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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

登山道は花盛り  

22日から26日まで4泊5日で、二組目の来客(広島からの6名)があり
今回の来客は山歩きがメインの目的で、
滞在中唯一好天が予想された23日に山歩きをしました。

歩いたコースは・・・
姫が沢登山口~たて池の清水~神子岩~
追分~兵庫~沢口登山口~姫が沢登山口





姫が沢登山口から登る人はほとんどなく、今回も出逢う人はいませんでした。
沢筋を上るコースには、エンレイソウやスミレサイシン、ショウジョウバカマが咲き
早くもシラネアオイが咲き始めていました。
(今回はガイドのため、これらの花の写真はありません)


清らかな姫が沢の流れ
姫が沢の流れ




キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)
キクザキイチリンソウ




縦池の清水で栗ヶ沢からの道と合流し、ここで小休憩。
清水で喉を潤す歩き始めると、登山道脇はカタクリロードとなりました。
カタクリ3





斜面もカタクリ(片栗)で埋め尽くされていました。
カタクリ1





カタクリ2





10万株に一株とも言われる白花を見ることもできました。
カタクリ白花





オオミスミソウ(大三角草)もまだまだ咲いています。
オオミスミソウ




エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
エゾエンゴサク



他にも、
タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、コタチツボスミレ、ナガハシスミレ、
ヒトリシズカ、ウスバサイシン、ニリンソウ、ミズバショウ、ザゼンソウ
などに出逢うことができました。

6名のほとんどの方が日本百名山をすべて登られた方ですが
「一生分の花を見ることができた」「こんなに花の多い山を歩いたことがない」と
感嘆の声をあげられました。
そういっていただくと私もガイドをしたかいがあります。
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縦走路パトロール  

4月21日、金北山縦走路パトロールが行われました。
去年に続いて、二度目の参加となりました。


総勢20名でドンデン山荘を出発
出発




ドンデン山荘までは道路の除雪がしてありますが、その先、入川方面にはまだ道路にたくさんの雪が残っていました。




縦走路入口に到着です。
縦走路入口




周辺はご覧の通り2mほど雪に埋まっています。
縦走路入口2




アオネバ十字路付近もまだ雪があります。
アオネバ十字路





十字路からマトネまでの登りはルートを確認しながら目印のテープを付け
倒木をチェーンソーやのこぎりで切りながら前へ進みます。




マトネの先の尾根にはまだこんなに雪が残っています。
マトネの先





途中の休憩地点で、向かう金北山を望みます。
金北山を望む2




天狗の休み場で、昼食休憩。
天狗の休み場




雪は次第に増え、いよいよクライマックス、金北山直下の雪の壁に挑みます。
雪の壁へ




先発隊がアイゼンを装着し、ロープを携えて登り、上からロープをたらします。
先発隊


先発隊2




雪の壁は横から見るとこれくらい(45度くらい)ですが、見上げると垂直の雪の壁のようです。
壁の角度



後発隊がロープを頼りに、スコップでステップを付けながら登ります。
ステップをつける





白雲台へ降りる途中で見たフキノトウです。
フキノトウ


無事縦走路パトロールは終了し、一般客の縦走が可能となりました。
皆さん、けがや道迷いのないよう気を付けて縦走してください。

杉池  

最終日(18日)はそぼ降る雨に似合いそうな水芭蕉を見に杉池へ行くことにしました。



霧中にクリスマスツリーのように浮かび上がる蔦
蔦







植物を瑞々しく輝かせる水滴たち

ミヤマキケマン
キケマン



キブシ
キブシ



クロモジ
クロモジ




ヒメアオキ
ヒメアオキ




ミズバショウ
ミズバショウ3








水芭蕉はもう遅いかと思いましたが、
なんとか広島からの来客を待ってくれていました。
ミズバショウ2



ミズバショウ1



ミズバショウ4


杉池には「ひょうたん池」などいくつかの池がありますが、実際どの池が「杉池」なのか知らない人が多いようです。
「奥の院」と書いた案内板に従って奥へ行くと杉の大木があり
そこに、池とも呼べないような小さな池があり、それが「杉池」です。
小さくても、ここの水が枯れているのは見たことがありません。

そこにも少しだけ水芭蕉がありました。

風が止むのを辛抱強く待って写すと、水鏡の水芭蕉がほほ笑みを返してくれました。
ミズバショウ6





90度右回転すると、漢字の「笑」に見えませんか?・・・(笑)
水芭蕉回転

杉池だけで朝から夕方まで過ごしました。
私は何度も杉池に撮影に来ていますが
これほど長時間撮影をしたことはありません。

杉池に限らず、どこへ行っても、まだまだ撮影したい様子のSさんを見ていると
それほどまで佐渡を満喫してもらえて案内した私もうれしくなりました。

翌日(19日)始発のフェリーで帰って行かれました。


明日から次の来客があります。
ブログの更新ができないかもしれませんので悪しからず。





小木半島へ  

3日目(17日)は小木方面



新穂辺りで桜と金北山をパチリ
桜と金北山




「しまふうみ」の美味しいパンで遅い朝食をとり




智光坊の見事な彫刻を見て
智光坊



小木に着くと、田の畦や宿根木集落でスミレを撮影


田の畦のアリアケスミレ
アリアケスミレ



宿根木のテリハタチツボスミレ
テリハタチツボスミレ




撮影目的のSさんは、たらい舟には乗らなくていいと言いましたが
せっかくだからと半ば強引に乗せたら、「やっぱり、乗って良かった」と笑顔




宿根木海岸
宿根木海岸

帰りにカニを買うために赤泊の「弥吉丸」に寄ると
安さにびっくりして、広島へ送ってもらっていました。

3日目はこうして終わりました。

外海府を巡る  

Sさん来島二日目(16日)は、天気も回復したので外海府を巡ることになりました。

両津を出発し、内海府経由で二ツ亀、大野亀から外海府を相川に向けて南下しました。


まず車を停めたのは、旧内海府小学校北小浦分校
今は、北小浦ダイビングセンターになっています。
小学校跡なので学校には付き物の桜の木があります。
北小浦ダイビングセンター



二ツ亀から願集落まで海岸の遊歩道を、通常の2倍ほどの時間をかけて撮影(写真は割愛)



岩谷口の五段滝は雪解け水を集め、いつも以上の迫力でした。
五段滝




関集落を通りかかるとこいのぼりが気持ちよく泳いでいました。
こいのぼり




丁度出てきた人(上の写真の右下)に挨拶をすると
「文弥人形を見ますか?」と言われ、
もちろん即答で見たい!というと、鍵を持ってきて開けてくれました。
文弥人形の館2



文弥人形の館



関の大滝にも案内しようと言われ連れて行ってもらいました。
関の大滝


ウドを掘らしてもらったり、ワサビを見せてもらったり、椎茸を採取させてもらったり
とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。聞けば、関集落のガイドをされてるとのことでした。



途中、尖閣湾で撮影し
尖閣湾




弁慶の挟み岩に差し掛かったころには随分日が傾いていました。
弁慶の挟み岩




まだ間に合うかと『無名異焼』の窯元へ
来島の記念にお茶碗を買ったSさん。



大間港を目指し再び海岸へ
大間港は夕暮れが似合います。
大間港




日没まであとわずか
最後はここで日の入りを迎えようと思っていた七浦海岸へ急ぎました。
七浦海岸


こうして二日目は終了したのでした。

桜三昧  

今年最初のお客様が15日から19日の四泊五日の日程で来られました。
初日はあいにくの雨模様でしたが、今が盛りの桜は、案外雨も似合います。
写真撮影が目的なので、佐渡の桜をご案内して回りました。


到着後すぐにご案内したのは両津港のすぐ近くにある旧湊保育園

すでに散り始めていましたが、ここの桜は非常にボリュームがあるので見ごたえがあります。
赤い鳥居が良いアクセントになります。
湊保育所桜2



園庭に足を踏み入れたとたん、一面の散り花に思わず歓声を上げたSさん。雨だからこそ出逢えた光景。
湊保育所桜1





次に向かったのは清水寺(せいすいじ)
ここも雨が似合います。
苔むした石段を上がると、京都の清水寺を模した舞台がある救世殿が姿を現します。
清水寺桜




清水寺を後にして向かったのは妙宣寺。
妙宣寺ではソメイヨシノと枝垂桜の共演が見られました。
妙宣寺枝垂桜とソメイヨシノ





枝垂桜がちょうど見ごろ
妙宣寺枝垂桜1



妙宣寺枝垂桜2




手前にソメイヨシノをぼかして入れてみました。
妙宣寺枝垂桜3



多重露出でほんわかと
妙宣寺枝垂桜2




枝垂桜のピンクを背景にソメイヨシノ  part1
妙宣寺ソメイヨシノ



枝垂桜のピンクを背景にソメイヨシノ  part2
妙宣寺桜



最後は真野公園へ
ここも散り始めでしたが、きれいでした。
真野公園桜1




池の花筏が来島のお礼にこんな演出をしてくれました。
真野公園桜2

これにて、一日目終了。

ユキツバキ  

ユキツバキ(雪椿)


ヤブツバキの変種で雪の多い地方に自生します。
水芭蕉咲く杉池周辺の森はユキツバキがたくさん自生しています。
それを撮影しようと歩き回ったのですが、
蕾はあっても咲いたものは見当たりませんでした。

撮影の帰りに車で下っていると、ぽつぽつと花を付けた木がありました。
ヤブツバキより花の付きは断然少なくて
木はたくさんあっても、花を付けているものは非常に少ないです。

ヒメアオキと同じように雪の多い場所に適応して
幹は直立せずに倒れ掛かっているものが多く、丈もせいぜい2mほど。
写真ではヤブツバキとの違いは分かりにくいですが
その佇まいは如何にも雪国育ちという感じがします。

ユキツバキ1




ユキツバキ2




ユキツバキ3




ユキツバキ4


これから来島されるお客様が続くので
ブログの更新は不定期になります。
ご容赦ください。

杉池のミズバショウ  

ミズバショウ(水芭蕉)


佐渡にはミズバショウの自生地がいくつかありますが
そのうちのひとつ、杉池に行ってきました。


あと数日早ければ、見ごろだったのでしょうが
これでも十分見ごたえあります。
ミズバショウ1




群生した写真を撮るときは、漠然と撮るのではなく
主役になる花を決めて、全体の構図を決めるといいですよ。
だからといって、自生地に無闇に踏み込まないことがマナーです。
ミズバショウ2




白い部分は花弁ではなく仏炎苞と呼ばれるもの。
この先がすぐに茶色く変色してしまうので
アップで撮影するときは、全体が白いものを選ぶといいです。
ミズバショウ3




群生の写真もいいですが、こんな感じのもいいですね。
ミズバショウ4





同じ花を縦位置で写しました。
PLフィルターで水面の反射を抑え、花が浮き立つようにしました。
この写真を写すとき、ふと今人気のある芸人さんが頭に浮かびました。
ミズバショウ5


その芸人さんは『ひょっこりはん』です。

ヒメアオキの実  

ヒメアオキ(姫青木)

ヒメアオキはアオキの積雪地に適応した種で
佐渡の山にもたくさん自生しています。
この時期に見られる実は珍しく、
春の花と共に春山に彩を添えています。

アオキが2mほどになるのに対して
ヒメアオキの幹は直立せず、雪に身を任せるように
横ばいに伸びて葉の部分だけ直立します。

ヒメアオキ4




春には赤い花がほとんどないので余計目立ちます。
ヒメアオキ3

さくら、さくら Part2  

旧湊保育所の桜

湊保育所は今年3月で閉所となり、園児の姿はなくなり、
少し寂しくなりました。もともとここは若宮神社の境内で
その後、参道の鳥居と社殿との間に道路が作られ
さらにその後、保育所ができたために園庭の真ん中に
大きな鳥居があるという珍しい光景になりました。


1936年に30本ほど植えられたうちの9本が現在も残っていて
すでに老木ですが、毎年たくさんの花を咲かせてくれます。
ここの桜は佐渡の中でも一番に開花するソメイヨシノといわれ
すでに満開を迎えています
湊保育所2




昨年まではこの桜の下で多くの園児が遊んでいました。
湊保育所1





このように蜜にボリュームのある咲き方をするので、見ごたえがあります。
湊保育所4




撮影中に風が強くなり、雨も降りだしました。
湊保育所5




花嵐の天候になり、散ってしまうか心配です。
せめて週末まで楽しませてもらいたいものです。
湊保育所3

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