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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ミズバショウ  

ミズバショウ(水芭蕉) -サトイモ科-
撮影日 3月31日


ミズバショウの自生地のひとつ、杉池に行ってみた。
予定では、別の自生地に行くつもりでしたが、
残雪に道路をふさがれ、急きょ杉池に行くことに・・・

杉池の方は道路に残雪もなく、ひと安心。

自生地までの登りが、冬のなまった体にきつい

ミズバショウに自生地といえば、どこも訪れる人が多いが
杉池は今回も私一人きり。

公園として整備されてはいるものの
木道はなく、撮影には余計に気を遣う。



残雪を撮り込むことで、雪解けを待って咲いたことを表現してみた

ミズバショウ1




広角レンズで広く風景的に撮影

ミズバショウ2





俯瞰気味に撮影、手前に木を入れることで変化を出してみた(このような撮影でも不用意に自生地に踏み込んではならない)

ミズバショウ5






日差しにきらめく水面を入れることで春の喜びを表現してみた

ミズバショウ3




ミズバショウの花言葉は『美しい思い出』
尾瀬のミズバショウを歌った『夏の思い出』に由来するのだろうか。
白い仏炎苞はすぐに先の方から茶色になるので
美しい姿を見られるのはほんの短い間

純白の仏炎苞をアップでとらえた
動きを出すためにあえて斜めに撮影

ミズバショウ4
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エゾエンゴサク  

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索) -ケシ科-

撮影日 3月28日


延胡索は漢方薬のチョウセンエンゴサクの根茎のこと。
日本に自生するエンゴサクは、
エゾエンゴサク、ヤマエンゴサク、みちのくエンゴサク、ジロボウエンゴサク
どれも、本家ほどの薬効はないという。

広島ではもっぱらヤマエンゴサクばかりを目にしてきたが
佐渡では圧倒的にエゾエンゴサクが多く、
ヤマエンゴサクもわずかに自生している。



周りの黄色い花はネコノメソウ

エゾエンゴサク

ミヤマキケマン  

ミヤマキケマン(深山黄華鬘) -ケシ科-

撮影日 3月28日

ケマンとは、もとはインドの装身具のひとつで、
現在は仏具で、花、鳥、天女などを金、銀で透かし彫りにしたものらしい。
私はそれを意識して見たことがないので、
似ているのかどうか想像もつかないが、独特な佇まいは一度見たら忘れない。


ミヤマキケマン




ミヤマキケマン2

ユリワサビ  

ユリワサビ(百合山葵) -アブラナ科-

撮影日 3月22日



見た目も生育環境もワサビに似ていて、沢沿いの湿ったところに生えます。
ワサビも生えていましたが、まだ花が咲いていなかったのでユリワサビだけお届けします。
ワサビは言わずと知れた山菜ですが、ユリワサビも山菜で葉や茎をおひたしなどにして食します。


ユリワサビ





ユリワサビ2

エンレイソウ  

エンレイソウ(延齢草) -ユリ科-

撮影日 3月22日



花が咲くまで15年かかるという
それを知れば延齢草の名に合点がいく

花弁に見えるのは萼
萼も葉も3枚
特徴的な容姿は好き嫌いの分かれるところ




エンレイソウ

ヒメオドリコソウ  

ヒメオドリコソウ(姫踊子草) -シソ科-

撮影日 3月25日

帰化植物であるこの花を初めて見た時には違和感があったが
最近はすっかり日本の里山にふつうになって、溶け込んでいる感がある

佐渡でもいたる所で見られ
家の周りにも、同じく帰化植物のオオイヌノフグリやオランダミミナグサなどと共に
特徴的な花茎をいくつも伸ばしている

そこに春の雪
さぞかし寒かったことだろうが
春の雪は儚くて、撮影中もどんどん融けていき
撮影が終わるころにはすっかり融けていた



ヒメオドリコソウ

スギナ  

スギナ(杉菜) -トクサ科-

撮影日 3月25日
一般的にはツクシ(土筆)と呼ばれるが、植物名はスギナで、ツクシはスギナの胞子茎





朝、目を覚ますと窓から射す日がやけに明るい
寝坊したかと思ったが、窓を開けて納得。
一面の雪景色

どこかへ撮影に行こうかと思ったが
昨日、ノーマルタイヤに履き替えたばかり

カメラを携えて近所を歩いてみることに・・・

雪の間から覗くたくさんのツクシを見つけた




スギナ





スギナ2

オウレン  

オウレン(黄蓮) -キンポウゲ科-
 別名:キクバオウレン

撮影 3月22日

オウレンもキンポウゲ科
早春に咲く花にキンポウゲ科のものが多い
その中でもオウレンは早く咲く
黄連は生薬で、根茎の内部が鮮やかな黄色だという
名前の由来もそこから
別名のキクバオウレンは葉が菊の葉に似ていることから

広島ではセリの葉に似たセリバオウレンをよく目にした








オウレン





オウレン3

アズマイチゲ  

アズマイチゲ(東一花) -キンポウゲ科-

撮影日 3月22日

今日はどこに行こうかと思案して
とある登山口へ向かった
予想は的中どころか
登山口へ向かうまでにそこここにフクジュソウ、キクザキイチルンソウ、
アズマイチゲ、オオミスミソウが咲いていて、
ニリンソウ、キバナノアマナ、エゾエンゴサク、エンレイソウなどが
今まさに咲き始めたところだった。
昼過ぎまでかかって、とうとう登山口へ着くことができないほどだった。

今日はキクザキイチリンソウに続いて同じキンポウゲ科イチリンソウ属の
アズマイチゲをお届けします。




アズマイチゲとキクザキイチリンソウは一見よく似ていて
咲いている環境も似ているので
慣れないと見分けがつかない。
ところが、一度その違いを認識すれば見紛うことはない。

その違いは
アズマイチゲは白花だけで
少しクリーム色掛かっている感じがする。
葉はキクザキイチリンソウのように細かく切れ込まず
萎れたように垂れ下がっている。
花はラッパ型に開く。

もう一つ
キクザキイチリンソウが里から尾根筋まで咲いているのに対して
アズマイチゲは、山の高いところまでは分布していない。
ある高度を超えるとアズマイチゲはとたんに見られなくなる。

そんな講釈はこれくらいにして
写真を見て、その雰囲気の違いを見てもらうのが一番いいでしょう。






アズマイチゲ(右)とキクザキイチリンソウ(左)

アズマイチゲとキクザキイチリンソウ




アズマイチゲ3





アズマイチゲ





アズマイチゲ4

キクザキイチリンソウ 青花  

キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草) -キンポウゲ科-

撮影日 3月22日



キクザキイチリンソウの群生写真です。
この写真のように佐渡では白花と青花が混在しています。
右手前が青い花です。肉眼ではもっと青く見えるのですが
日光が当たっていると写真では白っぽくなってしまいます。
左奥に白花が咲いています。
左手前の二輪はアズマイチゲです。


木々が芽吹かない、林床に日が届く間に
急いで花を咲かせ種を飛ばして、地上から姿を消してしまいます

キクザキイチリンソウ群生




アップで狙ってみました。
こちらも日が当たっているので白っぽく見えます。

キクザキイチリンソウ青4





日陰のものは見た目に近い色に見えます。
後ろの黄色いボケはフクジュソウです。

キクザキイチリンソウ青2





紫色っぽい個体です。

キクザキイチリンソウ青3





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