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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

雪と氷の造形  

週末、再び冷え込んだので撮影に出かけました。
途中、路肩の温度計は-9℃を表示していました。
路面の雪の結晶がライトに照らされきらきらと輝きます。


撮影場所に着いて、雪の結晶を撮影しようと探しますがなかなか良い被写体が見つかりません。
肉眼ではきれいに見えても、雪の中の雪の結晶は写真では浮き立ちません。
枯草や木の枝に引っかかったものを探しますがこれも困難を極めます。
理想は、雪の結晶に朝日が射し込んだ瞬間。
やっとのことで見つけて撮影したのが下の写真です。
雪の結晶

結晶の形をきっちりと出すためには絞り込んで撮影しなければいけません。
そうするとシャッタースピードが遅くなって手持ちではブレてしまうので、三脚の使用が必須です。
レンズフードと被写体までの距離はわずかに5㎝ほど。
三脚の調整に集中するあまり不用意に動かして雪の結晶に触れてしまったら元も子もありません。
かと言って、慎重になるあまり時間をかけては、朝日の熱で結晶の形はくずれてしまいます。
たかが雪の結晶ですが、この一枚の撮影にかなり神経を使っています。




こちらは氷の結晶。
霜の結晶のようにも見えますが、おそらく枯れ草の茎を毛細管現象で上昇した水が凍ったものでしょう。
霜の結晶



溶けて崩れてしまうが故に余計美しく思えます。
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アーカイブ14 ヤツガシラ   

アーカイブ第14弾は ヤツガシラ


2009年、佐渡の素浜海岸を初めて訪れた時のこと。
見慣れぬ鳥がいることに気づき、静かに近づいて撮影した。
そうでなくても鳥に疎い私は、この鳥を目にしても名まえは判らなかったが、
珍しい鳥に違いないと思った。
どこかで飼育していた鳥が逃げ出したのではないかとも思った。
そう思ったのは、近づいても逃げなかったからだ。
ヤツガシラ

後で調べてみると、その鳥の名は「ヤツガシラ」。
稀に旅鳥として日本にやってくると書いてあった。
頭の冠羽が美しく、時折扇を開くように広げて見せたがその瞬間を撮影することはできなかった。
200㎜のレンズでこれだけ大きく写せるほどに近づいても逃げなかったのが不思議だ。
あと一歩、と足を踏み出した時、飛んで行ってしまった。

アーカイブ13 いもり池の水芭蕉  

アーカイブ 第13弾は いもり池の水芭蕉

2010年、三年連続の佐渡行きは、夕方、妙高山麓に着き、いもり池の駐車場でで車泊した。
翌朝早起きして、前日のうちに目を付けていた水芭蕉を撮影した。
木道の高さより低くカメラを構え、水芭蕉が白飛びしない程度にストロボを弱く効かせ
この時はまだ固定式のモニターだったのでノーファインダーで撮影した。
水芭蕉

この後、Hさんの家に泊めていただき、翌日塩沢を案内していただいた。
そのとき、塩沢出身の鈴木牧之の著した『北越雪譜』を買った覚えがある。
冒頭、雪の形と題した項の雪の結晶の図表はすごい!
35種の雪の結晶が描かれており、その精緻さに驚かされる。
北越雪譜は江戸で発売されるとたちまちベストセラーとなったらしいがそれも頷ける。
Hさんには、牧之庵の近くにあるボタニカルアートの外山さんのギャラリーに連れて行ってもらったり、、越後駒ヶ岳の小屋番をしていた米山さんに会わせていただいたり、カタクリやイワウチワが咲き乱れる坂戸山を案内していただいたりと、至れり尽くせりの越後旅となった。

2014年、私が佐渡に移住することを電話で伝えると、(私は喜んでもらえると思っていたが)
越後でないことをとても残念がられたことが強く印象に残っている。

アーカイブ12 山菜づくし  

2008年に続き、2009年も越後のHさんの家に泊めていただいた。
歩いて5分と掛からないところに温泉施設があり、ひと風呂浴びて戻ると夕食が準備されていた。
ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、木の芽、タラの芽、コシアブラ・・・山菜づくしの夕食に舌鼓を打ち、ついつい酒が進んでしまった。
山菜づくし

昨年同様、翌朝早くに出発する私におにぎりを持たせてくれた奥さん。
カーフェリーの中で感謝しつつ頬張った。

アーカイブ11 根曲りブナ  

アーカイブの第11弾は 刈羽黒姫山の根曲りブナ

2008年、初めて佐渡を訪れる前日、越後の刈羽黒姫山の登山口で一夜を明かし
翌朝早くに登った。昼過ぎのカーフェリーに間に合わせるために10時には下山した。

写真は黒姫山で撮影した根曲りブナで、降雪量の多さを物語っている。
広島県北にもブナの森はあるが、これほど湾曲したブナの樹を見たことはなかったので強く印象に残っている。
ぶな

下山すると、ほどなく一台の軽トラックがやってきた。
二人連れが登山の仕度を始めたので、私から話しかけた。
地元の人だった。
山の状況を簡単に伝え、これから佐渡に渡ると言って別れた。

ほどなく一人が戻ってきて、佐渡から帰ったら家に泊まらないかと言った。
唐突な提案に戸惑い、曖昧な返事をして電話番号だけ聞いておいた。

そして私は佐渡滞在後、電話をして十日町市のHさんの家に泊めていただいた。
2009,10年も佐渡に渡ったが、どちらもHさんの家に泊めていただいた。

刈羽黒姫山が特別の山になった。

鯉が窪湿原 4  

池にせり出した枝 1
A



池にせり出した枝 2
B



池面の影 1
一本のススキがアクセント
C



池面の影 2
D




レンゲツツジの冬芽
F




池面の影 1
H



池面の影 2
E


滞在中、他に訪れる人はなく、静寂の中にキツツキのドラミングが響いていました。
静かな鯉が窪湿原を静かに楽しんで帰りました。

帰途、蕎麦の幟が見えたので、昼食タイム。
シンプルにかけそばを注文しました。
G


鯉が窪湿原シリーズはこれで終わり。

鯉が窪湿原 3  

ヤマノイモの種子を雪面に浮き立たせてみました。
ヤマノイモ




朝日が射したばかりの湿原。
雪1




アングルを下げ、太陽を外して雪の曲線と葦の茎の直線の対比を強調しました。
雪2




霜が降りた蔓。
霜1



最後はノイバラ。
霜2


続きはまた明日!

鯉が窪湿原 2  

遊歩道に入るとしばらく林の中を歩きます。


池に張り出した樹がありました。
足元に葦をあしらって構図を決めました。
樹1



樹の右下に回り込むと、梢から朝日が射し込むのが見えたので、それをアクセントにしました。
樹2



雪を抱く樹が折り重なる場所で、ここでも太陽を入れて撮影。
樹3



少し左に寄って太陽を隠しましたが、太陽が
あった方がいいかなと思います。
樹4



♪やまものはらも わたぼうし かぶり かれき のこらず はながさく♪
樹5



もっとたくさん綿帽子を被った樹がありました。
樹6



日が射すと見る見るうち綿帽子は落ちてしまうので、急いで撮影。
樹7


続きはまた明日!

鯉が窪湿原 1  

県北で最低気温が氷点下10度近くまで冷えるという予報に、さてどこへ行こうかと考えた末、今までに何度となく訪れた鯉が窪湿原に行くことにしました。
冬に訪れるのはこれが初めて。
今回は、撮影した順番に写真を紹介したいと思います。

駐車場には10㎝ほどの雪が積もり、当然のことながら他の車はありません。
管理棟の裏から湿原の遊歩道に足を踏み入れると、なんとほとんど凍ていません。
今日は氷の写真を撮るのがメインなのに・・・

不安な気持ちで、鯉が池に着くと、
池がほぼ一面が凍り付いていました。
鯉が池

手前の面白い模様をポイントにして作画しました。




池に近づき、三脚を慎重に氷の上に立てて模様を撮りました。
氷3




今日の撮影は氷がメインなので写してみましたが、ちょっとイメージとちがっていました。
氷




氷の下の落ち葉。
贅沢を言えば、もう少し氷に透明感が欲しかったかな。
氷2



鯉が池の堤防から池を回る遊歩道に入っていきました。

続きはまた明日。

ユリカモメ  

カモメの仲間はどれもよく似ていて見分けがつきません。
図鑑とにらめっこして、ユリカモメだとわかりました。

ユリカモメ(百合鴎)たちをご覧ください。

停まっているカモメは動かないので撮りやすい。
ユリカモメ6



飛び立ったら、勘でピント合わせ
ユリカモメ4



まずまず、うまく撮れたかな。
ユリカモメ3




あっ、目が合った。
ユリカモメ7



なかなかいい瞬間をゲット。
ユリカモメ5



変則的な飛び方ではないので、追いながら連写すれば・・・
うまくいきました。
ユリカモメ1



美しき飛翔。
こうしてみると、鳥の羽根って思った以上に長いですね。
ユリカモメ2


それにしても鳥の撮影は難しい!
私には鳥を撮る十分な機材も技術も根性もないことを痛感しました。

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