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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ツルニンジン  

秋に咲く蔓植物の第11弾 

ツルニンジン(蔓人参) 別名:ジイソブ(爺雀卵斑) -キキョウ科-

名の由来は蔓性で根が高麗人参に似ることから。
別名のジイソブは爺さんのそばかすの意で花の内側の模様から。

ありそうでなかなか見つからないので
それがたとえ爺さんのそばかすだろうと
見つけるとときめいてしまう。

ツルニンジン1





ツルニンジン2
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アケボノソウ  

アケボノソウ(曙草) -リンドウ科-

山の湿った場所に生えます。
花弁の先端に暗紫色の点が散りばめられ、
その内側に黄緑色の円い蜜腺が二つ並びます。
この模様をあけぼのの空に見立てた名まえです。


小さなアブもやってきて盛んに蜜を舐めていました。
アケボノソウ1





アケボノソウ2





アケボノソウ3





蜜を吸うためにアリが上ってきますが、どうしてここに蜜があることがわかるのでしょう。
アケボノソウ4

シシウド  

シシウド(獅子独活) -セリ科-

丈が2m以上になるものもあり、セリ科の植物としては最も大きくなるもののひとつです。
花は白く地味ですが、まるで花火が弾けたよう形をしています。

シシウド1





シシウド2





シシウド3

ゴマナ  

ゴマナ(胡麻菜) -キク科-

野菊のシーズンになりました。
野菊に明確な規定があるわけではありません。
野に咲くキク科の植物はたくさんありますが
タンポポやアザミ、ヤマハハコはキク科であっても誰も野菊とは思わないでしょう。

先日紹介したハンゴンソウはどうでしょう。
花を見ればキクを思わせますが、全体的な雰囲気からすると野菊ではないような感じもします。
この辺りは見解が分かれるところでしょう。

ゴマナはどうでしょう?
これぞ野菊、という感じではありませんが多くの人が野菊と思うのではないでしょうか。

1m以上の丈になり径1,5㎝ほどの小さな頭花をたくさんつけます。


ゴマナ1





ゴマナ2





ゴマナ3

ミヤマママコナ  

ミヤマママコナ(深山飯小菜) -ゴマノハグサ科-
花弁に二つ並んだふくらみが米粒のように見えることから付いた名まえ。

佐渡ではミヤマママコナは見たことありますが
ママコナはまだ見たことがありません。

イネ科の植物に寄生する半寄生植物で
どこでも見かけるわけではありませんが
ふと見かけたいくつかの場所では群生していました。

ミヤマママコナ1





ミヤマママコナ3





ミヤマママコナ2





ミヤマママコナ4

ヤマトリカブト  

ヤマトリカブト(山鳥兜) -キンポウゲ科-

トリカブトは30種ほどあり、見分けもつきにくい。
佐渡に自生するのはヤマトリカブト。
有名な毒草であり薬草でもあります。
ゲンノショウコのように素人(しろうと)が採取して乾燥し煎じて飲むことができる民間薬と違い
トリカブトの毒は強く、素人が取り扱うことは厳禁です。

塊根を乾燥させたものを附子といい、これが漢方薬や毒となります。
生薬名はブシ、毒として使う場合はブスと言います。

佐渡では、青あざのことや、長く海に浸かって唇が青紫色になることを「ぶすいろ」と言いますが、
これは、トリカブトの花の色が語源のようです。


ヤマトリカブト1





ヤマトリカブト2





ヤマトリカブト3





ヤマトリカブト4




ヤマトリカブト5

ゲンノショウコ  

ゲンノショウコ(現の証拠) -フウロソウ科-

ドクダミ、センブリと並んで、代表的な民間薬のひとつ。
優れた健胃・整腸作用を持ち、下痢、便秘、食あたり、慢性の胃腸疾患に効能があることから
『実際によく効く証拠あり=現の証拠』と名が付けられました。
イシャイラズ(医者いらず)の別名もあります。

西日本に赤花が多く、東日本に白花が多いとされ、
佐渡は白花が多く、少しピンクがかったものは見たことがありますが
赤花は見たことがありません。
広島ではほとんど赤花で、白花を見つけると嬉々として撮影していたのに
佐渡へ来ると、今度は赤花はないだろうかと探している自分がいます。

ゲンノショウコ1





ゲンノショウコ2

サクラタデ  

サクラタデ(桜蓼) -タデ科-

目立たない花が多いタデ科の植物の中では
サクラの名をもらっているとおり、淡いピンクの可愛い花が咲きます。

こちらも休耕田に群生していました。

サクラタデ1





サクラタデ2

オオイヌタデ  

オオイヌタデ(大犬蓼) -タデ科-


オオイヌタデは背丈ほどにもなる大型のタデで、写真は休耕田一面に生えていたものです。
オオイヌタデ1





白花もよく見かけます。
ここでは赤花と白花が混在していました。
オオイヌタデ2





下部にイヌタデが写っています。
オオイヌタデ3





イヌタデ  

イヌタデ(犬蓼) 別名:アカマンマ(赤飯) -タデ科-

秋はタデ科の植物のシーズンです。
あちらこちらで個性豊かなタデ科の植物たちが
あまり注目されることなく咲いています。

植物の場合、イヌが付くと「役に立たない・食用にならない」ことを
意味する場合が多く、イヌタデは食用にならないタデの意味。

イヌタデ1





赤い花を赤飯に見立ててままごと遊びに使うのでアカマンマの別名があります。
そんなままごと遊びをする子ども達をとんと見かけなくなりました。
イヌタデ2

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