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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

山居の池  

途中山越えをして、山懐にある山居の池に立ち寄りました。

うっそうと茂る木々に囲まれた山居の池は、佐渡に渡り着いた弾誓上人が山居6年に及んだ光明仏寺の近くにあり、この池に棲む龍と真更川の美しい娘「おせん」との悲恋物語が語り継がれています。
山居の池


池に沈む倒木も何故だか神秘的に見えます。
倒木


池に張り出したクロモジ
クロモジ




池の周りに咲く様々な花たち。


イワカガミ
佐渡でよく見られるオオイワカガミとは明らかに葉が小さく、花も小振りでした。
ただ、イワカガミとオオイワカガミの明確な区別は難しいようです。
イワカガミ


エンレイソウ
エンレイソウ


この花はなんでしょう?私の頭の引き出しに該当する名が見当たりません。
→ホソバノアマナだとコメントをいただきました。ありがとうございます。
?


タチツボスミレ
タチツボスミレ



ナガハシスミレ
これを見た瞬間、イメージ重視で撮ろうと思いました。
ナガハシスミレ



スミレサイシン
スミレサイシン


ニョイスミレ
ニョイスミレ



山居の池を後にし、外海府へと下っていきました。
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再び杉池へ  

Tさんと共に再び杉池へ


雪椿の花を再度お届けします。
人の背丈ほどで、ヤブツバキのように高くないのが特徴。
右記深い地方に自生するのでユキツバキの名がありますが、
佐渡では、積雪量の多い大佐渡には自生しないのが不思議。

ユキツバキ



たくさん咲いていてもよく見ればどこか傷んでいて、なかなかきれいな花がありません。
やっとベストの状態のものを見つけて、何枚も撮影した中の一枚。
ユキツバキ2




広葉樹の森を見上げると、ご覧の通り葉がまだ展開していません。
林床まで日が届くので、今のうちにと早春の花が一斉に咲くわけです。
木立



山桜と新緑もきれいでしたよ。
新緑



林床を彩る花たち


タチツボスミレ
タチツボスミレ
これはタチツボスミレでよいのでしょうか?
葉の特徴はオオタチツボスミレのような気がするし
オオタチツボスミレの距は白ですがこれは距は紫がかっています。
これがスミレの悩ましいところ。
自然交雑種もできやすいので、もしかしてムラカミタチツボスミレ?
(ムラカミタチツボスミレ=タチツボスミレとオオタチツボスミレの交雑種)


ヒトリシズカ
ヒトリシズカ1


ヒトリシズカ2



ミヤマキケマン
ミヤマキケマン


2時間ほどで撮影を切り上げ、外海府へ向かうことにしました。


白瀬川沿いを歩く  

Tさんのリクエストにより午後から渓流(白瀬川)へ行きました。
佐渡にはたくさん渓流があり、渓流の撮影には事欠きません。


18日の雨による増水で水量が多く迫力がありました。

苔生した岩が多いのも佐渡の渓流の特徴。
渓流2


岩の上を勢いよく流れ落ちる水。
『岩走る垂水の上のさわらびの萌え出る春になりにけるかも』
このような光景に出逢うといつも頭に浮かぶ短歌です。
渓流3



白瀬川に流れ込む小さな流れもこの勢い。
渓流1




こんなところにドクダミが・・・
湿った場所を好みますが、まさか水の中に生えるとは。
ドクダミの流れ




渓流沿いの森の様子です。

エンレイソウの森
エンレイソウ1



クサソテツの森
シダの森



カツラの新緑
桂2



桂1


時間はあっという間に過ぎました。

ニリンソウの大群生!  

20日は天気も回復し、今日は花が開いているだろうとFさんご夫妻は再び昨日の花たちに逢いに行かれ、
広島から同行のTさんと私はFさん夫妻とは別行動でニリンソウの群生地へ行きました。


まずは圧巻のニリンソウの群生をご覧ください。
一体何株あるというのでしょう。登山道を覆い隠すほどの見事な大群生です。
ニリンソウ群生


ニリンソウ群生2



アップで捉えるには数が多すぎてかえって戸惑いましたが、いくつか紹介します。

並びが心地よくて
ニリンソウ1


1茎に3輪咲いたもの。
サンリンソウは別種なので、私はこれをフリンソウ(不倫草)と呼んでいます。(笑)
人間界の不倫とどちらが多いかは定かではありませんが、それほど珍しいものではありません。
ニリンソウ2


スポットライトが当たった一輪を主役に
ニリンソウ3


背景に光る水面を入れて
ニリンソウ4



ニリンソウの中に咲く変わったエンレイソウを見つけました。
通常、3枚の葉の中心から花茎が一つ出て、萼片が3枚(花弁はない)なのですが
これは、葉が6枚で花茎が二本、萼片が5枚(おそらく6枚なのでしょうが5枚に見えます)。
エンレイソウ1



樹の股に咲くヒトリシズカ。
この株は毎年のように撮影していますが、なかなか納得のいく写真が撮れません。
ヒトリシズカ1



本州中部では1500m以上の高山に咲くシラネアオイが、佐渡では標高200mに満たない場所にも咲きます。
海からの直線距離はわずか3kmほど、さらに車が通る林道脇なのですから驚きです。
シラネアオイ1


エンレイソウやヒトリシズカといっしょに
シラネアオイ2


昼過ぎに撮影を終え、別の場所へ行くことにしました。

帰り道、アケビの花も見ごろでしたが、風に揺れて撮影に一苦労。
あけび


続きはまた明日。

Fさん夫妻、Tさんと撮っておきのコースを歩く  

18日、愛知県のFさんが8時半着のフェリーで来島する予定でしたが、
夜半過ぎからの嵐でフェリーは欠航。
ところが、朝7時前に「今、あいぽーと(道の駅)にいます」とLINEが入り、
昨夜の最終便で佐渡に渡ったとのこと。
暴風雨で撮影に行くこともできず、一日お話をしました。
随分前からFさんのホームページやブログを拝見していて
私が佐渡に滞在することを知らせたら、佐渡行き即決され、
今回の来島となった訳です。
初対面にもかかわらず、話は尽きることなく夜まで続きました。

翌日、風は残っているものの、雨が上がったので「撮っておき」のコースをご案内しました。

まず沢沿いを登ります。
姫ヶ沢


湿ったところを好むショウジョウバカマがここにも、そこにも、あそこにも
ショウジョウバカマ1


ショウジョウバカマ2


ショウジョウバカマ4



いつもの場所にシラネアオイが咲いていました。
シラネアオイ4




天候が思わしくないのでほとんどのカタクリの花は閉じたままです。
カタクリ2


ちょっとだけ開いたのがありました。
カタクリ


少し日が射し始め、やっと開いたのを見つけました。
カタクリ3





オオミスミソウもこの天候では開きそうもありません。
オオミスミソウ



最後はこの日出逢ったスミレたちを紹介します。


登山道では至る所に咲いていたスミレサイシン
スミレサイシン



苔生した岩に咲いたナガハシスミレ
ナガハシスミレ



タチツボスミレ
タチツボスミレ


オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ2



オトメスミレ
オトメスミレ


ヒカゲスミレ
ヒカゲスミレ


写真にはありませんが、ニオイスミレとニョイスミレもありました。

「スミレの同定が難しい」という私の問いかけに、「雰囲気で見分けるのが一番」とFさん。
図鑑の言葉はわかりにくく、まさにそのスミレの持つ独特の雰囲気を掴めば見分けがつくようになるというのは、その通りだと思います。
ただし、その域に達するのはかなりの熟練がいるわけで・・・

とまあ、スミレ談議にも花が咲いたわけです。

杉池に春の雨  

佐渡二日目は小雨交じりの天候で、しっとりとした雰囲気がお似合いの杉池に行きました。

ひょうたん池の畔の枝垂れ桜
うっすらと掛かった霧が雰囲気を醸し出してくれました。
枝垂桜


蔦の絡まる池畔の樹は何度も撮ったお気に入り
蔦の絡まる木


杉池一帯の広葉樹林は県指定の記念物で、雪椿の一大自生地です。
ユキツバキ1


水芭蕉は花のほとんどは先が茶色くなってほぼ終わりの状態でしたが、
奇跡的に一株だけきれいなのがありました。
ミズバショウ1


オオカメノキの花は、特徴的な葉と相まって美しい。
オオカメノキ1


雨が強くなったので撮影をやめて帰ることに・・・
帰り道、道路脇に一塊のヒトリシズカがありました。
野草写真家の端くれとしては、これを撮影しない訳にはいきません。
オオカメノキ1


杉池編 第一弾おわり。

佐渡からの便り 1日目 Part 3  

1日目 Part 3

1日目に診たその他の花を一挙にお届けします。

まずはミヤマキケマン(深山黄華鬘)
遊歩道のように歩きやすくなっていますが、私のように花を見る人のためではなく
田に水を引くための用水路を整備するために地元の人が道を作っているからです。
用水路の整備で日当たりがよくなり様々な花が咲くという訳です。
おまけに、歩きやすくて撮影もし易くて、とてもありがたい花の道です。
ミヤマキケマン1



ミヤマカタバミ(深山片喰)
こんなにみんながこっちを向いていると、撮影しない訳にはいかないでしょう。
ミヤマカタバミ1




ヒトリシズカ(一人静)も撮りごろでした。
ヒトリシズカ1




スミレサイシン(菫細辛)にもいっぱい出逢いました。
スミレサイシン1




珍しいヤマトグサ(大和草)も佐渡では当たり前に見ることができます。
少し大きな繁縷のような感じで、花は目立たず、気が付きにくい花です。
ヤマトグサ


これで、1日目は終了です。
さて、2日目は・・・

佐渡からの便り 1日目 Part 2  

1日目 Part 2

用水路の脇の斜面にニリンソウ(二輪草)が大群生していました。
ニリンソウ1



沢山のニリンソウの中で、私に微笑みかけたのはこの花。
よく見ると、2輪ではなく3輪咲いていますが、しばしば見られます。
ニリンソウ2



あまりに数が多いと、どれを撮ろうか迷ってしまって余計時間がかかってしまいました。
ニリンソウ3




こちらはエンレイソウ(延齢草)の大群落。
エンレイソウ2




少し離れた場所ですが、ワサビの大群生にも出逢いました。
ワサビ


続きはPart 3でどうぞ。

佐渡からの便り 1日目 Part1  

16日、午前8時30分着のフェリーで佐渡に入りました。
今日から順を追って佐渡からの便りを発信します。

1日目(4月16日)
佐渡に到着して最初に撮影した花はキクザキイチゲ(菊咲一花)
ドンデン方面へ車を走らせ、わずか10分ほどで出逢えました。
(画面下はエンレイソウ)
キクザキイチゲ




白花が多い中でこの一角だけ濃いブルーでした。
キクザキイチゲ1



白と青が仲良く並んだのにも出逢えました。
キクザキイチゲ2





さらに車を走らせること5分。
とある用水路の畔を歩いてみると、いろいろな花に出逢うことができました。

ショウジョウバカマ(猩々袴)

こんな感じで群生していました。
ショウジョウバカマ1


岩の隙間で窮屈そうに見えるかもしれませんが
ここがお気に入りの場所なのです。
ショウジョウバカマ2



バイケイソウの葉陰からひょっこり顔を出したショウジョウバカマ。
ショウジョウバカマ3


この続きは、また明日。


佐渡へ  

今日、佐渡へ向けて出発します。
佐渡へ新型コロナウィルスを持ち込んではいけないので
一昨日PCR検査をしました。

車で行き、出来るだけ人と接触しないよう
食事は車の中で、SA、PAではトイレだけ
佐渡に着いたら2週間ほどは野草の撮影と
借りた部屋の往復だけにしようと思っています。

出来るだけブログの更新をしたいと思いますが
行ってみないことにはどうなるかわかりません。
更新できなかったときはごめんなさい。

1ヶ月ほど滞在する予定です。

それでは行ってきます。

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