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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

アーカイブ5 青砂ヶ浦教会  

2020年は世界中がCOVID-19(新型コロナ感染症)に翻弄された一年でした。
来年は「翻弄された」と過去形で言えるようになることを祈り願っています。
全人類の英知と努力で乗り切らなくてはならないこの難局にありながら
世界の政治的指導者の中には、自分の身を護ることにしか関心がないと思えるような人もいます。
はたして日本はどうなのでしょう。


アーカイブ第5弾は・・・

五島列島中通島の青砂ヶ浦教会

縁あって2009年と2010年と訪れた長崎県五島列島中通島。
中通島には25の教会があり、島内では頭が島教会が2018年にユネスコの世界文化遺産として登録された『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(ながさきとあまくさちほうのせんぷくキリシタンかんれんいさん)』の長崎県と熊本県に残る12件の構成資産のひとつになっています。

青砂ヶ浦教会は申請時には含まれていたようですが、登録時点では外されました。
何れにしても、国の重要文化財でもあり貴重な建物であることに変わりはありません。
2度の中通島訪問で島内の教会のほとんどを巡りました。その当時は教会に自由に入ることができましたが
(もちろん、マナーを守り静かに見学することが前提ですが)今はほとんどの教会で事前予約がいるようです。

写真は2010年8月7日夕刻に訪れた青砂ヶ浦教会天主堂の中で撮影したものですが、
傾いた陽がステンドグラスを通して内部に射し込み幻想的な雰囲気を醸し出しているところを撮影したものです。

青砂ヶ浦教会

キリスト教信者でなくとも祈りを捧げたくなるような厳かな気持ちになりました。

あらためて、COVID-19の一刻も早い終息を願わずにはいられません。


佐渡ではお正月に神棚や鏡餅を載せたの三方(三宝)の前に袴紙を飾る習慣があります。
袴紙は半紙を切り抜いた言わば切り絵で、鶴亀や宝船など様々な図案があります。
今回、私はアマビエの袴紙を作ってみましたので、これを印刷して貼ってみてはいかかですか。
アマビエ


2021年が良い年になることを祈りつつ、2020年最後のブログを終わります。
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アーカイブ4 安東の民宿  

アーカイブ 第4弾は・・・

韓国、安東の民宿

韓国を旅したのは2009年の暮、初めての海外旅行は海外ひとり旅に慣れた友に連れていってもらった。
仁川(インチョン)から空路釜山入りし、高速バスと鉄道を乗り継いで慶州(キョンジュ)安東(アンドン)
そしてソウルに2泊の5泊6日の行程。
往復の航空機チケットのほかは現地で決める旅で、到底私一人では叶わない素敵な旅でした。

写真は3泊目、安東市の河回村(ファフェマウル)の民宿で撮影したもの。
安東駅に着いた時、その日の宿はまだ決まっていませんでした。
訪れた民俗博物館でスタッフに紹介してもらって決めた民宿です。

河回村は農村における両班(リャンバン)の伝統的な生活様式を保存している「民俗村」で、村全体が韓国の重要民俗文化財に指定されており、2010年慶州市の良洞村とともにユネスコの世界遺産に登録されました。

当時集落の中に民宿は5軒ほどあり、その中で、丁度1軒だけ空き部屋があった宿にしたわけです。
両班の家の造りは中庭を囲むように正方形の形に建屋があり、床下にはオンドルがあっていわゆる床暖房になっているわけです。
世界遺産に登録された現在では事前予約なしで民宿に泊まることは難しいかもしれません。

明け方、別の建屋にあるトイレに行こうと部屋を出て見上げると酷寒の空が囲まれた屋根の形に浮かび上がっていました。
氷点下15度でしたが、その美しさにカメラを持ち出し撮影したのです。

河回村

夕食は他の宿泊者や女将さんと一緒、注文したビールは2Lほどのペットボトル入りで開栓され半分ほどになったものでしたが
高級なホテルでは絶対に味わうことのできない素晴らしい経験でした。


アーカイブ3 グリーンラインより走島  

アーカイブ第3弾は・・・

グリーンラインから望む走島

この写真は鞆の沖合に浮かぶ走島。
グリーンラインから瀬戸内海に昇る朝日を撮影した後に撮影したもの。
鞆の浦から渡船で20分ほどで渡ることができるが、一度も渡ったことはありませんでした。
走島

それから2年後、高校の同級生が島で民宿をやっていることがわかり初めて渡ることに。
美味しい海の幸と瀬戸内の絶景が気に入り、それから何度も渡ることになったのでした。
昨年は、その同級生の依頼で一週間民宿に滞在して走島の写真撮影。
肉よりも断然魚介が好きな私は、おいしい魚料理をいただきながらの撮影で
おまけに宿泊料は免除してもらい夢のような時を過ごしたのでした。

すでにブログで紹介した写真ですが、滞在中に撮影した写真の一枚がこれです。
上の写真に写っている小さな島の向こうに見える港です。
暮れる港


お正月は彼の民宿から取り寄せた海の幸中心のおせちを家族でステイホームでいただきます。

アーカイブ2 弥高山の朝霧  

アーカイブの第2弾は・・・

2005年に岡山県弥高山から撮影した朝霧の写真です。

秋から冬にかけて冷え込んだ朝に発生する朝霧が見られることで有名な弥高山に行きました。
自分では早く着いたつもりでしたが、駐車場にはたくさんの車で、撮影場所に行くとすでに三脚がずらりと並んでいました。
元来、カメラマンの多い場所を好まない私は圧倒されて少し離れた場所に三脚を立てスタンバイ。

日の出が近づくにつれて聞こえてくるシャッター音の頻度が増し、日の出で最高潮となり、
次第にシャッター音が少なくなると、今度は三脚をたたむ音が増えていきました。

やがて絶好の撮影ポイントだった場所も三脚の数が減り、人が少なくなるのを見計らってそこへ移動しました。
それからもどんどん人は少なくなり、独り占めのような状態になりました。
そうして撮影したのがこの写真です。

弥高山の朝霧

雲海のように見えていた朝霧は、日が射して気温が上昇すると潮が引くように消えて行き、
(ほとんどのカメラマンはそれを見て撮影をやめたわけですが)
霧が薄れるにつれて木立が現れてきました。それはまるで山水画の世界で、一人興奮しながら撮影したことをよく覚えています。

もちろん私も日の出前から撮影していたのですが、200枚ほど撮影した写真の中で一番のお気に入りの写真は多くのカメラマンが去った後に撮影したこの写真だったのです。
「雲海(朝霧)から昇る朝日の写真を撮る」という固定観念を持ちすぎると型にはまった写真しか撮れないという教訓を教えてもらった写真でもあるのです。
参考までに、その時撮影した雲海と朝日の写真です。
雲海と朝日



あのときのカメラマンの多さが頭に浮かび、それ以来一度も弥高山に朝霧の撮影に行っていません。
カメラマンが多い場所を好まない私には仕方のないことですが、その結果、別の朝霧の撮影場所を開拓できるという良さもあるのです。

アーカイブ1 オヘビイチゴに付いた霜  

霜のシリーズが続いたので、過去に撮り溜めた私の写真アーカイブの中から霜の写真を紹介します。

この写真はオヘビイチゴに降りた霜。
まだフィルムで撮影したころの写真で、その美しさに興奮しながら撮影したことをよく覚えています。
これ以降、霜の写真にはまってしまった思い入れの深い写真で、
2007年に上梓した拙書『四季・野の花だより』にも掲載した写真です。
オヘビイチゴ


今回、古い写真をアーカイブという形で紹介しました。

2014年5月、佐渡移住後間もなく『写真だより 佐渡発』のタイトルで始めたこのブログも
6年間の移住を終えたことから、『写真だより 佐渡発&広島発』のタイトルで再出発しました。
佐渡移住後から始めたので、それ以前の写真は紹介できていませんでので、
過去の写真を『アーカイブ』として不定期で時々発信していこうと思いますのでお楽しみに!


追記
写真集『四季・野の花だより』があとわずかですが在庫がありますので希望の方はコメント等でお知らせください。
1000円+送料でお送りします。(住所はコメントからであれば管理者のみが閲覧できる設定でお知らせください)

霜の朝 9  

いろいろなロゼット

ロゼットは、バラの花が由来で、バラの花のような形状のものを表す言葉です。
植物の場合、地上茎が無いか極端に短く、葉が放射状に地中から直接出ている状態をロゼットと言います。
タンポポやオオバコがその代表的な例ですが、越冬の時だけそのような状態になる植物もあります。
葉を広げることで日光をたくさん浴びることができ、冷たい風にさらされずに済むという訳です。
それらのロゼットは、霜が降りることでいっそう美しいバラに変身するのです。
霜の付き方にも個性があるのでおもしろいですよ。


メマツヨイグサ(雌待宵草)-アカバナ科-
中央にあるのはスイバの葉
メマツヨイグサ3




ブタナ(豚菜)-キク科-
ブタナ




これもブタナ
ブタナ2




オニノゲシ(鬼野芥子)-キク科-
オニノゲシ




(右)オオアレチノギク(大荒地野菊)
-キク科-
(左)スミレ(菫)-スミレ科-

オオアレチノギク




(左)オヘビイチゴ(雄蛇苺)  (右)スミレ
オヘビイチゴとスミレ




コウゾリナ(顔剃菜)-キク科-
コウゾリナ


もう一枚
コウゾリナ2


さらにもう一枚
コウゾリナ3


あなたのお気に入りはどのロゼットですか?

霜の朝 8  

ヨモギの渋い紅葉に霜が降りて、ヨモギらしい葉の形が強調されました。
ヨモギ1



オオイヌノフグリの中のヨモギ
ヨモギ2




ヒメオドリコソウはハート形の葉で冬越し
ヒメオドリコソウ1



ハート探しをすると並んだハートがありました。
ヒメオドリコソウ2




スイバ
スイバ3


虫食いも粋なアクセントに
スイバ4



陽が当たったぞ! そら、急いで撮影だ。
スイバ5

霜の朝 7  

今日は木の葉に降りた霜

ナンテン(南天)-メギ科-

ナンテンの音から「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、福寿草とセットで、「災い転じて福となす」として、正月の寄せ植えなどに使われます。
霜が降りると、たちまちクリスマスバージョンに早変わり。
メリークリスマス‼️
ナンテン1


霜の縁取りがなんとも言えずいいですね。
ナンテン2




コナラ(小楢)-ブナ科-

いわゆるドングリの仲間。
コナラ1



コナラ3



虫食いの中に小さなハート形を見つけました。わかるかなあ。
コナラ2

霜の朝 6  

誰でもよく知っているシロツメクサですが、紅葉することを知る人は少ないかも。
シロツメクサ3




花も咲いていました。
シロツメクサ




アカツメクサもありました。
アカツメクサ

こんな寒い時期でも健気に咲く花に愛おしさを感じます。


ところで「愛おしい」には、「かわいい」「大切にしたい」という意味の他に「気の毒だ」「かわいそう」という意味があります。
どちらの意味でも愛おしいですね。

霜の朝 5  

オオイヌノフグリもこの時季に花が咲いているのを見かけますが、
日が射さないと開かないので、霜が降りた朝に咲くことはありません。
でも、葉に霜が降りた様子はそれだけでも十分に絵になります。
オオイヌノフグリ2




紅葉したものもありますよ。
オオイヌノフグリ1




砂糖をまぶしたようでなんだかおいしそうにも見えますね。
オオイヌノフグリ3




オヘビイチゴ(右上)ヒメオドリコソウ(左上)とともに。
オオイヌノフグリ4

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