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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

帝釈峡  

帝釈峡で撮影したそのほかの花です。


カノツメソウ(鹿の爪草)

渓流沿いなどの湿った日陰に生えるカノツメソウ。
目立たない花ですが、佇まいには風情があります。
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ギンバイソウ(銀梅草)

遠目には白いアジサイのようですが、花は名前の通り梅の花を思わせます。
渓流沿いの湿った斜面を好みます。
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オウギカズラ(扇葛)

これも渓谷沿いの林下に自生する植物です。
数が少ないので、大切に守りたいですね。
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ナンバンハコベ(南蛮繁縷)

南蛮の名から帰化植物を思わせますが、そうではありません。
ハコベの名に小さな花をイメージしますが、径1.5cmほどあります。
こちらは日当たりのよい場所に自生します。
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この花の姿に異国情緒を感じて名付けられたのでしょう。
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ヤブラン(藪蘭)

藪に生える蘭の意味。薄暗い林下に自生しますが、
庭にも植えられ、日当たりのよい場所でも育っているのをよく見かけます。
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シデシャジン(四手沙参)

沙参はツリガネニンジンのことで、釣り鐘型の花が特徴ですが
本種は花弁が深く切れ込みカールした姿がユニークです。
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オオキツネノカミソリ  

帝釈峡を歩きました。

そこで最も多く見た花が
オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)

その七変化をご覧ください。

群生 1
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渓流脇に咲く一団を環境を取り入れて撮影
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左奥の花との距離感とぼけ具合を意識しながら撮影
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後ろの花のぼけ具合と斜めの配置を意識しながら撮影
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つぼみに囲まれるように咲く一輪を主役にして撮影
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河畔に咲く花を、水面をバックにして撮影
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美しい咲き具合のものをアップで撮影
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奥の花にピントを合わせて撮影
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七変化ではなく八変化でした。

明日は、オオキツネノカミソリ以外の花です。

竜王山  

吾妻山を後にし、竜王山へ。



フシグロセンノウ(節黒仙翁)

途中、フシグロセンノウの強烈な色に思わず車を止めました。
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竜王山登山口へ着き、いざ山頂へ
と言っても、山頂まではわずか300mほど
竜王山山頂へと誘うように咲いていたのは・・・

カワラナデシコ(河原撫子)

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すぐに山頂に到着。
どこがピークか分からないほど平坦な山頂
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山頂付近はなだらかな草原となっていて
草原を好む草花が季節ごとに咲きます。


ヨツバヒヨドリ(四つ葉鵯)

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

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ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)

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草原からキャンプ場があった場所へ下りて行く途中の林床に
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)

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キャンプ場があった場所にはひときわ背の高い
シシウド(獅子独活)

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暑くなったので9時前には撮影を切り上げました。


最後は、帰る途中に撮影した
コオニユリ(小鬼百合)

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この日の帰り道、コオニユリ、キキョウ、オミナエシなど里山の植物を見かけましたが
ほとんどが民家の庭か畑のほとりで、人が移植して植栽したと思われるもので
私の写欲はくすぐられませんでした。
上の写真が唯一、植栽ではないと思われるものでした。

夜明け前の吾妻山  

連日うだるような暑さが続くので、日中の撮影は禁物です。
ということで、早めに家を出ました。
吾妻山に着いたのは夜明け前。
ロッジが閉鎖したので駐車場に一台の車もありません。

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この時季、花は少なめですが 咲いていた花をどうぞ。


秋の七草のひとつカワラナデシコ
カワラナデシコ(河原撫子)
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原池の畔の湿地には
コバギボウシ(小葉擬宝珠)

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別の湿地には
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
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ロッジは閉鎖されましたが、草原は草刈りが行われていました。
この草原に間もなくマツムシソウやワレモコウが咲きはじめ、高原に一足先に秋がやってきます。
刈り取られて間がないので、草丈の短いノアザミが咲いていました。

ノアザミ(野薊)

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締めくくりは、咲き始めたワレモコウに留まったトンボ。
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キャンプ  

かつて、一緒にキャンプをしたり山登りをした友から、
「キャンプに行こう!」と誘いがあり、久しぶりにキャンプをしました。

大山鏡ヶ成キャンプ場は、後一張り分だけ空いているとのことで
滑り込みセーフで場所が確保できたのでした。


キャンプ場に行く前にちょっと撮影タイム


渓流のほとりの
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)

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ダイコンソウ(大根草)

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ビューポイント鍵掛峠から見た大山
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ソバナ(蕎麦菜)
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ヌマトラノオ(沼虎の尾)

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コオニユリ(小鬼百合)

後ろの山は、2度登ったことがある烏ヶ山(からすがせん)
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夕暮れの烏ヶ山
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朝食を食べて、あっという間にキャンプは終了。
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近いうちに、もっと近場でキャンプをしようということになりました。

観音滝  

『『千丈渓』も『観音滝』も訪れたのは初めてのこと。
画像は見ていたものの、どんな滝かとワクワク。
遊歩道を歩いて5分とかからぬ場所にありました。


突然目の前に現れた滝の迫力に圧倒されました。
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落差約50m、3段に分かれ、3段目が長く、岩肌に布を引くように流れる姿が秀麗です。
左下に写る私と比べてみると、さらに迫力が伝わると思います。
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島根県では『竜頭八重滝』と『壇鏡の滝』が『日本の滝百選』に選定されていますが
この滝も負ける劣らずすばらしい滝だと思います。
滝壺の脇に座り込んで見上げると、滝から舞い上がるミストを含んだ風が心地よく肌を撫でます。
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三段に分かれた上部のアップです。
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この滝は背後が空に抜けているので、
月に照らされた滝と背後に星を入れて撮影したらいいだろうなあと想像してみました。



最後は、
駐車場脇に咲いていた・・・
ヘビイチゴ(蛇苺)

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時刻は12時過ぎ、暑さに留意して撮影を切り上げました。



千丈渓 2  

千丈渓つづき


輝く苔

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遊歩道脇の岩肌の苔に日が差し、見上げると目映いほどに輝いていました。






羊歯鮮緑

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苔の中で、羊歯(シダ)も負けじと輝いていました。








渦巻く流れ

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渓流にもすっかり日が差し込んで、水しぶきが光って弾けていました。
望遠レンズで高速シャッターで切り撮れば、見覚えのある絵が浮かんできました。
その名は知らなくても、誰もが目にしたことがあるあの浮世絵です。




『神奈川沖浪裏』 葛飾北斎
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写真は1/3200秒の高速シャッターで写し止めていますが
肉眼ではこのようには見えないし、たとえ見えた(想像できた)としても
それを絵にして表現することは至難の業でしょう。
江戸時代の北斎が、それを見事にやってのけたのですから言葉もありません。






千丈渓を後にし、折角なので『観音滝』に寄ってみることにしました。
続きはまた明日。










千丈渓 1  

島根県江津市の『千丈渓』に行ってきました。
千丈渓は約4kmに渡って急流や瀑布が連続する景勝地で
国指定の名勝、県立自然公園に指定されています。


黒光りする岩

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渓流の撮影は朝早くがいい。
岩肌がしっとり濡れていて
色温度が高く、青みがかって写るから。
日が昇ると、この色は出ません。








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苔むす森

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遊歩道脇の森は苔生し、モスグリーンが目を癒やしてくれます。







目覚める渓流

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山肌に日が差すと、それまで暗く沈んでいた水面に緑が反映され、流れは目覚めの時を迎えます。
目覚めは一瞬で、水面にまで日差しが届けばこの色はたちまち失せてしまいます。
30分遅ければ写せない写真でした。








抹茶で一服

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岩の窪みの小さな水たまりも抹茶の色に大変身。
アメンボ(水馬)が浮かんで、あたかもそれを飲んでいるよう。






緑の川 1

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緑の川面を写すのは時間との勝負。
画面のすぐ上の岩にはすでに日が差して白くなっていました。
ギリギリのところで画面から外して撮影しています。







緑の川 2

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渓流に架かる橋の上から撮影しています。
低い位置からだと日差しが入ってしまいます。
もちろん主役は水面の緑ですが
手前の岩も準主役、奥の岩の並びを脇役にしました。






緑の川 3

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『緑の川 2』で脇役だった奥の岩の並びを主役にするために
望遠レンズで切り取りました。
流れの表情を出すために、シャッター速度は速めにしています。






緑の川 4

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川面に日差しが届くと、水面の緑は消えてしまいます。
もうギリギリの時刻。対岸の苔の緑とそれを映した川面の合作。


続きは、また明日。

渓流にて  

今日は、ベニシュスランやキクガラクサが自生する渓流で撮影した写真です。


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夏の太陽が水面に反射してキラキラと光っていました。
木の葉の影を主役にしてみました。
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岩に留まる落ち葉を脇役に
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空の青も反射してきれい
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こんな川に生息するのは

ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)


背景が暗い場所を選ぶと、トンボが浮き立ちます。
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このトンボは水中に潜って産卵するそうです。
ちなみに写真はどちらもオスです。

ベニシュスラン  

ベニシュスラン(紅繻子蘭)

この花を初めて撮影したのは去年の今頃。
場所を教えていただいたにもかかわらず
あまりの小ささにすぐに見つからず
再度尋ねて、やっと出逢えたので
強く印象に残っていた花です。

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撮影を終えて、歩き出そうとしたとき
近くにたくさん咲いていてびっくり
すぐ近くにあったのにどうして気づかなかったのでしょう。

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数えてみると5株13輪ありました。
昨年はこの株を見ませんでした。
ちょうど居合わせた人も昨年はなかったと言っていました。
増えることはよいことですが、
なにしろ遊歩道のすぐほとりにあるので
気が気ではありません。

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もう一つの目的の花は・・・

キクガラクサ(菊唐草)

菊を思わせる葉の形が名まえの由来でしょう。
葉はたくさんあるのに、この日見つけた花は
この一輪だけでした。
とても希少な植物のようです。

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このような貴重な植物が、
盗掘の危険と環境そのものの変化によって
窮地に追いやられています。

環境を維持することは難しい課題で
一朝一夕にできることではありませんが
盗掘はその植物に決定的なダメージを与える行為
それを理解して止(や)めれば済むことです。
貴重な植物を持ち帰って、庭や鉢に植え、やがては絶えてしまう。
その行為の何が愉しいというのでしょうか。


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