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 写真だより 佐渡発 

 佐渡の野草や風景を写真で綴るブログです

木の実草の実5 ツルリンドウ  

木の実草の実5

ツルリンドウ(蔓竜胆) -リンドウ科-


リンドウに似た花が咲きますが、あまり目立たず
この植物も実の方がよく目立ちます。
チョコレート色の果皮を押さえると、
つるりと剥け白い果肉が現れます。
ツルリンドウ実1
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木の実草の実4   

木の実草の実4
クサギ(臭木) -シソ科-

植物とは長年付き合ってきたので
花や、葉、姿を見れば大体何科の植物かわかるようになりました。
しかし、クサギがシソ科のというのは想定外です。

葉に悪臭があることから付いた名まえですが、それほど強烈に臭う印象はありません。
花もきれいですが、赤い萼と紺色の実が強烈に印象に残ります。

クサギ1





クサギ2

木の実草の実3 アケビ  


木の実草の実3
アケビ(木通・山女) -アケビ科-

花より断然実の方が知名度が高い野生植物。
最近は栽培もされ、スーパーマーケットで見かけることもあります。

種の周りの白い胎座と呼ばれる部分がとても甘く
昔は山遊びする子どもの絶好のおやつでした。
子どもはこの部分を食べて捨ててしまいますが
それは如何にももったいないことです。
というのも、果皮の内部にひき肉を詰めて油で揚げたり、
刻んで味噌炒めにするとほろ苦くておいしいですよ。

長さ10㎝ほどの大きな実を付け、やがて弾けて白色の甘い胎座が露わになります。
アケビ1





弾けたものです。
アケビ2




たわわに実ったアケビ。
サルトリイバラと共に木に絡み、自らの重さで垂れ下がっていました。
食べる分だけ採って帰りました。(家から歩いて3分ほどの場所)
アケビ3


木の実草の実2 コマユミ  

木の実草の実2

コマユミ(小真弓) -ニシキギ科-

ツリバナと同じニシキギ科
ニシキギは枝に目立つ翼があり、庭木や盆栽などにされます。
ニシキギの枝に翼のないタイプをコマユミと言います。
花は、咲いていることに気づかないほど淡い緑色で小さくて目立ちませんが
弾けた実はとてもかわいくてきれいです。

コマユミ1





コマユミ2




紅葉もきれいですが、実の赤を強調して撮影したいなら
紅葉があまり進んでいない時期の方がよいでしょう。
コマユミ3

木の実草の実1 ツリバナ  

木の実草の実1

ツリバナ(吊花) -ニシキギ科-
初夏に咲く花は白くて小さく目立ちませんが、
名前の由来にもなった、吊り下がった紅い実が弾けると、とてもよく目立ちます。

ツリバナ1





ツリバナ2

サンカクイ  

サンカクイ(三角藺) —カヤツリグサ科-
名まえの由来はイ(イグサ)に似て、茎の断面が三角であることから。

写真は休耕田に生えていたもので、一面がサンカクイでした。

サンカクイ1




トンボにとっては格好の止まり場
サンカクイ2

イヌセンブリ  

イヌセンブリ(犬千振) -リンドウ科-


イヌ―と付く植物は意外に多く、ざっと挙げても「イヌムギ」、「イヌビエ」、「イヌホオズキ」、「イヌタデ」、「イヌハッカ」など・・・
イヌを取れば、麦(むぎ)、鬼灯(ほおずき)、蓼(たで)、薄荷(はっか)・・・ 
お気づきかもしれませんが、イヌの付かないものは食用など人間に有用な植物で、
イヌが付くものは、有用な植物に似ていながら「役に立たない」という意味でつけられたものが多いようです。

イヌセンブリはと言えば、胃腸薬になるセンブリに対してこちらは薬になりません。
センブリ特有の強い苦みもイヌセンブリにはありません。

ということで実際の犬とは無関係なのですが、
「犬」=「役に立たない」とは犬にとっては不愉快千万、迷惑至極、不本意この上なし。
私が誤るのもどうかと思いますが「大変申し訳ありません」


センブリを紹介したので、是非イヌセンブリも紹介したいと思っていたところ
願いが通じたのか、今日イヌセンブリに出逢うことができました。

センブリが乾いたところを好むのに対してイヌセンブリは湿った場所を好みます。
そのような場所では注意深く探してみるのですが、佐渡では出逢えていませんでした。

とある神社の参道の脇にぽつんと一株ありました。
初めセンブリかと思いましたが、イヌセンブリです。
試しに葉っぱを齧ってみましたが、苦味はありませんでした。


イヌセンブリ




花弁の付け根辺りから出る毛がセンブリより目立ちます。
イヌセンブリ2

最近、センブリも少なくなっていますが、
イヌセンブリは絶滅危惧Ⅱ類、センブリよりも希少なのです。

オオニガナ  

オオニガナ(大苦菜) -キク科-

初めてこの花を見たのは昨年のこと。
苦菜に近い仲間だろうとは思いましたが後で図鑑で調べて名前が判りました。
そして、かなり珍しい植物であることも。
湿地がどんどん減少しており、湿地に生えることが珍しさの一因かもしれません。

オオニガナ1





オオニガナ2


オヤマボクチ  

オヤマボクチ(雄山火口) -キク科-

山菜の「山ごぼう」として売られているのは本種や同じアザミ類のモリアザミの根を加工したもの。
別種に「ヤマゴボウ」の標準和名をもつ植物があり、こちらはヤマゴボウ科で食用になりません。
野菜のゴボウもアザミの仲間で、オヤマボクチの葉はゴボウの葉によく似ています。
花が咲いたゴボウは見たことありませんが、図鑑で見るとアザミの仲間であることがよくわかります。

語源は、茸毛(葉の裏に生える繊維)が火起こし時の火口(ほくち)として用いられたことから

花が重いので大抵垂れかかるように茎が傾いて咲いています。

オヤマボクチ1





オヤマボクチ2





オヤマボクチ6





オヤマボクチ3





オヤマボクチ4





オヤマボクチ5

ススキとオギ  

中秋は旧暦の8月15日で、旧暦では新月の日を一日(ついたち)として
次の新月の前日までを一か月としていた(約29日)ので15日ころが満月ということになります。
今年は10月4日でした。
中秋のころの月が最も美しいとされ、
昔からススキを飾り団子や餅を供えて月を観賞する風習がありますが
実際私はそのようなことをしたことがありませんでした。
私が週一回お手伝いしている湊のお店では
ススキと真っ赤なケイトウを束ねたものや
団子や餅、おはぎが店頭並べられました。

小学生の女の子がやって来て「ススキをください」と言って買い求めていきました。
きっとおうちの人にお遣いを頼まれたのでしょう。

こんな習慣が残っているなんてなんて素敵なことなんでしょう。


前置きが長くなりましたが、今日の花はススキです。(おまけにオギも)

ススキ(薄) -イネ科-

なかなかの風情ですね
ススキ





セイタカアワダチソウとともに
セイタカアワダチソウとススキ





オギ(荻) -イネ科-

多くの人は区別せずにススキと認識していますが
ススキとオギは別の植物です。
とても良く似ていますが、いくつかの区別点を知れば
間違えることはありません。
オギ



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