年クマガイソウの自生地に案内してもらった
花の時期は過ぎていたが、初めて自生地で対面することができた
ただうれしいというより、自生地を知ってしまったことの緊張感と
この花がこれからもここに咲き続けてくれるのかという不安感でいっぱいになった
以前、鉢植えで見たことはあったが、何の感動もなかったのを覚えている
ケージの中で育てられるトキを見た時の感情と似ているかもしれない
トキの野生化への試みが進められている
振り返ってみれば、日本産のトキは佐渡を最後に絶滅させてしまい
中国のトキを繁殖させて現在に至っている
クマガイソウを同じ目に遭わせてはいけない
購入する人がいるから盗掘する人がいる
山野草愛好家なら、自生地に咲く山野草こそ愛してほしい

前置きがずいぶん長くなりましたが
春に撮影した花たちのシリーズを復活します
第7弾はスミレ(菫)スミレ科

日本に自生する菫の仲間は50種以上
スミレはスミレ科スミレ属スミレという種(しゅ)を表す言葉でもあり
スミレ科全体を表す言葉でもあります
ここでは後者の意味で使っています

タチツボスミレ(立壺菫)
最も多くみられるスミレです
タチツボスミレ

ナガハシスミレ(長嘴菫)
花の後ろに突き出た距(きょ)と呼ばれる部分が長いのが特徴
タチツボスミレに近い仲間です
ナガハシスミレ

マキノスミレ(牧野菫)
赤みがかった花がかわいらしい
マキノスミレ

スミレサイシン(菫細辛)
大振りの花
花が先に出て葉が後から出てきます
スミレサイシン

ミヤマスミレ(深山スミレ)
佐渡ではあまり多くないようです
ミヤマスミレ

野の花は野にあってこそ・・・

花は無くても・・・  

昨日歩いたアオネバ登山道でこんなもの撮影しました

白い葉っぱ
何の葉っぱなのか解りません
白い葉っぱ

クモ
クモの名前は解りません
クモ

クジャクシダ
シダ

ヤマアジサイ
花も咲いていました これは去年の花
ヤマアジサイ

曲がりくねったカエデ
雪の重みに耐えてきた姿です
曲がりくねったカエデ


実になる話  

この時期のアオネバ登山道はどんな様子なのか歩いてみました
([春に撮影した花たち]シリーズは一旦お休みします)
春とは打って変わって、丈の高い植物が登山道をおおっていました
アオネバ登山道

思った通り花はほとんど咲いていませんでした
登山者にも出逢いませんでした

春の登山道を彩った花々の実がありました
何の実かわかりますか?

(1)
ホウチャクソウの実

(2)
シラネアオイの実

(3)
エンレイソウの実

(4)
ヤマシャクヤクの実



答え
(1)ホウチャクソウ・・・・チゴユリやユキザサと間違えやすいかも
(2)シラネアオイ・・・・・葉っぱの形が特徴的なので解りやすい
(3)エンレイソウ・・・・・実が熟すころには葉は枯れてしまいます
(4)ヤマシャクヤク・・・・登山道から撮影できるのは佐渡ならでは




第6弾はショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科

少し湿り気のある斜面に咲いています
これは苔むした杉の根っこに生えたもの
ショウジョウバカマ1

カタクリに囲まれて咲いていました
ピンクのボケはカタクリです
ショウジョウバカマ2

青いボケはキクザキイチリンソウ
ショウジョウバカマ3

花のクローズアップ
ショウジョウバカマ4

さらにクローズアップ
ショウジョウバカマ5

野の花は野にあってこそ・・・

春に撮影した花たち その5     アズマイチゲ  

第5弾はアズマイチゲ(東一花)キンポウゲ科

キクザキイチリンソウと間違えそうですが
慣れると見分けるのは簡単です

アズマイチゲの群生
葉っぱに円みがあるのが特徴
キクザキイチリンソウのように青みがかかったものは見られません
花の白色も、、アズマイチゲはわずかに黄味がかかったような感じがします
アズマイチゲ群生

後ろの黄色いボケはフクジュソウ
アズマイチゲ1

手前に黄色いボケを入れて妖精っぽく
アズマイチゲ2

丸ボケでさらに妖精らしさを演出
アズマイチゲ3

野の花は野にあってこそ・・・
第4弾はキクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)キンポウゲ科別名:キクザキイチゲ

キクザキイチリンソウなど 早春の林床で雪融け後に芽をだし
急いで花を咲かせ 瞬く間に地上から姿を消していく草花を
スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼びます
中でも、キクザキイチリンソウ、アズマイチゲ、ミスミソウ
ニリンソウ、フクジュソウ、オウレンなどキンポウゲ科の
花が特に私のお気に入りです
それらのほとんどは広島県ではごく限られた場所でしか
見ることができず、憧れの存在でしたが
佐渡にはそれらの花が当たり前のように生えていて
感動の毎日でした

見事なキクザキイチリンソウの群生
キクザキイチリンソウ群生

墓地のほとりに咲いていたもの
後ろに青花のものが写っています
キクザキイチリンソウ白花

カタクリ咲く林の中で(光る円い葉はオオイワカガミ)
青花はさらに妖精の雰囲気が漂います
キクザキイチリンソウ青花

クローズアップです
ピンクのボケはショウジョウバカマ
キクザキイチリンソウ クローズアップ1

さらにクローズアップ
キクザキイチリンソウ クローズアップ2

にわかに信じられませんが、花びらに見えるところが
実は萼片(がくへん)ということです

野の花は野にあってこそ・・・

春に撮影した花たち その3     オオミスミソウ  

第3弾はオオミスミソウ(大三角草)キンポウゲ科
オオミスミソウよりユキワリソウの名でとおっています

その名の通り雪融けとともに咲きます
萼片のいろや形に変化が多く
それ故に大変人気の高い野草です
珍しいものほど盗掘に遭います
心が痛みます
この写真のような群落がいつまでも
そのままであるようにと願うばかりです
オオミスミソウ群落

微妙な色の変化がみられます
オオミスミソウ1

青色の濃いタイプ
オオミスミソウ2

白いタイプ
オオミスミソウ5

花の終わりの頃
葉っぱが伸びて開きます
オオミスミソウ4


参考にケスハマソウ(毛州浜草)の写真をアップしておきます
広島県で撮影したものです
広島では自生地も限られ、ほとんどが白花です
葉の先がとがっているものをミスミソウ
葉の先がとがらないものをスハマソウといいます
葉柄や花柄に毛が生えているのでケスハマソウといいますが
佐渡のオオミスミソウも結構毛が生えていますね
ケスハマソウ

野の花は野にあってこそ…

春に撮影した花たち その2     フキノトウ  

第2弾は フキ(蕗)キク科
フキの花芽がフキノトウ
佐渡では本当にいたるところで見かけました

家の横の空き地で
フキノトウ2

手前のピンクのボケはヒメオドリコソウ
フキノトウ4

近所の林の中にも
フキノトウ3

フキノトウが出た後に雪が降りました
フキノトウ1

野の花は野にあってこそ・・・

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