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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

再び白瀬へ その2  

春の花は陽気が良くないと開かないものが多いけれど
天気には関係なく開いているものもあります。
白瀬で撮影したそんな草花たちです。




エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)

フクジュソウ、オオミスミソウ、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、キクバオウレンが早春の花の先駆け
これらはすべてキンポウゲ科の花たち。それに続いてこのエゾエンゴサク、カタクリなどが続きます。
因みに、エゾエンゴサクはケシ科、カタクリはユリ科です。エゾエンゴサクは開花すると閉じることはありませんが
カタクリは雨の日や夜は閉じてしまいます。

エゾエンゴサク2



エゾエンゴサク1





エンレイソウ(延齢草)

茶色の地味な花ですが、好きな花のひとつです。

エンレイソウ1



日光に透かすと表情が一変して、得も言われぬ美しさ。

エンレイソウ2





ウスバサイシン(薄葉細辛)

エンレイソウよりさらに地味な花。二枚の葉に隠れるように咲くので
この葉をよく知らなければ、見落として通り過ぎてしまうでしょう。
撮影にはいつも苦労させられますが、とても撮りやすい場所に咲いていてくれました。

ウスバサイシン3




ウスバサイシン1



たくさん咲いているのを見かけることはあっても、
このようにうまく撮影できるものに出逢ったのは初めてです。

ウスバサイシン2




ユリワサビ(百合山葵)

ワサビと同じアブラナ科の植物。
ワサビのような辛みはありませんが
山菜として食べることはできます。

ユリワサビ1



ユリワサビ2




最後は花ではなく葉っぱの写真です。

どちらも切れ込みの入った葉ですが
左の小さめの葉がニリンソウで右の大き目で切れ込みのより深いのがヤマトリカブト。
ニリンソウは山菜図鑑にも載っている食べられる野草で
トリカブトは言わずと知れた毒草です。
野草を採取して食べるのをテレビで見ることがありますが
判らないものは採らない方がいいですね。
ニリンソウとトリカブトの葉


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再び白瀬へ  

3月29日、天候予報も思わしくなく気温も低いので
撮影には行けないだろうとのんびりしていたら
意外に天候が良くなったので、白瀬に行ってみました。


気温が10度に満たないので、日は射していても
イチゲなどは寒そうに控え目に開いていました。



キクザキイチゲ(菊咲一花)

たくさん咲いていましたが、ちょっと寒そうです。

キクザキイチゲ1






キクザキイチゲ2



いつもの場所にピンク花のキクザキイチゲがありました。
これも、寒そうに開ききっていません。
キクザキイチゲ ピンク





アズマイチゲ(東一花)

こちらも、日はたっぷり当たっているのに、開き方は控え目です。

アズマイチゲ1



アズマイチゲ2




ミヤマカタバミ(深山片喰)

この花も開くためには太陽と温度が必要です。

ミヤマカタバミ


前回来た時よりもたくさんの花が咲いていました。
明日は、日光や温度とは関係なく咲いていた花をお届けします。

加茂歌代登山道  

加茂歌代登山口付近はオオミスミソウがたくさん咲いていました。

どうぞご覧ください。


登山口にはこんな立派な道標がありますが、
一度も登山者に出逢ったことがありません。

加茂歌代登山口




登り始めるとすぐにオオミスミソウが迎えてくれました。

オオミスミソウ6




同じ株を、レンズを替えて撮影

オオミスミソウ3



時間も疲れも忘れるほどオオミスミソウが微笑みかけてくれます。

オオミスミソウ4



ここにも

オオミスミソウ2



そこにも

オオミスミソウ1



あそこにも

オオミスミソウ5





とりどりの花をアップでご覧ください。

白花(蕊も白)
オオミスミソウ花1



赤花
オオミスミソウ花2



薄紫花
オオミスミソウ花3



白花(蕊は紫)
オオミスミソウ花4



薄ピンク花
オオミスミソウ花5



紫花
オオミスミソウ花6








キクバオウレン(菊葉黄連)

図鑑的に撮影してみようと思う個体にやっと出逢うことができました。

キクバオウレン1



花のクローズアップです。

キクバオウレン2



こちらは広島県で撮影したセリバオウレン(芹葉黄連)です。
写真で違いが判るでしょうか?

セリバオウレン



加茂歌代登山口周辺  

加茂歌代登山口へ向かいました。(3月25日)
金北山への登山口ですが、トレッキングマップに記載されておらず
登山道はしっかりしているものの、ここから登る人は少ないようです。


登山口へ向かう途中に撮影した花を紹介します。



キブシ(木五倍子)

マンサク、ナニワズなどと共に、早春に咲く木の花です。

キブシ1


キブシ2




フウジュソウ(福寿草)

杉の大木の根元に咲いていました。

フクジュソウ1




キクザキイチゲ(菊咲一花)


キクザキイチゲ1


キクザキイチゲ2




タチツボスミレ(立壺菫)

咲き始めたばかりで、盛りの頃とはずいぶんイメージが違います。

タチツボスミレ




ヒメリュウキンカ(姫立金花) 別名:オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)

4年前、初めて見たときは、新種発見か?と驚きました。
調べてみると、ヨーロッパから園芸種として持ち込まれ、
各地で野生化しているようです。私は佐渡のこの場所
でしか見たことがありません。近くに民家がないので
誰かが意図的にここに植えたものではないでしょうか?

西洋リュウキンカ2


明日は、歌代登山道で撮影した花を紹介します。


雪の朝  

3月24日、目が覚めると外がやけに明るいので
窓を開けると一面銀世界になっていました。

すぐにでも撮影に行きたかったのですが、
今日は郷内清掃の日なので、そうもいきません。

作業する頃は雪も止み、日も差し始めました。
絶好の撮影チャンスですが、仕方ありません。

10時過ぎ、やっと作業は終わり急いで撮影にGO!


イメージ通りの雪中のツクシ

ツクシ1



仲良くペアで顔を出しているのが可愛い

ツクシ2




堅香子庵の裏庭のヒメオドリコソウ

昨日の写真と同じ場所なのに印象ががらりと変わります。
ヒメオドリコソウ


昼前には雪が融けてしまいました。


近所歩き  

近所歩きで撮影した写真です。(3月23日)


近くの田の畦で

ツクシ(土筆)

春ですねえ

ツクシ



水が浸み出す斜面には

ネコノメソウ(猫の目草)

ネコノメソウ




道路わきの空き地には

フキ(蕗)

フキノトウ




こちらも道路脇

エンレイソウ(延齢草)

深山に自生するとされるエンレイソウが、
海から300mほどの道路脇に自生しています。
今は慣れましたが、初めは衝撃的でした。

エンレイソウ



最後は、堅香子庵の裏庭

ヒメオドリコソウとふきのとう

フキノトウとヒメオドリコソウ


今朝起きて窓を開けると一面の銀世界。
また、近所歩きをしながら撮影しました。
その写真は、明日UPします。

苔生す渓流  

雨が降ると「あいにくの天気」と言ってしまいがちですが
雨の日だからこそ撮れる写真もあります。

こんな日は渓流が良いと思い和木川へ行ってみました。(3月21日)

佐渡一周線を石名天然杉の案内看板にしてがって左折し和木川沿いを上がります。



田の畦にツクシが…
水滴を着けて瑞々しい。

ツクシ



道路脇に早春の花がちらほら見えますが
早春の花の多くは雨の日は開きません。
キクザキイチゲもご覧の通り。

キクザキイチゲ




私が佐渡奥入瀬と呼んでいる場所に着きました。
思った通り、渓流の苔がしっとり濡れていい感じです。
深い山の中の渓流に見えますが、海から3kmほどの所です。

苔生す渓流2




苔生す渓流1




一年を通して水量が安定していなければ
岩にこれほどの苔が生えることはないでしょう。
佐渡の森の豊かな証拠です。

苔生す渓流3

杉池  

水芭蕉の様子を見に、杉池へ行ってきました。(3月19日)

ミズバショウはまだ白い仏炎苞が覗いたばかりで
数日前の霜の所為でしょうか、先がどれも茶色になっていました。


今はフクジュソウが花盛り

ひょうたん池のほとりにこんなに群生していました。

フクジュソウ2



フクジュソウ3



フクジュソウ1




峠越えの道沿いにもたくさん咲いています。

フクジュソウ5



フクジュソウ4




鷲崎  

石花登山口からの帰り、鷲崎を回って両津へ向かいました。


北鵜島の海岸

北鵜島集落を見下ろす場所までやってきました。
海岸を見ると岩に白い縁取りが見えます。
不思議なことに、縁取りが見えるのはほぼ写真に写っている範囲だけです。

北鵜島海岸1


何故この場所だけ岩に白い縁取りがあるのかはわかりません。

北鵜島海岸



そして、鷲崎へ


鷲崎付近も早春の花がたくさん見られます。


フクジュソウ(福寿草)


フクジュソウ



キクザキイチゲ(菊咲一花)

キクザキイチゲ



アズマイチゲ(東一花)

アズマイチゲ



キバナノアマナ(黄花の甘菜)

キバナノアマナ



オオミスミソウ(大三角草)

オオミスミソウ1



オオミスミソウ2



オオミスミソウ3


他にもアマナやミヤマカタバミも咲いていました。
佐渡の最北端でありながら意外に春の訪れが早いのです。





石花登山口  

石花登山口に着くと、なんと雪が積もってるではありませんか。
登山口に着く直前まで、途中の車道にはほとんど雪がなかったのに
登山口からいきなり雪道になるなんてことがあるでしょうか。

堅香子庵付近は放射冷却で霜が降りるほど晴れた夜でしたが
どうも、外海府の山沿いは雪だったようです。
佐渡が日本の縮図と言われる所以のひとつです。



雪の中のフクジュソウやオオミスミソウに出逢えるなんて思ってもいませんでした。
まさに千載一遇のチャンスとはこんなことを言うのでしょう。


フクジュソウ(福寿草)

フクジュソウ8



積雪量が適度で、翌日良く晴れ、融けてしまう前に現地に着くなど
すべての条件がそろわないと撮れない写真です。

フクジュソウ3



つぼみが

フクジュソウ9



しばらくすると少し開きました

フクジュソウ5



晴れてくれたので、雪の中でも花を開いてくれました。

フクジュソウ4



春の雪は儚いもの
撮影し初めにはこれくらい雪がありましたが・・・

フクジュソウ2




一時間後の同じ場所はこんな感じに

フクジュソウ6



雪が融けて、いっぱいに花開きました。

フクジュソウ7




オオミスミソウ(大三角草)

ユキワリソウと言われますが、実際に雪を割って咲くことはありません。
開花時期に春の雪が降ると、いかにも雪を割って咲いたような雪割草が見られますが
それは滅多にないことで、佐渡に来て6年目にして初めて撮影できました。ありがとう。

オオミスミソウ1



オオミスミソウ2




外海府側から見た金北山に別れを告げて帰路に着きました。

金北山



登山口から車で少し下った車道脇に咲いていたフキノトウに目が留まり…

フキ(蕗)

フキノトウ


相川方面から来たので、大佐渡を一周するように
鷲崎をぐるりと回って撮影しながら帰りました。
続きは明日。


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