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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

上帝釈峡 4  

養魚場の先で川沿いの遊歩道は行き止まり。
橋を渡って山を登って下帝釈峡まで行く道が
ついていますが、行く人はほとんどいません。
しばらく、養魚場付近で撮影しました。


フシグロセンノウ(節黒仙翁)

よく目立つ花で咲いていればすぐ気づきます。
蕾はたくさんありましたが、咲いていたのは
この一輪だけ。
近頃めっきり見なくなりさみしい限りです。
IMG_2691フシグロセンノウ




ダイコンソウ(大根草)

花を脇役に、実を主役にして撮影
IMG_8715ダイコンソウ




ダイコンソウの撮影を終え、橋を渡って
引き返そうとしたとき、苔生した欄干に
小さなきのこを見つけました。

このきのこの名まえを図鑑で調べてみると
ヒナノヒガサ(雛の日傘)
という名まえでした。
傘の径が1cmに満たない小さなきのこに
相応しい名まえですね。
きのこたちのメルヘンの世界をお楽しみください
IMG_8729きのこ



IMG_8734きのこ



IMG_8752きのこ



IMG_8774きのこ



IMG_8790きのこ


明日につづく。
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上帝釈峡 3  

ダイコンソウ(大根草)

沢山の中から、相当数のオーディションをやって
選び出した一株。
IMG_8493ダイコンソウ



こちらもオーディションを勝ち抜いた一株で
アップで捉えました。
IMG_8510ダイコンソウ





この日の上帝釈峡で最も目立っていた花が
オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)

スポット光に浮かび上がったオオキツネノカミソリ
IMG_2643オオキツネノカミソリ



背景の玉ボケは水面に反射した光
IMG_2646オオキツネノカミソリ




きれいに並んだ3株を主役にして
IMG_8517オオキツネノカミソリ



標準ズームレンズで背景に群生を撮り入れて
IMG_2658オオキツネノカミソリ



最も群生していた場所に近づいて広角レンズで
IMG_2674オオキツネノカミソリ


山の斜面から離れ、望遠レンズの圧縮効果で
蜜に咲くイメージを強調。手前に梢を撮り込み
垣間見るようなイメージに仕上げました。
IMG_8538オオキツネノカミソリ




遊歩道の水たまりに散り花がたくさんありました。
近づいてみればクズのようです。
地面にしゃがみ込んで撮影している私の横を
二番客が不思議そうな目で通り過ぎました。
(もちろん一番客は私)
IMG_8642クズ




こんなものにもときめきます。
オニドコロの蔓でしょうか?
IMG_8564蔓


IMG_8587蔓




断魚渓を過ぎ、橋を渡った先にトンネルがあり
抜けた所にあったテンナンショウ(天南星)の実
IMG_2676テンナンショウ



IMG_8652テンナンショウ





オニドコロ(鬼野老)
目立たない花で、鑑賞や撮影の対象には
なりにくいからこそ、撮影のし甲斐がある。
IMG_8662ヤマノイモ




かつて食堂があった所(今は朽ちた建物だけ)
の周りは草ボウボウの藪になっていますが、
そこに、もう一つの目的の花があるのです。

ナンバンハコベ(南蛮繁縷)

変わった形をしていて異国情緒たっぷりですが
帰化植物というわけではありません。
IMG_8679ナンバンハコベ



他のハコベの仲間とはひと味もふた味も違い
異彩を放っています。
IMG_8684ナンバンハコベ



大きな実もかなり目立ちます。
IMG_8672ナンバンハコベ




鱒養魚場近くに咲いていたミヤマイラクサ
咲いていたと言っても、花らしくありませんが。
IMG_8699イラクサ


明日に続く

上帝釈峡 2  

帝釈川は普段より水量が増していました。
IMG_2587流れ



対岸の緑を映す緩やかな流れから、それを
かき消す急流への対比を意識して撮影。
IMG_2572流れ



渦を巻く場所を望遠レンズで切り撮る。
IMG_2552流れ



川辺のオオキツネノカミソリ
IMG_2590キツネノカミソリ




ギンバイソウ(銀梅草)は梅を思わせる
白い花。
IMG_8429ギンバイソウ



「雄橋」に到着。

全長90m・幅18m・厚さ24m・高さ40mで、
世界三大天然橋の一つということです。
この写真は、橋脚になる部分を真下から
見上げるように撮影したもの。
IMG_8447雄橋



水たまりに映る雄橋
IMG_8454雄橋




日の出前の青いトーンで撮影する予定でしたが
目が覚めた時は既に日の出時刻を過ぎていて
代わり映えしない写真になってしまいました。
IMG_8476雄橋



下流に目を移すと、ここでも水面が緑に
染まっていました。
IMG_8491流れ

明日に続く

上帝釈峡 1  

25日、上帝釈峡へ行きました。

花の撮影が目的でしたが、花に限らず
ときめいたもは何でも撮影することを
心がけています。
今回は撮影した順に紹介します。


駐車場のすぐ近くに咲いている花は
今回目的の花シデシャジン(四手沙参)
青紫色の花は小さくて目立つ花ではないので
ぱっとせず、意識して観る人は少ないようです。
IMG_8278シデシャジン



ところが、近づいてよく見ると、花の造形の
面白さ、美しさに気づくでしょう。
IMG_8297シデシャジン



造形美を意識して、さらに近づいて撮影。
IMG_8301シデシャジン




最初の橋を渡り、少し歩くと左手に「白雲洞」
という鍾乳洞があります。何度か入ったことが
ありますが今回はスルー。さらに少し進むと
「鬼の唐門」と呼ばれる高さ8mの
石灰岩の門があります。これは鍾乳洞が崩れて
この部分が残ったものだそうです。
IMG_8311鬼の唐門



唐門は潜り抜けることが出来ますが、濡れた
石灰岩は滑りやすいので注意が必要です。
IMG_8322鬼の唐門



誰かが重ねた石積みがありました。
IMG_8344ストーン



石積みの形をもっと良くしようと
一番上の石を立ててみることにしました。
これが案外難しくてなかなか立たないばかりか
下の石まで崩れそうになり、諦めかけましたが
折角やり始めたのだからと、やっとのことで
写真のように立てることが出来ました。
IMG_8384ストーン



偶然ですが、立てた石は横顔の様に見えます。
IMG_8356ストーン

前回(7月5日)来たときに、雄橋のところで
ロックバランシングを見ていなかったら
こんなことはしてなかったでしょうね。



明日に続く

龍頭峡 2  

龍頭峡の苔生す光景

Scene1
苔と葉のバランスを考えてフレーミング
IMG_8077苔生す


Scene2
苔生す石の間に生えているのは
コミヤマミズ(小深山みず)
IMG_8110苔生す

苔生すしっとりとした光景は落ち着きますね。


コミヤマミズはこんなに群生していました。
なまえの通りみずみずしい葉をしていますね。
IMG_8104コミヤマミズ



パターン重視の撮影
IMG_8100コミヤマミズ





ジャノヒゲ(蛇の髭) 
別名:リュウノヒゲ(竜の髭)


竜には髭があるけど蛇に髭はない。
瑠璃色の実は目立ちますが、花は目立たず、
咲くとすぐにポロリと落ちてしまうので
なかなかいい状態のものが見つかりません。
おまけに他の植物に紛れていて撮影に
大変苦労する植物です。
IMG_8139ジャノヒゲ




イワタバコ(岩煙草)

一輪だけ咲いている花がありました。
IMG_8254イワタバコ



以前はもっとたくさんあったような気がします。
IMG_8260イワタバコ





オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)

群生することも多いオオキツネノカミソリですが
龍頭峡の遊歩道沿いでは、暗い林下に灯りを
ともすようにぽつり、またぽつりと点在する程度。
IMG_8111オオキツネノカミソリ


美しいモデルさんを見つけたので、
様々な角度から撮影しました。
IMG_8085オオキツネノカミソリ



IMG_8270オオキツネノカミソリ



IMG_8273オオキツネノカミソリ





吸水中のミヤマカラスアゲハを
望遠レンズで手持ち撮影。
IMG_2309ミヤマカラスアゲハ


吸水の邪魔をしないよう、そーっと歩み寄り
1.5mほどまで近づくことが出来ました。
IMG_2361ミヤマカラスアゲハ

羽ばたくととても美しい蝶ですが、
辺りが暗くて高速シャッターが切れず、
ブレた写真ばかりでした。





最後は、
ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)

とても良いところに止まってくれました。
ザックから望遠レンズを取り出し三脚にセット
するまで、飛び立たずに待っていてくれました
暗い背景にトンボを重ねて浮き立たせる位置に
三脚の位置を微調整。風が吹いて枝先が揺れ
なかなか撮影出来ずに時間を要しましたが、
三脚に据えていたお蔭で撮影が出来ました。
ずっと止まっていてくれた男前のトンボに感謝。
(因みにこの個体は雄♂です)
IMG_2505ミヤマカワトンボ

龍頭峡  

鳴滝峡に行った翌日、龍頭峡へ行きました。
雨が降った2日後ということで、水量が多く
濁りもなく、しかも岩がまだ濡れていて、
絶好の撮影条件でした。

遊歩道入口から400mにある橋の上から撮影。
IMG_8089龍頭峡



滝まで残り200m付近
IMG_8237龍頭峡



滝まで残り100m付近の名もなき滝。
昨年、大木が倒れかかり、ちょっとした
オブジェになっています。
IMG_8151龍頭峡




名も無き滝の上部の流れ
IMG_8173龍頭峡




そして「龍頭の滝」に着きました。
IMG_8170龍頭の滝



望遠レンズ+高速シャッターで、部分的に写し
止め、雨後の豪快な感じを出してみました。

滝口
IMG_2463龍頭の滝



中間部
IMG_2417龍頭の滝


下部
IMG_2484龍頭の滝



最後は、雰囲気重視のスローシャッターで。
IMG_2439龍頭の滝


明日は渓流以外の写真です。

鳴滝峡再び 4  

「水うす滝」

16日には撮影しなかった、というか水量が少なく
撮影出来なかった「水うす滝」です。
右上の流れの端が「雄滝」の滝口になります。
IMG_7767水たるの滝



水うす滝のすぐ上流にある「夫婦滝」

16日には滝壺近くまで行くことが出来ましたが
水量が多くて近づくことができませんでした。
IMG_7796水たるの滝



夫婦を表わす二筋の流れも、一つになりそうな
水量で、雨によって夫婦が仲良くなっていました
IMG_7788夫婦滝




夫婦滝のすぐ上が、最後の「霊蛇の滝」

降雨によって大蛇になっていました。
IMG_7877霊蛇の滝


16日の霊蛇の滝
IMG_7488鳴滝峡



流れに近づき、迫力を出そうと低い位置から
撮影してみましたが、今ひとつ迫力がでません。
IMG_2195蛇霊の滝



そこで、縦位置にしてみると迫力が出ました。
IMG_2163蛇霊の滝




霊蛇の滝の最下部
IMG_2092蛇霊の滝



IMG_7812霊蛇の滝

このような撮影で最も大事なのは安全の確保。
よい写真を撮ることよりも何よりも大事なこと
なので、安全を確保した上で撮影することを
いつも心がけています。
単独で行動する場合はなおさらです。


霊蛇の滝を撮影して引き返そうとしたとき、
目と目が合ってしまい、折角の出逢いだから
撮影しておきました。
単なるシミュラクラ現象に過ぎないのですが
それを言っては面白くありませんね。

頬に傷あるニヒルな男? 水も滴るいい男?
IMG_7887霊蛇の滝

『鳴滝峡再び』はこれで終わりです。

鳴滝峡再び 3  

「二の滝」と「雄滝」

雄滝と二の滝を見渡す展望所から撮影。
上1/3が雄滝で下2/3が二の滝ですが
ここから見ると一つの滝に見えます。
IMG_7659二の滝



横位置に変え、右手の一本の樹を脇役に。
IMG_7665二の滝




スゲを点景に二の滝の一部を撮影。
IMG_7679二の滝




帰りに、今度はスゲを主役に替えて撮影。
上の写真とは2時間の差があり、
色温度が変化しています。
IMG_7920二の滝




スゲを画角から外し、岩と流れだけで構成。
IMG_2081二の滝



林立する岩峰に霧が漂う中国武陵源の風景を
イメージして、シャッター速度を遅くして撮影。
IMG_2080二の滝





雄滝
IMG_7703雄滝



左上の緑と滝のバランスを考え、ズームアップ
IMG_7696雄滝



高速シャッターで飛沫を写し止める
IMG_7690雄滝



望遠レンズで、滝と緑の葉と下の岩のバランスを
考えて画角を決定。
IMG_2042雄滝



近づき広角レンズで撮る方が迫力が出る
のでしょうが、水飛沫に阻まれ近づけず
雄滝の最下部を望遠レンズで切り取った。
IMG_7895雄滝



迫力を出すためには高速シャッターの方が
よいと考え、1/640秒で撮影。
IMG_7891雄滝

明日は鳴滝峡の最後です。


鳴滝峡再び 2  

「雌滝」


鳴滝峡の滝の中で最も優雅な姿から
雌滝と名付けられたそうです。
その姿を俯瞰して捉えました。
IMG_7645補正



上の写真は手前にある木の枝が写らないように
それらを避けるアングルアングルを探り出して
撮影しましたが、逆に、梢から垣間見るような
イメージにするために木の葉を撮り込みました。
IMG_7654.jpg




滝と同じレベルまで降りて、望遠レンズで右の
流麗な部分を切り取りました。日の出前の青味
が優美さを引き出しています。
IMG_2020雌滝



3時間後に撮影したものでは
色温度の違いで雰囲気が変わりました。
IMG_2251雌滝



日が射すとまた表情が変わります。
IMG_2210雌滝



左手の水量が多い部分を切り取りましたが
のっぺりした感じになってしまったので・・・
IMG_2250雌滝



日が射すのを待って撮ると立体感が出ました。
IMG_2248雌滝



今回はこんな撮り方もしてみました。
同じ場所でも行く度に違った表情があり、
見え方も変わります。
前回思いつかなかったフレーミングです。
IMG_8006マメヅタ


さらに上流へ向かいます。
続きはまた明日。

鳴滝峡 再び  

雨が降り水量が増したので、もう一度鳴滝峡へ
行ってみることにしました。

雨が降ったときだけに現われる「雨降滝」も
撮影出来るのではないかと思ったのです。


最初の「三段の滝」は日の出前ならではの
ブルートーンで幽玄な雰囲気を出すことができました
IMG_7632三段の滝


帰り際に撮影した写真と比べると、色の違いは
一目瞭然。写真では明確に違いが出ますが、
肉眼ではこれほどの違いは感じません。
IMG_2276三段の滝

写真をしない妻は、どうして暗い内から出かける
のだろうと不思議に思っているかもしれませんが
この色温度の違いが理由の一つなのです。




16日との水量の違いを見てください。

16日に撮影したもの
IMG_7389三段の滝



20日に撮影したもの
IMG_8055三段の滝

16日の方は水量が少なく水も清涼で優美な感じ
に写っています。一方、20日の方は水量が多く
水が少し濁っているので、豪快な感じがします。

妻は、どうして然程時をおかずに何度も同じ場所
へ撮影に行くのか?とも思っているでしょうが、
同じ場所でもこれほどの違いがあるわけです。


スゲ(ミヤマカンスゲ?)の写真を比べてみると

(16日)
清流に自生するスゲの感じが出ています。
IMG_7372三段の滝


(20日)
渓流でたくましく生きる姿になっています。
IMG_2263三段の滝




三段の滝から少し登ると、前回見られなかった
「雨降り滝」がはっきりと見えました。
IMG_2258雨降り滝

水量はこの程度で、あまり見栄えする滝では
ありませんが、木漏れ日がよいアクセントに
なってくれました。

明日につづきます。



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