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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

夏のユリ 1  

夏のユリ 1

コオニユリ(小鬼百合) 

コオニユリを人里から離れた場所ではほとんど見かけないのはどういうわけでしょう?
庭先に植えてあるものもよく見かけます。

この写真のように、ほとんど人の手が入ってない場所に咲いているのは珍しいと思います。
コオニユリ1


よく見れば、エチゴトラノオも咲いています。
このことからここが海岸の近くであることが分かる人はかなりの野草好き。
コオニユリ3


ご覧のように、海岸沿いの砂地の斜面に咲いていました。
コオニユリ2
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夏の外海府海岸を歩く 7  

夏の外海府海岸を歩く 7


オオアカバナ(大赤花) -アブラナ科-

いがりまさしさんの『植物検索・撮れたてドットコム』によれば

[東北から中部地方にかけて,点々と分布が知られるだけのまれな種。ユーラシア大陸には広く分布するので,水鳥の脚について種子が運ばれたのではないかという推測もある。福島,新潟県などで古くから知られていたが,石川,青森,秋田,長野県などからも自生の情報がある。現在,石川,新潟県では確認できないという。上記の推測が正しければ,今後も新たな自生地が出現する可能性も大きい。]

ということで、新潟県では確認できていなかったようですが
佐渡に分布していることは非常に貴重だと思われます。
昨年はたくさんありましたが、今年は株が減っています。
おそらく盗掘などではなく、環境の変化か何かが原因だと思われます。

湿った草原や谷間の湿地など湿った場所に生育し、
この場所は海岸沿いの道路脇、水が浸み出す山の斜面の下。
名の通り、人の背丈ほどになる大型のアカバナです。

オオアカバナ1


オオアカバナ2

夏の外海府海岸を歩く 6  

夏の外海府海岸を歩く 6



ハマナデシコ(浜撫子) -ナデシコ科- 

護岸のコンクリートの隙間にこんな具合に咲いていました。
この場所では多く見られますが、他では見たことがありません。
ハマナデシコ4


凄い群生です。
ハマナデシコ2


ハマナデシコらしい景色
ハマナデシコ1


園芸種にも引けを取らない美しさ。それもそのはず
ベニナデシコという名で栽培もされているそうです。
ハマナデシコ3

夏の外海府海岸を歩く 5  

夏の外海府海岸を歩く 5


ハマゴウ(浜栲) -シソ科- 

一見シソ科には見えないのは、木本であることが大きな理由かもしれません。
浜を這うように伸びて広がり、こんな景観を創り出します。
ハマゴウ



ハマボッス(浜払子) -サクラソウ科- 

ハマボッス、花もいいですが実もいいですね。
ハマボッス実



沖の岩礁で羽を休めるウミウ 向こうに見えるのは飯豊連峰 あの山にも行ってみたいなあ
ウミウ

夏の外海府海岸を歩く 4  

夏の外海府海岸を歩く 4


エチゴトラノオ(越後虎の尾) -ゴマノハグサ科- 

今回の海岸歩きではこの花が撮影したかったのですが
思った以上に良い状態でよかったです。

色の濃い個体と薄い個体が並んで咲いていました。
エチゴトラノオ1


北陸から東北にかけて日本海側沿岸に自生する稀少な植物です。
佐渡に移住して初めて見ることができた植物です。
エチゴトラノオ2




ツリガネニンジン(釣鐘人参) -キキョウ科- 

海岸にも大佐渡の尾根に咲く植物がいくつかあります。
イブキジャコウソウ、キリンソウ、メノマンネングサなどですが
ツリガネニンジンはさらに分布域が広く、田の畦名や土手などでも見られます。
海岸のものは花付きがいいような感じがします。
ツリガネニンジン1


カワラナデシコと一緒に
ツリガネニンジン2

夏の外海府海岸を歩く3  

夏の外海府海岸を歩く 3

カワラナデシコ(河原撫子) -ナデシコ科- 

河原に咲くことから付いた名まえですが
海岸にもよく咲いていて、浜撫子と呼んでいいほどですが、
ハマナデシコは別にあります。

カワラナデシコ3


余程居心地が良いのか、海岸のいたるところで密生していました。
カワラナデシコ2


切れ込みの入った特徴的な花。
カワラナデシコ4


白花が咲いていました。これまで白花を見た記憶がありません。
カワラナデシコ白花


カワラナデシコ白花1


いっしょに咲いている白い花はハマイブキボウフウです。
カワラナデシコ1




ハマイブキボウフウ(浜伊吹防風) -セリ科- 

ハマイブキボウフウの方を主役にして撮りました。
ハマイブキボウフウ1


撫子が良い引き立て役になっています。
ハマイブキボウフウ3


ピンクのボケでさらに引き立ち舞す。
ハマイブキボウフウ4


こんな環境に咲いています。
ハマイブキボウフウ2


さらに続きます。

夏の外海府海岸を歩く2  

夏の外海府海岸を歩く 2

ハマナス(浜茄子・浜梨) -バラ科- 

ハマナスが赤い実をたくさんつけていました。
梨の味とは違いますが、結構おいしい実です。
ハマナス実2


よく見れば、ちらほら花も残っています。
ハマナス花と実2


こんなにきれいに咲いたものもありました。
まだ蕾もあります。
ハマナス1


海岸を彩るハマナスの実
ハマナス実1

夏の外海府海岸を歩く1  

夏の外海府海岸を歩いてみました。
出逢った順番に、撮影した花を順次紹介していきます。



ナミキソウ(浪来草) -シソ科- 
6月初めにも素浜海岸で咲いていたものを紹介しましたが
ナミキソウは夏が盛り。タツナミソウ(立浪草)の仲間で、
多くが山地に自生する中で、ナミキソウだけは名まえに似合った
海岸に咲きます。花の青紫色が佐渡のきれいな海に似合います。
ナミキソウ1


ナミキソウ2





スカシユリ(透かし百合) 別名:イワユリ -ユリ科- 

5月下旬から6月上旬、佐渡の海岸を彩ったトビシマカンゾウはもう実になって
黄色い花は見られませんが、同時期に咲くスカシユリ(イワユリ)がまだ咲いていて驚きました。
スカシユリ


続きはまた明日。

杉池周辺で見た花  

杉池周辺で撮影した花


まずは、杉池に向かう途中で撮影した花から

オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草) -ラン科- 

コバノトンボソウは湿地に、オオバノトンボソウは林下に生えます。
佐渡は湿地が少ないので、コバノトンボソウは見たことがありませんが
オオバノトンボソウは見かけます。
オオバノトンボソウ1


トンボに見えますか?
オオバノトンボソウ2




エビガライチゴ(海老殻苺) -バラ科- 

撮影後ひとつ採って食べたら甘酸っぱくておいしかったですよ。
エビガライチゴ




リョウブ(令法) -リョウブ科- 

若葉は食べられ、昔は飢饉のとき、この葉で飢えをしのいだと言われています。
令法という名は、救荒植物として育て蓄えることを法で決められたという説や
花序の形を竜の尻尾に喩え、「竜尾」がなまったという説があります。
漢字は前者を当てたもののようです。
リョウブ




ホタルブクロ(蛍袋) -キキョウ科- 

雨に濡れると、こんなふうに透き通ります。
ホタルブクロ




クルマユリ(車百合) -ユリ科- 

葉が一ヶ所から放射状に出て車輪に見えることから付いた名まえ。
花が咲くと一気に存在感が増します。
3枚の写真はすべて同じ株を撮影したものです。
撮影の仕方でずいぶん雰囲気が変わるものです。
クルマユリ1


クルマユリ2


クルマユリ3




杉池に着きました。

シュロソウ(棕櫚草) -ユリ科- 

たぶんシュロソウかなと思うのですが、自信ありません。
アユロソウ1


花のクローズアップです。
シュロソウ2




ヤマニガナ(山苦菜) -キク科- 

目立たない花で写真映えしませんが撮ってみました。
ヤマニガナ




クサレダマ(草連玉) -サクラソウ科- 

杉池のちいさな湿地に咲きます。
雨の重みで倒れていました。
クサレダマ1


背が高いので少しの風にもゆらりゆらりと揺れてじっとしてくれませんでした。
クサレダマ2


雨上がりの杉池を歩いて車に戻ってくるとすぐに体を点検。
すると、やっぱりヒルが付いていました。
車を運転しているとズボンの上にも一匹
さらに、家に帰ってよく見るともう一匹
でも、血を吸われた形跡はなかったので一安心。
と、思いきや、シャワーを浴びようと服を脱ぐと、腿から血が垂れています。
やっぱりヒルの洗礼を受けてしまいました。
ズボンのポケットにはファスナーが付いていますが
それが開いていたようで、そこから侵入し、中がメッシュになっているので
吸血できたようです。そして満腹になって這い出たのでしょう。
ポケットの中を確認してもヒルの姿はありませんでした。
夏の小佐渡はヒルが多いので撮影に行くのが嫌になりますが
ヒルは痛くもかゆくもなく毒も持っていないので気味悪さを我慢すればいいので
マムシやハチよりはいい。でもやっぱり気持ちのいいものではありません。

ヤブカンゾウ  

ヤブカンゾウ(藪萱草) -ユリ科- 

初夏に咲くトビシマカンゾウは観光客を呼ぶほど有名ですが
盛夏に咲くヤブカンゾウはあまり注目されません。
その理由の一つが雄しべが花弁状になり八重咲きのように見え
それがごちゃごちゃした印象だからでしょう。


ヤブカンゾウ5



野原や田の畦、畑のほとりなど身近な場所に生えますが、
佐渡ではしばしば意図的に刈り残されているのを見ます。

田の畦で見かけたもの
おそらく刈り残していると思われます。
ヤブカンゾウ1


畑のほとりで見かけたもの
明らかに刈り残されていました。
というか、意図的に増やしていると思われます。
ヤブカンゾウ3


堅香子庵の裏の空き地に生えているもの
私が刈ったところは刈り取りましたが、すぐ隣りのここは刈り残されています。
ヤブカンゾウ4

何故、さほどきれいとも言えないヤブカンゾウが刈り残されるのでしょうか、不思議です。
刈り取った私が刈り残したヤブカンゾウを撮影するのはもっと不思議に思われるでしょうね。

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