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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ドンデン高原 秋 Part5  

30年間野草の写真を撮り続けてきましたが
まだまだ知らない野草がたくさんあります

林縁の湿った場所に咲いていたこの花の名前が解りませんでした
全体的な雰囲気はタデ科のように見えるけれど
花の感じはタデ科ではないような・・・
帰って調べてみてもタデ科の中にはそれらしいものがありません
図鑑に載っていないのかと諦めかけて
ぱらぱらと図鑑をめくっていると・・・ありました!
タニタデ(谷蓼)アカバナ科
タデ科ではなくアカバナ科でした
名前を付けた人もその佇まいからタデの名を当てたようです
タニタデ


ゲンノショウコ(現の証拠)フウロソウ科
ゲンノショウコは代表的な薬草
その効き目は確かで、「現の証拠」と名付けられるほど
広島で自生するのはほとんど赤花で白花は稀、佐渡のゲンノショウコは白花ばかりで
赤花は見ていません
一説には、
西日本では白花の方が薬効が強く、東日本では赤花の方が薬効が強いとされ
西日本では白花、東日本では赤花が選択的に採取されたために少なくなった
信ぴょう性は低いが、この説は面白い

佐渡で撮影した白花
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ

広島で撮影した赤花
ゲンノショウコ
同じ花でも色の違いで雰囲気が違いますね


ドンデン高原の散策を終え、車で下る途中
ハンゴンソウにヒョウモンチョウが群れていました
車からだと警戒しないようです
ハンゴンソウとヒョウモンチョウ


野の花は野にあってこそ・・・
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ドンデン高原 秋 Part4  

植物の撮影は、花が輝くときを撮るのが基本
では、輝くときとは・・・

アジサイは少なくとも三度輝く
一つ目は花のころ 雨に濡れていればなおさら
二つ目は花の終わり 渋い色に変化し、少し傷があるのも趣がある
三つめは冬枯れのころ 萼片が網目のようになり 陽に透かしてみると最高
お届けするのは二つ目のころの写真です
エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)ユキノシタ科
エゾアジサイ

ヤグルマソウ(矢車草)ユキノシタ科の花はフォトジェニックな方ではありません
花のころより、春の芽吹きのころがいい
そして、秋のすがれた葉も風情があります
ヤグルマソウ

実や種のころに輝く植物もあります
ズダヤクシュ(喘息薬種)ユキノシタ科の種とユキザサ(雪笹)ユリ科の葉
絶妙なコラボじゃありませんか
ズダヤクシュ

アキノタムラソウ(秋田村草)シソ科の花が散った後がこんなに絵になるとは・・・
新しい発見 だから面白い だから写真から抜け出せない
抜け出す気もないけど…
アキノタムラソウ

ヒメヘビイチゴ(姫蛇苺)バラ科は図鑑にも載ることが少ない目立たない野草ですが
水玉の飾りで輝きます
ヒメヘビイチゴ

ヤマブドウ(山葡萄)ブドウ科
逆光に透けて輝いて見えました
ヤマブドウ

輝くときは 花のころとは限らない
人もそうだと思う
今がそのとき かがやいて生きよう


ドンデン高原 秋 Part3  

マルバキンレイカの花を忙しく動き回るアリ
時々花に頭を突っ込んで蜜を吸っています
食事に夢中でカメラなんて気にならない様子
見よ、踏ん張る足と真剣な眼差しを
マルバキンレイカの蜜を吸うアリ

ドンデンの草原はツリガネニンジン(釣鐘人参)キキョウ科が花盛り
純白の花が一株ありました
色が薄く白っぽく見える個体はよく見かけますが、これは白花でした
ツリガネニンジン白花

この色が一般的かな
ツリガネニンジン

少し濃いもの
ツリガネニンジン
花の色は写真では伝えにくいですね

野の花は野にあってこそ・・・

ドンデン高原 秋 Part2  

尻立山山頂付近はヤマハハコ(山母子)キク科のお花畑
ヤマハハコ

ドンデン池に向かって下りる途中は
マルバキンレイカと一緒にお花畑
ヤマハハコとマルバキンレイカ

論天山に続く草原の登山道を歩くと
日本海からの強い風にさらされる登山道の左側にヤマハハコは咲いています
厳しい環境を住処にしています
ヤマハハコ

ちょっと高山植物の雰囲気があります
ヤマハハコ

花は小さなブーケみたい
IMG_3394ヤマハハコ

野の花は野にあってこそ・・・

ドンデン高原はすっかり秋  

まだ8月なのに ドンデン高原はすっかり秋

ドンデン山荘裏の登山道に入ると
キンミズヒキが迎えてくれました
紅白のものはミズヒキ(水引)タデ科
黄色のものはキンミズヒキ(金水引)バラ科
どちらも咲いていましたが、ミズヒキの撮影を忘れていました
キンミズヒキ

草原に出ると
ウメバチソウ(梅鉢草)ユキノシタ科がちらほら咲き始めていました
ウメバチソウは晩秋の花というイメージを持っているのでちょっとびっくり
丸っこい蕾がめっちゃかわいい
ウメバチソウ

小さな毬のような蕾
ウメバチソウ

もちろん花もかわいい
ウメバチソウ

野の花は野にあってこそ・・・

今日、山の知人から大山(鳥取県)のユートピアに咲くクガイソウの絵が届きました
大山はお気に入りの山で
中でもユートピアはその名の通り、夏には避難小屋の周りがお花畑になります
届いた絵とほぼ同じ構図で撮影したものがありました
ユートピアのクガイソウ
さっそく額に入れて我が「堅香子庵」のギャラリーに飾りました

誰もいない海  

素浜海岸に着くと海の上に入道雲が湧き上がっていました
夏の雲

はがき用にこんなカットを撮ってみました
夏の雲

思わず飛び込みたくなるようなきれいな海ですが
お盆を過ぎたためか誰もいませんでした
誰もいない海

今はもう秋 誰もいない海
誰もいない海

振り返れば秋を思わせる空
秋の雲


浜に咲いていた花たち

ハマゴウ(浜香)クマツヅラ科
ハマゴウ

ハマグルマ(浜車)別名:ネコノシタ キク科
葉を触ると猫の舌のざらざらした感じにそっくり
ハマグルマ

ハマナス(浜梨)バラ科の実がずいぶん赤く色づきました
甘酸っぱい味は梨というよりりんごに近い感じ
ハマナス

野の花は野にあってこそ・・・

海を見渡すパン屋さん  

海を見渡すパン屋さん SHIMAFŪMI(シマフウミ)
で遅い朝食兼早い昼食をとることにしました

真野から小木へと続く国道350線沿いにあります
海岸沿いを走って行くと右手の海岸に人面岩が見えてきます
人面岩

間もなく上り坂になり左カーブになったところの右手にあります
しまふうみ

工房の見える売店でパンと飲み物を注文すると
ライオンのぬいぐるみを渡されました
海沿いのテラスのテーブルで待っていると
パンと飲み物を運んできてもらえます
しまふうみ

ライオンのぬいぐるみが注文待ちのしるし
しまふうみ

野菜ジュースとパンが届きました
おなかがすいていたので
写真を撮る前にパンをかなり食べてしまいました
とってもおいしかったですよ
しまふうみ

青い海をバックに野菜ジュースをパチリ
しまふうみ

佐渡にお越しの際は SHIMAHŪMI でおいしいパンをどうぞ!

天気が良かったので再び素浜海岸へ行くことにしました

夏と秋のせめぎあい  

私の家のすぐそばを通る農道佐渡線を走りました
真野まで続いています
目的地は真野の大須にあるパン屋さん
農道脇には野草が多いのでその道を通ることに

稲の穂が垂れ下がり少し色づき始めているようです
稲刈りまでもう一息
大佐渡の山にかかる雲はまだ夏
夏と秋のせめぎあい
実る稲

農道わきに咲いていたツリガネニンジン(釣鐘人参)キキョウ科
ドンデンにもいっぱい咲いていた 道路わきにもいっぱい咲いている
佐渡ではいっぱい見るけれど、わが故郷では見ることが珍しくなった野草です
ツリガネニンジン

クモの巣にクズの花びらがありました
クズは秋の七草
クモの巣

センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科
花のあと、綿毛が仙人の髭のように見えるから
クレマチス(和名テッセン)に近い仲間で、花びら(じつは萼片)の数こそ違いますが
クレマチスに似た雰囲気があります
写っている葉はセンニンソウのものではなく センニンソウの葉は全縁の円い葉です
センニンソウ

野の花は野にあってこそ・・・

真野に到着し 今度は国道350号線を小木へ向けて走りました

佐渡案内 白雲台編 Part2  

妙見山周辺にはこんな花も咲いていました

ヤマトリカブト(山鳥兜)キンポウゲ科
ミスミソウやキクザキイチゲなどと同じキンポウゲ科とは思えませんね
薬草であり毒草でもあり 使いようで薬にも毒にも
ヤマトリカブト

ネジバナ(捻花)ラン科
ねじ上がるように咲くランの仲間です
マツムシソウの群落の中に一株だけ咲いていました
ネジバナ

ミヤマコゴメグサ(深山小米草)ゴマノハグサ科
米粒のような小さな白い花だから注意しないと気付かないかもしれません
コゴメグサ1

だからアップの写真も撮っておきました
コゴメグサ2

野の花は野にあってこそ・・・

佐渡案内 白雲台編  

佐渡案内 白雲台編

大佐渡スカイラインの白雲台から
妙見山のマツムシ平へ行きました
マツムシソウが咲いているのを見たくて・・・

つまり、案内したのではなく私の行きたいところへ連れて行ったというわけです

マツムシソウ(松虫草)マツムシソウ科
白雲台からマツムシ平までは小一時間
その間、マツムシソウを見ることはありませんでしたが
マツムシ平に着いた途端、マツムシソウの群生
マツムシ平の名に頷けます
この花を見ると秋になったことを実感します
広島では吾妻山の芝草原にたくさん咲いていましたが
ここでは風衝地のザレ場に逞しく咲いています
涼しくて心地よい風が吹き抜けていました
この風は撮影を悩ます風でもありますが・・・
マツムシソウ1

つぼみです
マツムシソウ2

花が終わると種を遠くへ飛ばすため花茎が伸びます
マツムシソウ3

こんな感じで群生していました
マツムシソウ4

>野の花は野にあってこそ・・・

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