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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

個性的な花たち  

人にもそれぞれ個性があるように、花にも個性があります。
今日はそんな個性的な花たちを紹介します。


花弁が8枚のカタクリ

沢山咲いたカタクリの中に目を引く一輪がありました。
目を引いた訳がすぐに分かりました。
なんと花弁が8枚あるではありませんか。
(通常は6枚)
カタクリ




赤味の強いスミレサイシン

スミレサイシンの色変わりはすでに紹介しましたが、
赤味の強い個体を紹介します。
雪融けの遅いところなので、5月下旬になってやっと咲きました。
ピンクのスミレサイシン






すぐ近くには、赤味の強いオオタチツボスミレも見られます。
雪融けの遅さと関係あるのでしょうか?
それとも土壌が違うのでしょうか。
ピンクのオオタチツボスミレ2



通常のオオタチツボスミレがこちらです。
オオタチツボスミレ2






白が交じったスミレ
ちょっとおしゃれなスミレです。
ドンデン高原で見つけました。
スミレ




テリハタチツボスミレ
葉に光沢があるので照葉という名まえ。
宿根木で見つけたものを紹介しましたが、金北縦走路でも見つけました。
この一角に何株か有りました。
知らなければ気づくこともないでしょう。
テリハタチツボスミレ



今日紹介した花は、2日間で見つけた花たちです。
注意深く見れば、結構あるものですね。

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フデリンドウ  

フデリンドウ(筆竜胆)

春咲くリンドウ3姉妹(ハルリンドウ、フデリンドウ、コケリンドウ)のひとつ。
ドンデンの芝草原に咲いていました。雨はもちろん曇っていても咲かないし
晴れていても、日が傾き始めるとすぐに閉じてしまいます。
フデリンドウが咲いていれば雨の心配がないと言ってもいいくらいお日様好きです。
フデリンドウ1



どなたか先客が撮影されていたようで、周囲の芝が刈りこまれたように整理されていました。
あまりにも整理しすぎてしまうと、不自然な写真になってしまうし、場合によってはダメージを
与えてしまうことになるかもしれません。
フデリンドウ2

ヤマシャクヤク  

ヤマシャクヤク(山芍薬)

大佐渡スカイラインの道のすぐ脇にヤマシャクヤクがあるのを見つけました。
すでに小さな蕾を付けていて、いつ咲くだろうと心待ちにしていました。
それから、3度行ってみましたが、開花していませんでした。
そして、4度目に行ったときにはすでに花が散っていました。
なかなか開花しないのに、ひとたび開花すればすぐに散ってしまうヤマシャクヤク。

今年はもう花に出逢えないかと思っていましたが、別の場所で撮影することができました。
ヤマシャクヤク


ヒメタケシマラン  

ヒメタケシマラン(姫竹縞蘭)

2年前、あるご夫婦のトレッキングガイドをしたときに、奥様から
「これは何という花ですか?」と尋ねられ、初めてそこにあることを知ったタケシマラン。
タケシマランの仲間には、オオバタケシマラン、タケシマラン、ヒメタケシマランがあり
これはヒメタケシマランと思われます。ランと名が付いていますがラン科ではなくユリ科です。

存在を知ったので他にもないかと探してみたら、別の場所にもありました。
ヒメタケシマラン1


縦走路の杉の木の根元に数株ありました。
木漏れ日が当たって、いい雰囲気に浮かび上がってくれました。
ヒメタケシマラン2

シリーズ 佐渡のラン ノビネチドリ  

ノビネチドリ(延根千鳥)

咲き始めたばかりのノビネチドリに出逢いました。
トレッキングコースの道のほとりで他の草に紛れるように咲いていました。
ノビネチドリ

太郎坊  

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)という植物があります。
三重県伊勢地方で、子どもたちがスミレを「太郎坊」とよび、こちらを「次郎坊」と呼んで、
子どもたちが互いに、互いの植物の花の距をからませて引っ張り合いをして勝負(ゲーム)をするのです。
このことは以前から図鑑などで知っていました。

スミレもエンゴサクも花の後ろに突き出した『距』という突起があり、それが引っかかるのです。
そんな遊びを私はしたことがありませんが、先日、山で太郎坊(スミレ)がそんな状態になっているのを見つけました。

見つけた瞬間、「これだ!」と思ったわけです。
きっと風が吹いて偶然絡み合ったわけですね。
因みにこのスミレはオオタチツボスミレです。
IMG_4359.jpg


スミレつながりで、先日紹介した「スミレたち」で紹介していなかったスミレを紹介します。

シハイスミレ(紫背菫)

花や葉の様子がわかりやすい個体があったので、絞り込んで図鑑的に撮影してみました。
シハイスミレ



近くにミヤマスミレが咲いていました。
すでに紹介したスミレですが、ここのミヤマスミレはとても色が濃くて個性的だったので再度紹介します。
図鑑には花は赤紫色で花弁が細いとありますが、個性的なものがあるので、葉の形状など全体的な特徴を知っておかないと分かりません。
ミヤマスミレ


シリーズ 佐渡のラン クマガイソウ   

クマガイソウ(熊谷草)

林下に群れて咲くその独特の風貌に驚かされます。
全国的に自生地が非常に限られるランで、多くの都道府県で、レッドリストの指定を受けています。
それにもかかわらず、ネットで検索すれば、「クマガイソウの育て方」などと栽培方法を紹介するサイトがたくさんあります。
クマガイソウ1



クマガイソウが自ら選んだ場所で育つのが一番いいのです。
たとえ、庭でうまく栽培できたとしてもそれが山に帰ることはありません。
やがては消える運命です。入手方法は様々でしょうが、元を辿れば盗掘したものです。

自生地での撮影にも気を付けなければなりません。
周りの環境にできるだけダメージを与えないように配慮しなければなりません。
クマガイソウ2


クマガイソウは佐渡でも大変貴重なランの一つです。

シリーズ 佐渡のラン コケイラン  

コケイラン(小蕙蘭)

コケイランは広島でも見ることができますが、それほど多くはありません。
佐渡ではよく見かけます。山道を運転していると、あちらにもこちらにもと言った感じです。
この場所では見事に群生していました。
コケイラン3



この写真の中に20株ほどありそうです。
コケイラン4



それほど派手なランではありませんが、これほど密集して咲くと豪華です。
コケイラン5

シリーズ 佐渡のラン キンランの仲間たち  

ラン(蘭)シリーズ
今日はキンランの仲間たちをお届けします。
つまり、ラン科キンラン属の花です。


キンラン(金蘭)
黄色い花を金に喩えて金蘭。
集団で咲くことはなく、ぽつりぽつりと咲くので
見つけた時のときめきは格別です。
なんと、道路脇に咲いていたのですから驚きです。
キンラン




ギンラン(銀蘭)
金蘭があれば、当然銀蘭もあります。
白い花を銀に喩えて銀蘭。
こちらもぽつりぽつりと咲くので
思いかけず出逢った時の喜びが忘れられません。

ギンラン1




ユウシュンラン(祐舜蘭)
ユウシュンの名は植物学者工藤祐舜から
ギンランを小さく小さくしたようなラン。
丈は5~10㎝ほどで見つけるのが難しいラン。
以前撮影した場所に行って目を凝らして見ますが、すぐに見つかりません。
まだ咲いていないのかなとあきらめかけた時、他の草に埋もれるようにして咲いていました。
撮影する時も注意が必要です。不用意に踏み込めば気づかないで踏みつけてしまいかねません。
ユウシュンラン


目が慣れたのか、もう一株見つけました。
ユウシュンラン2





ササバギンラン(笹葉銀蘭)
ユウシュンランを撮影しようと向かう途中、何だか予感がして、
ハザードを点滅しながらゆっくりと車を進めていると、
ありました!ササバギンラン‼ 

動物だって植物だって、自分が棲みやすい場所に棲んでいる。
それがどんな場所かということがわかれば、出逢いの確率は格段に高くなります。
でも、まさか本当に予感通りに見つけられるとは思いませんでした。

車を運転しながら見つけるのも凄いかもしれないけれど
車から見える場所に咲いていることも凄いことだと思いませんか。
ササバギンラン1


キンランの仲間たち4種でした。

シリーズ 佐渡のラン イチヨウラン    

すでにシュンランとサルメンエビネを紹介しましたが
それ以外のランをシリーズとしてお届けします。

イチヨウラン(一葉蘭)

私はときどき
注意深く耳を澄ませていると、植物の方から「撮って!」と声をかけてくる
・・・と言いますが
この時は、本当にそうとしか思えないような発見でした。
近くを通ってもそこにあると知らなければ到底気づかないような存在でしたが
まさに、その声が聞こえて見つけることができました。
イチヨウラン

後日、信頼できるある人にその場所を細かく教えたのですが、
なかなか見つけることができなかったとおっしゃっていました。

ランは貴重な種が多いので、ランシリーズではすべて場所は書かないでおきます。

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