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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

チャルメルソウ  

チャルメルソウ -ユキノシタ科-

名前の由来は
明星チャルメラでお馴染みの(私は実物を見たことがないけれど)
小型のラッパのような形の楽器チャルメラに
果実の形が似ていることから

因みにチャルメラはオーボエと同じく
リードを震わせて鳴らす木管楽器で
ラッパは唇を震わせて鳴らす金管楽器


沢沿いなど湿った場所に自生しています


写真のように羽状に裂けた花弁が目立ちます
この花弁が落ちればチャルメラの形に見える?

チャルメルソウ2



赤っぽいもの
チャルメルソウ3



緑っぽいもの
清水の畔に咲いていたもの
湧き出した水が日光を反射して
きらきらと輝いていました
チャルメルソウ6
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オオミスミソウ  

私の好きなオオミスミソウ コレクション



つぼみも愛らしい
オオミスミソウ6




ピンクの萼片と純白の雄しべがお洒落
オオミスミソウ7




淡いピンクの萼片と濃いピンクの雄しべ こちらもいいなあ
オオミスミソウ11




咲き乱れるオオミスミソウの中で
オオミスミソウ10




萼も雄しべも紫 
オオミスミソウ8




寄り添う二人
オオミスミソウ9




白と青の染め分け
オオミスミソウ13





スレンダーな萼片
オオミスミソウ14




襟足も美しい
オオミスミソウ15




アップも当然愛らしい
オオミスミソウ16




オオミスミソウ17

オオミスミソウ再び  

オオミスミソウ 別名:ユキワリソウ

本名がオオミスミソウでニックネームがユキワリソウといったところでしょうか
本名で呼ばれることはあまりなく、ニックネームで呼ばれることがほとんど
それだけ皆に愛されているということでしょう
愛されるのはきっといいことなのでしょうが
一昨日も自生地で盗掘の跡を見たばかり

その自生地で、滋賀ナンバーの車で来た人に出逢いました
佐渡にはもう何度も来られているそうで
聞けば、渓流釣りをされるそうだ
以前は魚がたくさんいたが、最近はめっきり少なくなったという
堰堤が増えて魚が上れなくなったのも一因だが
私たち釣り人も大きな原因だとおっしゃった
中には小さいのも根こそぎ釣り上げて持って帰る人もいるという
節度を持って楽しまないと、結局釣りができなくなってしまうのだから
釣り人もよく考えた方がいいと・・・  同感!
漁業者だって、禁漁期間を設けたり、漁獲制限、大きさ制限している
生活がかかっている人がそうしているのだから
趣味の人はそれ以上に配慮が必要だと思う

山野草も同じことが言えそうだ


人気の高いオオミスミソウ
写真を見ればなるほどと頷けるでしょう

キンポウゲ科の多くは、花びらに見えるものは萼で
花弁は退化してなくなっている
オオミスミソウも花弁に見えるものは萼片

萼片が白、ピンク、青、紫に色づき
その中間色もある
一様に色づくものから、グラデーションのもの
中には星をちりばめたように斑点が入るものもある
形も円いものから細長いもの
また、ほとんどが一重であるが、まれに八重咲きのものもある
雄しべの色にも変化がある

それらを組み合わせれば無限のバリエーションのものができるわけで
愛好家と言われる人たちの中には人工交配などして珍しいものを創り出そうと躍起になっている人もいる

敢えて言いたい
やはり、山野草は自生地に咲いてこそ美しい
自生地が自分の一番居心地のいい場所であり
その野草が持つ素顔を見せてくれるのだと思う

オオミスミソウ1



オオミスミソウ2



オオミスミソウ3



オオミスミソウ4



オオミスミソウ5

写真でも愛らしいが、自生地で肉眼で見ると比べ物にならないほど愛らしい

明日もオオミスミソウをお届けします

スプリングエフェメラル8 キバナノアマナ  

キバナノアマナ(黄花の甘菜) -ユリ科-


アマナよりさらに小さなキバナノアマナ
草原ではなく林床に咲く
アマナが群生するのに対して
キバナはぽつりぽつりと咲くから
注意深く見ないと見落としてしまう
だから、見つけた時の喜びも大きい

ひとつ見つけたら、辺りをよく見るとよい
そこにひとつ、あそこにひとつとみつかるにちがいない

キバナノアマナ




キバナノアマナ2




キバナノアマナ3

スプリングエフェメラル7 アマナ  

アマナ(甘菜) -ユリ科-

かつて佐渡は牛の放牧が盛んにおこなわれ
至る所に放牧され、そこがシバ草原になっていた
現在も放牧はされるがその数は少ない

まだ芽吹かない草原の枯草の間にいち早く花を咲かせるアマナ
ユリ科のチューリップに近い仲間で、いわば和製チューリップ

草丈10㎝にも満たないのなんと愛らしいことよ

アマナ6



アマナ1



アマナ2

スプリングエフェメラル6 アズマイチゲ  

アズマイチゲ(東一花) -キンポウゲ科-


キクザキイチリンソウによく似ていて
同じような場所に生えるので、いっしょに見かけることも珍しくありません
慣れてしまえば見間違えることはありません

キクザキイチリンソウの花は白、青、紫と多彩なのに
アズマイチゲの花は基本白色です
アズマイチゲ1



急な斜面で必死に上向きに咲いていました
撮影する私も滑り落ちないように必死でした
アズマイチゲ5



フクジュソウの群生地の中で
アズマイチゲ3




フクジュソウの黄色をぼかして
アズマイチゲ2



ピンクのアズマイチゲ  珍しい!
アズマイチゲ4

スプリングエフェメラル5  オオミスミソウ  

オオミスミソウ(大三角草) 別名:ユキワリソウ -キンポウゲ科-


こんなに多彩な色を持つ花が他にあるでしょうか?
白、ピンク、青、紫・・・
蕊の色にも変化があり
花弁の形にも変化があり
一重のものも八重のものもあり
それらの組合わせは無尽蔵
それ故に、山野草愛好家から絶大な人気があり
ユキワリソウの展示会があちこちで行われている

私も山野草をこよなく愛しているけれど
たぶん山野草愛好家とは呼ばない


余分なコメントはしません
多様な変化を楽しんでください


オオミスミソウ1




オオミスミソウ5



オオミスミソウ2




オオミスミソウ3




オオミスミソウ4

オオミスミソウはこれからも様々なタイプのものをお届けしていきたいと思います

スプリングエフェメラル4   

紹介した3種のキンポウゲ科の花のほかにも
まだまだたくさんありますが、ひとまず終わりにして
他の花を紹介します




フキ(蕗) -キク科-

フキの花がふきのとう(蕗の薹)
庭先にたくさん顔を出しています
少しだけ摘み取ってフキ味噌を作りました

庭のふきのとう
ふきのとう1




これくらい大きくなってもまだ柔らかくて食べることができます
ふきのとう2





久知八幡宮の境内で
ふきのとう3


フキは厳密な意味ではスプリング・エフェメラル
ではありません。フキノトウと呼ばれる花茎は
このあと伸びて、綿毛になり、遅れて出てくる
葉も遅くまで青々としているからです。

スプリングエフェメラル3  キクザキイチリンソウ  

キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草) 
別名:キクザキイチゲ(菊咲一花) 
-キンポウゲ科-


スプリングエフェメラルと呼ばれる花たちは
その儚さと可憐さゆえか出逢うといつも心がときめく
とりわけキンポウゲ科イチリンソウ属(Anemone)の花に強くこころが惹かれ
中でもこの花に強い思い入れがある。

広島の県北で初めて見た時の印象がつよく
なんと可憐なことと心を躍らせて撮影したことを昨日のことのように思い出す。
佐渡に来たら、当たり前のように咲いていて珍しくないのに
心のときめきは、今も初めての出逢いの感動そのまま




芽生えた時にはもう蕾を付けていて
キクザキイチリンソウ8



光を求めて開花の準備は万端
キクザキイチリンソウ6




日が射すと次第に開き
キクザキイチリンソウ4




一時間ほどでこんなに開きました
キクザキイチリンソウ3




青花もあり
こちらはいっそう可憐で
キクザキイチリンソウ7




この花の前では私はもうメロメロ
いい歳したおじさんが、何度出逢っても、初恋のように心高鳴るのはどういう訳だ
キクザキイチリンソウ2



愛しのエリーならぬ愛しのアネモネ
キクザキイチリンソウ1




この花が好きだからこの色が好きなのか
この色が好きだからこの花が好きなのか
とにかく私はこの花が好きだ
キクザキイチリンソウ4

スプリングエフェメラル2  フクジュソウ  

フクジュソウ(福寿草) -キンポウゲ科-



オウレンと並んで最も早く咲き始めるフクジュソウ
オウレンよりも花が大きく黄色の目立つ花なので
遠目からでもよく目立ちます
佐渡のすごいところは、車を運転していても
あそにある、ここにあると見つけられること
それを、誰も気に留めることなく通り過ぎること
車を停めて、心躍らせて撮影にいそしんでいるのは私くらい
何をしているのかと不審に思われることさえあるのです

もちろん、登山道では不審には思われませんが
まだ雪が多くて山に入ってはいません。



この花はパラボラアンテナのような形に花を開き
日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘うといわれています。
だから、日光が当たると開き、日が陰ると閉じます。
というわけで、くもりや雨の日は開きません。



押しつぶされた枯れ葉の様子から
そこがまだ雪が融けたばかりだということが分かります。
葉が開ききらないうちにもう花を開こうとしています。
フクジュソウ1



一枚目の写真の場所と5mほどしか離れていませんが
雪融けが少し早かったのでしょう。もうこんなに開いていました。
フクジュソウ3





1茎から花茎が枝分かれして4つも花を付けています。
フクジュソウ4





こちらは1茎に一つの花
こちらの方がフクジュソウのイメージに合っているかもしれませんね。
フクジュソウ5




逆光に透かした後ろ姿もいいものです。
フクジュソウ7





開きかけのフクジュソウのクローズアップ
フクジュソウ6

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