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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

乙和池  

撮影日…10月23・26日

乙和池

乙和池は大佐渡スカイラインで白雲台へ向かい、
さらに上って、スカイライン最高点を過ぎ、展望駐車場を過ぎ
相川側へ下ったところに左に分かれる道を400mほど入ったところにあります。
団体の観光客が訪れることはなく、静かな佇まいです。
ここに、ブナの大木が数本あり、丁度黄葉の盛りでした。
残念なことには、その根元に落書きされた傷が痛々しく残っています。
三本に見えるこの木は根元でつながっていて、一本のブナです。
ブナ黄葉
-三役揃い踏み-



同じブナの樹を角度を変えて撮りました。
ブナ黄葉2
-粋な化粧まわし-










乙和池にカエデが影を落としているのが目に留まりました。
♪水の上にも織る錦♪と歌われるように水上の紅葉もいいものです。
もっとも、唱歌「もみじ」で謳われたのは水上に漂うとりどりの落ち葉だったようですが・・・。
いずれにしても水上の紅葉にも目を向けたいものです。
水上のもみじ
-水上の紅葉-






その樹を見上げればこんな感じです。
やはり、実像の美があってこその水上の美だったわけです。
もみじ
-空へ-











再び目を水面に移せば、
そこここに波紋が広がっては消えます。
目を凝らせば波紋を広げているのはアメンボウです。
波紋
-紅葉独り占め-





私がアメンボウが作る波紋を眺めている間に
ちらりほらりと人が訪れ、ぐるりと見渡すと満足して帰っていきます。
水の上にこんな紅葉があるとは気づかないまま・・・。

そよ風が水面を撫でていきました。
その波紋にも感嘆の声を漏らす私。
波紋2
-波紋1-



波紋3
-波紋2-




波紋4
-波紋3-



私がこの波紋にどれほど思い入れたかは、26日に再び訪れたことからもおわかりでしょう。
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紅葉山公園  

撮影日…10月22日

紅葉山公園






紅葉山公園に着いて、まず目に飛び込んできたのがこのヤマウルシ。
植栽した木も多い紅葉山公園、このヤマウルシモ植栽なのでしょうか?
昨年の紅葉の時期に3度も訪れたのに、このヤマウルシの印象がありません。
紅葉も全体的に見れば長く楽しめますが、
一本一本の樹に注目すれば、美しいときは2,3日、
早く色づくヤマウルシの紅葉の時期を逃していたのでしょう。
ヤマウルシ
-紅鮮やか-








クロモジは花と新緑の時季は注目していたけれど、
秋は黄色く色づくことは知っていても、
今年ほど意識したことはありません。
今年は春も秋も存分に楽しませてもらいました。
クロモジ
-黒文字の黄-







一口に紅葉と言っても様々な色に色づきます。
もともと葉には緑のクロロフィルと黄のカロチノイドという物質が含まれています。
クロロフィルが秋になり役目を終えて分解するとカロチノイドが残り黄色になります。
葉で作られた糖分などからアントシアニンという赤い色素を合成した葉は赤くなります。
同じ樹種でも色づき方に違いがあるのは面白いですね。
これは桜です。
それぞれの秋
-それぞれの秋-








紅葉は広義では秋に葉が色づくことまたは色づいた木すべてを表します。
狭義では、赤く色づく木を指します。
さらに狭義では、カエデの紅葉を指し
さらに、さらに狭義では、紅葉を「もみじ」と読むように、
いわゆるイロハカエデのように蛙の手の形をしたモミジの紅葉を指します。
そういう意味では、これは最も狭義の紅葉でハウチワカエデ(羽団扇楓)の紅葉です。
秋衣
- 秋 衣 -









マルバマンサクも黄と赤と両方見かけました。
どちらも可愛く黄葉(紅葉)していました。
秋のパッチワーク
-秋のパッチワーク-



赤い水玉模様
-赤い水玉模様-









最後は、これぞ紅葉山公園という写真。
好き好きですが、ちょっとわざとらしい感じがするのは私だけでしょうか。
紅葉山


杉池へ  

撮影日…10月21日


杉池へ





何の黄葉でしょうか?
赤い実がよいアクセントになっています。
白飛びするほど明るめに撮ってみました。
黄葉
-赤い実の印象-









この蔦の絡まる樹は去年も撮影したもの。
意識していた訳ではないけど、同じものに目が留まってしまうようです。
高くて青い空が水面に映り、違った印象になりました。
池畔にて
-池畔にて-

去年撮影したものは→こちら








目を池の向こう側に移せば
さっき見上げて撮影した赤い実の樹が
水面に黄葉を映していました。
水面の黄葉
-水面の黄葉-










カエデの紅葉はまだ先のよう。
このままの状態で紅葉すればきっときれいなはずです。
カエデ
-いい予感-









ムラサキシキブ(紫式部)の学名は Callicarpa japonica。
属名を表すCallicarpaは『美しい果実』の意味だそうで、
紫色の果実の美しさを紫式部に喩えた名と通じます。

よく目にするのは少しピンクがかっていて紫式部の名も霞むけれど
これぞ正真正銘の紫式部。
ムラサキシキブ
-極上の紫の上-









時代を万葉集まで遡りましょう。
もっとも数多く登場する野草は萩だそうです。
こんなきれいな黄葉を見れば、
花だけを愛でるだけではもったいない。
ヤマハギ
-光る小判-







黄葉の撮影では見上げて歩くことが多いから
足元に咲くキッコウハグマ(亀甲白熊)に気づきませんでした。
一つ見つけたら、あっちにもこっちにも
花弁の先がカールしてとってもおしゃれです。
キッコウハグマ1
草丈はせいぜい10~15㎝ほど


キッコウハグマ2
-Little girl-







帰り道も楽しい。
撮影の満足感もあるけれど
帰り道にいつもいいプレゼントが待っているから。

この日のプレゼントはシラキの紅葉。
光線の違いで、同じ道でも行きと帰りで見え方が違って、
行きでは気に留めなかったものが驚くような姿を見せてくれます。
人も同じかもしれません。一面だけ見て判断してはいけないことを教えられます。


シラキ(白木)の樹の下にもぐり込んで見上げると
秋の空を覆い隠すように色づいた葉が広がっていました。
シラキ
-白木の赤-


和木登山口から金剛山 2  

撮影日…10月20日

和木登山口から金剛山 2

-帰る道すがら-




衣替え

この道沿いには栃の大木が多くあり
葉が緑から黄色に衣替えしています。
栃の黄葉2





枯れ木の賑わい
ナラ枯れの木も目立ちます。
枯れ木に絡んだ蔦も衣替えの最中です。
枯れ木の賑わい




雨上がり

下っているうちに雨が上がり霧が昇っていきました。
濡れた紅葉もいいものです。

雨上がり







道を下っていくと、和木川に沿って走るようになります。
長靴に履き替えて川に下りてみました。

苔むす渓流1

渓流1



苔むす渓流2

渓流2



苔むす渓流3

渓流3

和木登山口から金剛山 1  

撮影日…10月20日

和木登山口から金剛山 1



午後から雨が降る天気予報に
午前中に金剛山まで往復しようと登山口へ

いろいろな実が目を楽しませてくれました。


オオナルコユリ(大鳴子百合)-ユリ科-

背丈ほどにも育ったオオナルコユリ、ぽきりと途中で折れていましたが、
逆光に透けた葉がきれいで何枚も撮影してしまいました。
オオナルコユリ






サワフタギ(沢蓋木) -ハイノキ科-

見れば見るほどこの色に魅了されます。
写真での再現が難しいので、余計写欲を誘います。
ヤマブドウとの色のコントラストがなかなかいい感じ。
サワフタギ実





ツルリンドウ(蔓竜胆) -リンドウ科-

海老茶、ワインレッド、チョコレート色、あずき色・・・
色の表現は難しい。
ツルリンドウの実はどの色に喩えようもなく美しい。
ツルリンドウ実






チゴユリ(稚児百合) -ユリ科-
チゴユリの実も何度撮影したことだろう。
通常一茎に一個の花を咲かせ、当然実をひとつ付けるが、
佐渡では2個付けたものも珍しくありません。
チゴユリ実













ヤマモミジ(山紅葉)-カエデ科-
虫食いなのでしょう、斑点が入っていて、それが面白かったので撮影しました。
この木の葉は全体的にこんな葉でした。
ヤマモミジ黄葉





ホツツジ(穂躑躅)-ツツジ科-
その1
ホツツジ紅葉


その2
こちらは杉の木から生えていました。
ホツツジ宿す杉


金剛山は強い風ですぐに退散、
雨の予感がして急ぎ足で戻りましたが、
ホツツジを撮影しているところで降り出した雨は土砂降りに、
レインウエアを着る間もなく急いで車まで戻りましたが、びしょ濡れに。

車で着替えをしていると雨は小止みになりやがて上がりました。

帰る道すがら撮影した写真は明日アップします。

白雲台・妙見山周辺の紅葉 2  

撮影日…10月19日

白雲台・妙見山周辺の紅葉 2


-旧妙見キャンプ場周辺-

妙見キャンプ場周辺も鮮やかに紅葉していました。



ヤマモミジの黄葉が青空に映えます。
ヤマモミジ2





風雪に曲がりくねった枝が良いアクセントになっています。
ヤマモミジ1










ナナカマドは葉を落とし、赤い実が目立ちます。
ナナカマド






風雪に耐えた樹の裾に紅葉をあしらってみました。
耐えてなお

















-防衛省管理道路 妙見山まで-
管理道路辺りの紅葉もきれいだったので、電話して通行の許可を取りゲートから入りました。


管理道路から見た妙見山腹の紅葉を三枚続けてどうぞ
妙見山紅葉1



妙見山紅葉2



妙見山紅葉3











このあたりのブナはすっかり葉を落とし
晩秋の雰囲気が漂い、
針葉樹とのコントラストが絶妙です。
晩秋のブナ林










山腹の黄葉にナナカマドの実が映えます。
ナナカマド2










-おしん林周辺-

マツムシ平から妙見山を経ておしn林を下りました。


おしん林のブナは黄葉の見ごろでした。
おしん林





ブナ黄葉

近頃はこんな色の黄葉に魅力を感じます。
ブナ黄葉







林床のイワカガミは青々としています。
イワカガミも日当たりのよいところではきれいに紅葉しますが
林床のものは緑のまま冬越しします。
おしん林の林床


白雲台・妙見山周辺の紅葉 おわり








白雲台・妙見山周辺の紅葉 1  

撮影日…10月19日

白雲台・妙見山周辺の紅葉 1



-白雲台までの道すがら-
白雲台までの道路脇でヤマウルシが見事に紅葉していました。


なんと美しいグラデーション

ヤマウルシ


近寄りがたいほど美しい
実際近寄り過ぎてはいけませんよ。
ヤマウルシ2







マユミ(真弓)-ニシキギ科-

よくしなう枝で弓を作ったことから真弓の名が付けられたらしい。
実が弾けて中から赤い種が覗いています。
道路脇にもたくさんありました。
マユミ












-白雲台付近-

白雲台の駐車場に車を停め付近を散策しました。

上を見ても下を見ても美しい紅葉で
今が盛りと言った感じでした。



ヤマモミジの黄葉

ヤマモミジ黄葉








ハウチワカエデの紅葉

ヤマモミジ紅葉











華やぐ林床

ハウチワカエデの紅葉
華やぐ林床








ハウチワカエデとクロモジの黄葉

ハウチワカエデとクロモジ









ホツツジの紅葉とクロモジの黄葉

ホツツジとクロモジ



つづく

輝くチカラシバの中で  

撮影日…10月19日

輝くチカラシバの中で



朝露を纏ったチカラシバが朝日に輝く情景にすっかり魅せられてしまった私は
まるで恋人に逢いに行くように、またここに来てしまった。



ところが、この美しい光景も喜んでばかりはいられないのです。
かつて、たくさんの牛が放牧され、チカラシバがこんなに育つことはありませんでした。 
つまり、これは放牧地の荒れた状態なのですから。
チカラシバ




紅葉したアメリカセンダングサと絡めてみました。
アメリカセンダングサ




キンエノコロの金とチカラシバの銀

キンエノコロ




伸び放題のノイバラもこんなにフォトジェニック。
ノイバラ 

今年はこれで見納めかも?
来秋までのお別れです。

石花登山口からドンデンへ 2  

撮影日…10月15日


石花登山口からドンデン 2

-石花越分岐からドンデン山荘-


分岐に出るとぱっと視界が開けます。

来た道を振り返れば・・・
石花分岐付近の紅葉3

右(金北方面)を見れば・・・
石花分岐付近の紅葉1

左(マトネ方面)を見れば・・・
石花分岐付近の紅葉2



分岐点で昼食をとりマトネへ


マトネ付近から見た紅葉
マトネ付近より1


マトネ付近から山麓を見下ろすと・・・
マトネ付近より2



マトネがこのコースの最高点(937.5m)
ここからアオネバ十字路まで一気の下りは、疲れた足に堪えます。
下りは撮影をやめて歩きに専念。


アオネバ十字路から縦走路入口までは緩やかな登り。

草木の実が目を楽しませてくれます。


サワフタギの実は何度見てもきれいです。
サワフタギ


シオデの実

シオデ





縦走路入口からドンデン山荘までは車道歩き。
この車道歩きも足に堪えます。

最後はブナの黄葉

ブナ



18日のトレッキング講習会の模様は佐渡トレッキング協議会のHPでご覧ください。→こちら

石花登山口からドンデンへ 1  

撮影日…10月15日

石花登山道からドンデンへ  その1 
-石花登山口から石花越分岐まで-

10月18日に佐渡トレッキング協議会の秋のトレッキング講習会の下見を兼ねて
石花登山口からドンデンまで歩いてみました。

石花コースは、メインルートとしては外海府側から唯一のコース。
島の玄関、両津から登山口まで車で一時間半ほどかかる上に
マイカーで登山口まで行けば、ドンデン方面や金北山方面に抜けることができない。
その不便さから登山者が非常に少ない。
講習会では、バスで登山口に送ってもらい下山口に迎えに来てもらえるのでうれしい。

ともあれ私は、妻に登山口まで送り届けてもらい、ドンデン山荘に迎えに来てもらいました。ありがたいこと。



登山口付近の標高は370mあまり、すでにシラキ(白木)が色づいていました。
シラキはヤマウルシなどと共に最も早く紅葉する樹木のひとつです。

シラキ(白木)-トウダイグサ科-

シラキ







石花コースはいきなり単調な登りが続き、まだ慣れてない体には結構堪えます。
沢筋の斜面ににょきにょきと立っていたのはオオウバユリ。

オオウバユリ(大姥百合)-ユリ科-

花盛りのころには、根元の葉が枯れてなくなることから、葉(歯)がない姥にたとえた名。
写真のように、実が熟すころには葉がないが、花のころには葉があるものも多い。
オオウバユリ






紅葉を愛でながら一時間ほどで平城畑に到着。
ノコンギクの群生が出迎えてくれました。
ちらほらカワラナデシコも見えました。

ノコンギク(野紺菊)-キク科-

風のせいかずいぶん丈が短い。
平城畑






平城畑を過ぎると、緩やかになります。

黒い実を付けたエゾユズリハ

エゾユズリハ(蝦夷譲葉)-トウダイグサ科-

雌雄異株なので、実を付けた株と実をつけてない株があります。
この葉は、来春新しい葉が出るとぽろぽろと落ちていきます。
その様子が、次の世代へ譲り渡すイメージの名です。
エゾユズリハ








面白い形をした木がありました。

ヒノキアスナロ -ヒノキ科-  佐渡名:アテビ

標準和名は「ヒノキアスナロ」、青森では「ヒバ」、秋田では「ツガルヒノキ」、岩手・山形では「クマサキ」
富山・石川では「ア」テと呼ばれ、佐渡ではアテビと呼び、佐渡市の木に指定されています。

江戸から明治にかけて建築用材として植林されました。
ところが、戦後の建築ブームで多くが伐採され、杉や松を植えたのでアテビは減りました。
少なくなったアテビ林を残そうと、市の木に指定して守っていく取り組みがされています。
写真のように曲がりくねったものは伐採されずに残ったのでしょう。
アテビ







追分に着くと、そこにもノコンギクが咲いていました。
ノコンギク







追分を過ぎ、ブナの森に入ると、林床のチゴユリもきれいに黄葉していました。

チゴユリ(稚児百合)-ユリ科-

チゴユリ






さらに進むと、立ち枯れた木にナメコが・・・

ナメコ(滑子)-モエギタケ科-

ナメコ







カレー川まで来れば石花越分岐まではもうひと踏ん張りです。
クロモジの黄葉が流れを覆っていました。
カレー川

カレー清水で喉を潤し、
尾根までの急登を進むと、林は次第に低木となり・・・

ホツツジ(穂躑躅)-ツツジ科-

ホツツジは紅葉と黄葉どちらも見られます。
これはきれいに紅葉した株です。
ホツツジ








やがてザレ場になると分岐まではあと少し。
キリンソウの紅葉に後押しされて登ります。

キリンソウ(黄輪草)-ベンケイソウ科-

キリンソウ


石花越分岐からドンデンまでは明日お届けします。

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