fc2ブログ

 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

山菜採り  

山菜採りに出かけました。
山菜を採るとき、いつも思うことは
野草の盗掘を戒めるのに
同じ野草である山菜を採ることは良いのかという問い。

盗掘を戒めるのは、
確実に自然から或る種(しゅ)を
絶滅に追い込む危険性があるから。

では山菜はどうでしょう。
翌年以降、同程度の再生産が
できない状況であるなら
山菜も採取を控えるべきでしょう。

タラの芽の新芽をすべて採取してしまえば
その木は枯れてしまうといわれています。
すべて採らずに数芽残すのがマナー。
コシアブラの新芽を採取しようと
その木を切り倒して採る人がいるとも聞きます。
これはもってのほかの行為です。

カタクリはかつて、その球根から
でんぷんをとったといいます。
けれど、今はジャガイモからとっています。
名まえだけは相変わらず片栗粉でも
中味はジャガイモのでんぷんです。
今でもカタクリの葉や球根を食べる習慣が
ある地方はあります。豊富であればそれも可能です。
同じことを広島でやるとひんしゅくを買うでしょう。

ある山菜が、そこに潤沢に自生していて
同程度の再生産が可能である場合にのみ
節度を持って必要量だけ採取する
というのが私の考え方ですが、
それさえも許されないとする考え方もあるでしょう。


前置きはこれくらいにして
ともあれ私は山菜採りに出かけました。



採取した山菜は右から順に
オオウバユリ
アマドコロ
ミヤマイラクサ(アイコ)
ヤブカンゾウ(オオギナ)
ヨブスマソウ(ウドナ、ボーナ、ボンナ)
クサソテツ(コゴミ、コゴメ)
山菜
オオギナ以外は佐渡に来て初めて採取して
食べるようになった山菜です。
この他にも、佐渡に来てこれまで
フキノトウ、ツクシ、ウド、ウワバミソウ(ミズナ、ミズブキ)
タラノメ、コシアブラ、ハンゴンソウ、ワラビ、ゼンマイ
ネマガリタケ、セリ、ワサビ、アケビの芽(コノメ)などを
舌で愉しませていただきました。
山の恵みに感謝です。



山菜採りの帰り道
イワカガミがこんなに咲いているのに出くわして
あまりの早さに驚きました。
イワカガミ




新芽が逆光に美しく輝いていました。
新芽



採った山菜の一部は、下処理をして
少し広島に持ち帰りました。


ブログ最終日まであと1日
スポンサーサイト



外海府海岸  

花を撮影しながら山道を走り進んでいると
外海府の海岸に出ました。



寄せる波、岩に砕ける波は一つも同じものはなく
ずっと見ていていても飽きることはありません。
波1



スローシャッターで飛沫を少し流してみました。
波2




空の青を映して、海が一層きれいでした。
波3




大野亀の駐車場で自分で作った弁当を食べ
Uターンして、元来た道を帰りました。



帰り道、逆光に輝くキブシの花が
ことのほか美しく見えました。
キブシ2


ブログ最終日まであと2日

ミヤマとミヤマ  

ミヤマ(深山)と名の付く植物を二つ


ミヤマキケマン
ミヤマと名が付きますが、里でも見られます。

なかなか撮影しにくい花ですが
今回はまずまずの写真が撮れました。


こんなに群生していました。
ミヤマキケマン1




しばらく観察してから撮る花を決めます。
ミヤマキケマン2




さらにクローズアップで写す花を見極めます。
ミヤマキケマン3




さらにさらにクローズアップで
ミヤマキケマン4




もう少し絞り込みたかったのですが
風に絶えず揺れてできませんでした。
アップにすればするほどブレ易くなります。
これはこれでいいかも。
ミヤマキケマン5




その近くに咲いていたミヤマカタバミ。
ミヤマカタバミ


春もたけなわの感じです。


ブログ最終日まであと3日

スミレ七変化ふたたび  

与六郎桜を撮影した後、山道に入ると
スミレの大群生に出逢いました。
(4月16日)



これはナガハシスミレの大群生です。
初めてこのスミレを見た時の感動を
今も忘れません。佐渡に移住して
雪国に自生するこのスミレに毎年
逢うことができ、幸せな気分でした。
ナガハシスミレ2




別の場所にもこんなに群生していました。
状況が許せば、来春もこの天狗に逢いに
来たいと思います。(別名:天狗菫)
ナガハシスミレ1




距が長いのが大きな特徴ですが
花の上面がつぶれたような感じなのも
特徴のひとつです。
きれいに並んで咲いていました。
ナガハシスミレ3





写真では見分けがつきにくいですが
こちらはタチツボスミレです。
タチツボスミレ2




大群生の中からこの部分を切り取ってみると
観る人が回りを想像してさらに密に感じます。
タチツボスミレ4




別の場所の群生
タチツボスミレ3





最後は私の好きなほんわかした感じの写真です。
後ろのボケがオオミスミソウとナガハシスミレという贅沢さ。
タチツボスミレ1



ブログ最終日まであと4日

北小浦の桜  

佐渡の桜は4月中旬に満開になりました。
コロナウィルス感染症の影響で
花見をしている人は見かけません。
ブログ上で花見をお楽しみください。


お届けするのは、北小浦ダイビングセンターの桜です。
(4月16日撮影)
ここは、旧内海府小・中学校北小浦分校で、
つまり、かつては校庭の桜だったわけです。
背後に見える建物が旧校舎で
今は、ダイビングセンターになっています。
サクラ1





サクラ2





田の土手には、タンポポが咲いていました。
サクラ3




消防器庫も桜の花に囲まれています。
サクラ4





近くにある与六郎桜、市の天然記念物です。
サクラ5



ブログ最終日まであと5日

ニリンソウ  

ニリンソウの七変化ならぬ十変化をご覧ください。

4月15日、椿登山道で撮影したものです。



登山口付近は、佐渡でも一二を争う
ニリンソウの群生地です。
見ての通り、登山道すらわかりにくいほどです。
ニリンソウ5




密度高く咲いています。
ニリンソウ4




同じ場所でアングルを下げて、花の高さまで低くすると
このようにガラリと雰囲気が変わります。
雰囲気重視で、絞りは開き気味にしました。
ニリンソウ6





ニリンソウの萼片は通常5枚です。
(花弁に見える白い部分が萼片です)
ニリンソウ8




中には7枚、8枚あるものもあります。
ニリンソウ7




クサソテツ(コゴミ)を脇役に
ニリンソウ10






水の流れを背景にして、きらめきを玉ボケに。
ニリンソウ9




場所を移動し、もう一枚
ニリンソウ1




萼片の裏面のピンクが濃いものを見つけました。
ニリンソウ2






この日、一押しの一枚。
背景のボケ具合に神経を使って
アングルや絞りを決めています。
ニリンソウ3


ブログ最終日まであと6日

大佐渡スカイライン  

13日に大佐渡スカイラインが開通したことを知り
天気が回復した14日に行ってみました。

沿道にはカタクリがたくさん咲いていましたが
気温が低く、ほとんどの花はうつむいたまま
撮影することなく、
そのまま一気に最高点まで上ると
気温は0度近くまでに下がり、木々の枝に
霧氷が付いていました。
霧氷



里ではもうとっくにふきのとうは
呆けてしまっていますが
大佐渡スカイラインの尾根付近では、
今が見頃の大群生。
ふきのとう1




ふきのとう2




一昨年の同じ場所には雪が残っていました。
(2018年4月25日撮影)
今年の積雪が少なかったことが分かります。
フキノトウ2




雪融けするとすぐに顔を出します。
ふきのとう3





雪にできた穴を覗くとふきのとうが…
開放絞りで穴をぼかしてみると
不思議な感じに仕上がりました。
ふきのとう4





さらに穴にレンズを近づけてみると
こんな感じになりました。
ふきのとう5




土の香も携へて来し蕗の薹  稲畑汀子

少し採取し、フキ味噌にしました。
春をもう少し遅くまで味わえます。


ブログ最終日まであと7日

ミズバショウ  

私が知る佐渡のミズバショウの自生地は
小佐渡に2ヶ所、大佐渡に5か所の7か所

およその場所を知りながら、行っていない
自生地が一つ残っていました。

その自生地で撮影したミズバショウです。
ミズバショウ2




丁度見ごろでした。
ミズバショウ3





ミズバショウ4






姫が沢から歩いた日に撮影した別の場所の
ミズバショウも紹介しておきましょう。
思いのほか雪が残っていていい感じです。
この場所は歩く人が少なく、今年に限らず
ここで人に出逢ったことはありません。
ミズバショウ1


ブログ最終日まであと8日

ツクシの七変化  

姫が沢から縦池の清水、神子岩を経て
追分、兵庫、沢口登山口へと下るルートで
春の花を堪能した帰り、ツクシの大群生に
思わず車を停めて撮影することにしました。


これも七変化シリーズといたしましょう。
ツクシの七変化をご覧ください。

田の畦を埋め尽くす圧巻の土筆たち
渋谷スクランブル交差点状態です。
もっとも今、渋谷はコロナ禍で閑散で
賑やかさを取り戻すのはいつになるやら。
ツクシ




土手にもびっしり
ツクシ7




この一群から、目に留まった数本に焦点を当て
絞りを開放にして他をぼかして浮き立たせます。
ツクシ4




ここでは何故だかツクシたちが適度に間隔をとっていました。
ツクシ1




故郷、福山に流れる芦田川の土手にツクシが生えます。
毎春、それを探しながら採る人の姿を多く見かけますが、
佐渡では、ツクシは見向きもしない、食べることもしない。
佐渡滞在中の6年間、ツクシを採る人の姿を一度たりとも
見かけたことはありません。
そんなツクシを嬉しそうに撮影している人がいる。それが私。
ツクシ3




寄り添う二人
ツクシ6





三人娘
ツクシ5


ご覧の通り、陽が陰って辺りはかなり暗くなっていました。
一日中、時間の経つのも忘れて撮影に没頭していたのでした。
愉しい時間はすぐに過ぎていく。
竜宮城の浦島太郎はさぞかし愉しい時を過ごしたのでしょう。



ブログ最終日まであと9日




スミレの七変化  

今日は、姫が沢を歩いた日に撮影した
スミレの七変化をご覧ください。

先ずはオオタチツボスミレ。
名の通りタチツボスミレよりやや大振りですが
慣れなければ判断は難しいかもしれません。
不思議なもので、慣れてしまえば佇まいで
それと判るようになります。
オオタチツボスミレ3




オオタチツボスミレ1






スミレサイシン
多雪地に生える代表的なスミレ
花が先に咲いて葉が展開するので
早い時期では、花だけが咲いているように見えます。
スミレサイシン1





ナガハシスミレ
これも多雪地に生える代表的なスミレ
距が長いことから付いた名まえで
別名テングスミレ
ナガハシスミレ2




天狗の横顔はこんな感じです。
ナガハシスミレ3






ヒカゲスミレ
湿り気の多い、半日陰に生えます。
佐渡では、まだこの一ヶ所でしか
見たことがありません。
ヒカゲスミレ2




地面に伏せるように咲くので
とても撮りにくいスミレです。
ヒカゲスミレ1




『道のべに菫つみつつ鉢の子を忘れてぞ来しあはれ鉢の子』
(現代語訳:道のべに咲くすみれを摘んでいるうちに鉢の子を忘れてきてしまった、哀れなる鉢の子よ)


これは良寛の詠んだ歌です。
[鉢の子:托鉢(たくはつ)に持ち歩く鉢で、良寛が持っていたのは木製の漆をかけたもので、今も残っているそうです。]

菫を摘んでいるうちに大切な鉢の子をその場に忘れて帰ってしまった良寛さん。
どうしようと右往左往している所へ、ここにありますよと人が持ってきてくれたとか。
その無邪気さに笑ってしまいそうですが、良寛さんを笑うことはできません。
私も撮影に夢中になるあまり、レンズキャップ、アングルファインダー、果ては三脚まで
忘れたものは数知れず。そんなに夢中にさせてくれる野の花の魅力って何なのでしょうね。




ブログ最終日までのカウントダウン
ブログ最終日まで、あと10日

▲Page top