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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ノコンギクとヨメナ  

今日はノコンギクヨメナ
どちらも代表的な野菊。


ノコンギク(野紺菊)

ここはゴルフ場だった場所で、
閉鎖と同時に野草が生え始め、2年でこんな状態に・・・。
イヌタデとオオイヌタデも同じ場所で撮影したものです。
IMG_6612ノコンギク





ヨメナ(嫁菜)

ノコンギクよりも湿った場所でよく見られるようです。
よく似ていて見分けは難しい。
確実に見分けるには、冠毛の長さと葉のざらつきを見る。
ノコンギクの冠毛は長く、葉がざらつく。
ヨメナは冠毛が短く、葉がざらつかない。
さらに、
嫁さんの方がなんとなく優しい雰囲気がある。
曖昧な表現ですが、実際に見慣れてくると大体これで判別できる。

通りがかりにこんな大群生に出逢いました。
刈り取り前の色づいた稲を撮り込んで、里山の秋を表現しました。
IMG_7059ヨメナ




民家を入れると里山の雰囲気が出ますね。
IMG_7070ヨメナ




手前のヌカキビがいい脇役になっています。
IMG_6706ヨメナ

ときどき、いかにも撮影した後だと分かるように周囲がきれいに整理されているのを見かけることがあります。
野草の撮影では、あまり周囲を整理しない方が雰囲気が出ていい場合が多いですし、
周りの環境や植物にダメージを与えるような整理をしてしまったら本末転倒で台無しです。
野草は野草らしく、その場の雰囲気を撮り込むのがいいのです。



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メナモミとコメナモミとオナモミと  

今日は、メナモミコメナモミオナモミ

左の背の高いのがメナモミで右がコメナモミ
IMG_6756メナモミとコメナモミ

昨日のイヌタデやオオイヌタデ同様
積極的に撮影することは少ない、いわゆる雑草と呼ばれる植物のひとつです。

ただ、よく考えてみれば、雑草という名の植物はないわけで・・・。

多くの人が行き交う場所を雑踏(ざっとう)と言い、
名を知らぬ小さな魚を雑魚(ざこ)と呼ぶ。
どうやら人は、名を知らず無関係な存在は『雑』なものと認識するようですが、
ひとたび名を知ると、親近感がわいてきて『雑』なものと思わなくなるから不思議なもの。



メナモミ(雌菜揉)

キク科の植物ですが、お世辞にも美しいとはいえません。
おまけに、総苞片(萼のように見えるもの)が粘りついて服に付くので嫌がられる存在のいわゆる「ひっつき虫」。
IMG_6701メナモミ


この目立たぬ雑草を、しかもくっついて嫌がられる雑草を
どうにか主役にしてみたいと試行錯誤してみました。


暗い背景を選んで浮かび上がらせると存在感が出ます。
IMG_6752メナモミ




日光は当たっていませんが、逆光側から撮ると茎に生えた長い毛が浮かび上がりました。
IMG_6661メナモミ




今度は直接日が当たる場所で逆光側から写して
朝露が付いた蜘蛛の糸を浮かび上がらせて脇役にしました。
IMG_6646メナモミ






暗い背景に毛を浮き立たせ、茎や花のバランスを考えて撮影。
まずまずの写真が撮れました。
IMG_6772メナモミ







コメナモミ(小雌菜揉)

コメナモミの花(メナモミよりやや小さめ)
IMG_6765コメナモミ



メナモミの花
IMG_6758メナモミ




コメナモミの葉と茎(葉は小さく茎も細目で毛深くない)
(右上はメナモミの花)
IMG_6782コメナモミ




メナモミの葉と茎
IMG_6781メナモミ






メナモミの近縁種のオナモミも紹介しておきます。

オナモミ(巻耳)


オナモミは、メナモミのように粘り着いてくっつくのではなく
釣り針状のトゲで衣服に絡みつく「ひっつき虫」です。
誰もがくっついた経験があるのではないでしょうか。
IMG_6949オナモミ

イヌタデとオオイヌタデ  

先日オオイヌタデの白花をお届けしましたが
今日はイヌタデとオオイヌタデの赤花です。


イヌタデ(犬蓼)

『役に立たない』『食べられない』植物に、何の断りもなく『イヌ』と名が付けた。
これは、人間側の見方であって「蓼食う虫も好き好き」と言うように植物にとっては 要らぬお世話。
ままごと遊びでは赤米の役割をするので、別名「あかまんま」。ちゃんと役に立っている。
IMG_6598イヌタデ





オオイヌタデ(大犬蓼)

犬蓼に似て大きいのでオオイヌタデ。
今回は赤花のオオイヌタデです。
IMG_6584オオイヌタデ





イヌタデとオオイヌタデが一緒に生えていました。
手前がイヌタデ、奥がオオイヌタデ。
IMG_6591イヌタデとオオイヌタデ

広島県民の森6  

秋の県民の森からの花の便りの最終回


アケボノソウ(曙草)

この秋、もう何度かお届けしたアケボノソウですが
咲いているのを見かけるとついつい撮影してしまいます。

とてもフォトジェニックなものに出逢いました。
IMG_6135アケボノソウ



何度見てもお洒落な花ですね。
IMG_6121アケボノソウ





きのこ

きのこは撮影対象としてはとても絵になる素材です。
食べる楽しみもありますが、毒キノコも多いので
「君子危うきに近寄らず」の精神で、無闇に手を出さないのが賢明です。
IMG_6003きのこ





最後はこの写真
苔生した岩を写したものです。
どう見ても『心』と読めますね。
見つけたとき、これは「凄い!」と思って
カメラを向けて撮影したのですが・・・
果たしてこれは自然にできたものだろうか?
そんな疑問がふつふつとわいてきました。
自然の産物だとすれば、まさに奇跡的な出来事。
人為的なものだとすれば、『心』ない行為と言わざるを得ません。
前者であってほしいですが、
残念ながら後者の公算が大のような気がします。
IMG_5830心


なんだかモヤモヤした感じで県民の森からの便りを終わります。

広島県民の森5  

県民の森からの花だより

今日はシソ科の花です


キバナアキギリ(黄花秋桐)

下から順に咲く花ですが、もうずいぶん上まで咲き上がっていました。
こんなところからも秋の深まりを感じますね。
IMG_5816キバナアキギリ



IMG_5821キバナアキギリ





ヤマハッカ(山薄荷)

ハッカの名が付いていますが、香りはほとんどありません。
IMG_6139ヤマハッカ



下から見上げるように空を入れて撮影してみました。
少しアングルを変えるだけで、がらりとイメージが変わりますね。
IMG_6151ヤマハッカ



花のクローズアップ。
IMG_6156ヤマハッカ






クロバナヒキオコシ(黒花引起)

ヒキオコシに似て花が黒っぽい(濃い紫色)のでこの名があります。
草丈が高く花がまばらに付くので、全体を写すと見栄えがしないので
花に近づいて撮りました。
IMG_6111クロバナヒキオコシ

広島県民の森4  

県民の森からの花の便り

今日はキク科の花をお届けしましょう。



ゴマナ(胡麻菜)

一つひとつの花は小さいですが、たくさんかたまり、丈も高いので目立ちます。
IMG_5957ゴマナ







シラヤマギク(白山菊) 別名:婿菜

舌状花が歯が抜けたようにまばらに付くのでぱっとしない印象があるものの
独特の風情があって、私の好みの花。
IMG_6042シラヤマギク



決して花びらが抜け落ちたわけではなく、これがシラヤマギクらしさなのです。
IMG_6074シラヤマギク







シロヨメナ(白嫁菜)

シラヤマギク(白山菊)の別名「婿菜」に対して、「嫁菜」という野菊の一団があります。
山に生えて花が白いのでシロヨメナ。
シロヨメナをヤマシロギク(山白菊)とよぶこともあるので、名がこんがらがります。
IMG_5960シロヨメナ



IMG_5842シロヨメナ







アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

山地や丘陵の日当たりの良い場所に生え、かつては里山でもよく見られましたが
最近はあまり見かけなくなり、山深いところへ追いやられた感があります。
山のイノシシやシカ、サルなどが里へ出てきて、
里のアキノキリンソウやツリガネニンジンなどは山へ追いやられています。

本来は日当たりの良い場所を好みますが、薄暗い場所に生えていました。
IMG_5868アキノキリンソウ



こちらも薄暗い場所にありました。
IMG_5860アキノキリンソウ





キクバヤマボクチ(菊葉山火口)

こちらは、菊のイメージとはほど遠く、アザミに近い。(ちなみにアザミもキク科)
これはまだ蕾です。
IMG_5973キクバヤマボクチ



開花するとこんな感じです。
地味な色なので目立ちません。
IMG_5826キクバヤマボクチ

広島県民の森3  

県民の森からの花便りに戻ります。

今日はタデ科の4種。
タデ科の花は地味なものが多いですが
よく見れば、それぞれに個性があっていいですね。


イタドリ(虎杖)

多くは白花ですが、赤花がありました。
IMG_5487.jpg




IMG_5486イタドリ






オオイヌタデ(大犬蓼)

オオイヌタデにも白花と赤花があり、これは白花でした。
IMG_5632オオイヌタデ






ミゾソバ(溝蕎麦)

赤味の濃いミゾソバがありました。
IMG_6059ミゾソバ



IMG_6095ミゾソバ



IMG_6085ミゾソバ



IMG_6080ミゾソバ






アキノウナギツカミ(秋の鰻掴)

IMG_5640アキノウナギツカミ

彼岸にはやっぱり彼岸花  

今日はお彼岸の中日
県民の森からの花の便りはいったん中断して
彼岸にはやっぱり彼岸花をお届けしましょう。


ヒガンバナ(彼岸花) ーヒガンバナ科ー

毎年、秋の彼岸に合わせるように咲く彼岸花
今年は開花が少し早いような気がします。


芦田川の土手にて
IMG_6088ヒガンバナ




青空をバックに
IMG_6194ヒガンバナ




IMG_6153ヒガンバナ




御調川の土手にて
IMG_6187 (2)ヒガンバナ




IMG_6325ヒガンバナ



IMG_6413ヒガンバナ



落葉した桜の葉がちょっとしたアクセント
IMG_6466ヒガンバナ




御調からの帰り道、こんなヒガンバナに出逢いました。
IMG_6235ヒガンバナ




さらに、びっしりと朝露をまとったヒガンバナもありました。
IMG_6579ヒガンバナ


暑さ寒さも彼岸まで と言われるように、
日中30度近い日もありますが、空気が乾燥しているのでさほど暑さは感じなくなり
朝晩は涼しくなりました。

広島県民の森2  

モミジハグマ(紅葉白熊) ーキク科ー

撮影中、何人もの人が私の傍を通り過ぎていったのに
撮影に関心を寄せる人はいませんでした。
目立たない花なので、何を撮影しているのか分からなかったのかもしれません。

これまで何度となく県民の森を訪れていながら、この花を撮影するのは初めて。
思い返してみれば、この時期に県民の森を訪れたことはなかったかも。
それにしても、ほかの場所でも見た記憶がありません。
目立たないから見逃していた・・・なんてことはないはずですが・・・
IMG_5697.jpg




名まえのとおりミミジの葉に似ていますね。
IMG_5926.jpg




花をアップで撮るとこんなに美しい!
この美しさに気づかないで通り過ぎるのは惜しいと思いませんか?
IMG_5949.jpg

広島県民の森1  

秋の広島県民の森を歩いてみました。


シラネセンキュウ(白根川芎) ーセリ科ー

県内では県北の渓流沿いなど湿った場所に自生します。
セリ科の植物は花火がぱっと弾けたような花を咲かせますが
それぞれに特徴があるので、違いを楽しむといいですね。
IMG_5542.jpg




生育環境が分かるようにさりげなく流れを撮り込んでみました。
IMG_5664.jpg




弾けた二つの花火
IMG_5523.jpg






本物の打ち上げ花火は球形に弾けますが
上半分だけ弾けたような形です。
IMG_5606.jpg





近づいて真上から
アクセントにツリフネソウのピンクを撮り込んでいます。
IMG_5582.jpg



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