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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

県民の森の紅葉3  

池ノ段を経てブナの森に入ると、赤い実が
目に留まりました。

ツルシキミの実
夜降った雨で付いた水滴がまだ残っていて
アクセントになってくれました。
IMG_9526ツルシキミ




周りを見渡すと、背後に日が当たって
カラフルな光を放つ場所がありました。
カメラ位置を数十センチ動かすだけで
こんなにもイメージが変わりました。
IMG_9530ツルシキミ

黄色く光るところが強過ぎる感じがしたので、
さらにカメラ位置を移動して撮影すると・・・

これが
ツルシキミのベストショット!
IMG_9547ツルシキミ

こうして見ると、背景の選択が如何に大事か
よくわかると思います。
ただし、背景のことばかりを考えて、環境に
過度にダメージを与えてはいけません。
闇雲に踏み込んでも良い写真は撮れません。
自然を労り慈しむ気持ちで接すれば
自ずとその気持ちが写真に表れると思うのです。




この日撮影した他の赤い実を紹介しておきます。

オトコヨウゾメ
IMG_9633オトコヨウゾメ




コマユミ
IMG_9438コマユミ


明日につづく
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県民の森の紅葉2  

立烏帽子山まで登ってきました。
県民の森を代表する山は比婆山(御陵)ですが
最も高いのは立烏帽子山(1299m)で、県内で
最も早く紅葉する場所と言えるでしょう。


まず、全景を撮影しました。
色づいているのはホツツジやウリハダカエデで
遠目にはわかりにくいですが、すでに紅葉の
ピークは過ぎていました。
IMG_9487立烏帽子紅葉
こんな感じの写真を撮って終わる人が多いと
思いますが、それではあまりにも勿体ない。



ホツツジの紅葉を手前に入れて撮ると、
同じ場所でも雰囲気が変わります。
IMG_9483立烏帽子紅葉




美しい部分を切り撮ってみるも良し。
IMG_9466立烏帽子紅葉




ホツツジの紅葉だけを撮るのも良し。
IMG_9479ホツツジ




この場所だけで50カットほど撮影した中の
ベストショットはこれ!
IMG_9515立烏帽子紅葉

ウリハダカエデやホツツジなど小低木の紅葉と
落葉した木々がパッチワークのように入り交じり
そこに斜光線が当たり、適度に陰影が付いて
メリハリのある紅葉写真になりました。

明日につづく

キッコウハグマと渓流  

今朝方、「キッコウハグマが咲いているよ」と
ヨックモックさんからメールが入りました。
そこは、コウヤボウキを撮影した場所で、
キッコウハグマは閉鎖花ばかりだと諦めて
いたのですが、咲いているとの情報に
すぐに行ってきました。


花は小さく目立たちません。
IMG_9818キッコウハグマ



もう少し近づいてみましょう。
花弁の先がカールいているのが分かりますね
IMG_9827キッコウハグマ



花は3枚ひと組でひとつの花弁が深く5裂し
その先がくるりとカールしているのです。
愛嬌があって好きな花で、この花に逢いたくて
やってきたのです。
IMG_9907キッコウハグマ
ヨックモックさん、情報ありがとうございました。



キッコウハグマを撮影したついでに
近くの渓流で落ち葉の撮影をしました。

水面の落ち葉は水の流れと吹く風に身を委ね
気まぐれに動くので、根気よく動きを見極め
スローシャッターで写し留めました。
IMG_0010流れ



水面に映る青空と白い雲と落ち葉のコラボ
IMG_0043流れ


カエデ類の赤い葉が落葉する頃に
もう一度落ち葉の撮影に来たいと思います。


流れに留まる落ち葉Ⅰ
IMG_0106流れ



流れに留まる落ち葉Ⅱ
IMG_4603流れ

県民の森の紅葉1  

県北の山で紅葉が見頃を迎えたという情報に、
居ても立っても居られず、県民の森へ向かった。
(10月26日)

幾つもあるコースの中で、これまで歩いたことが
ないルートから登っていると、このブナの大木が
ありました。
IMG_9391ブナ

青空に抜けた堂々たるシルエットに圧倒され、
思わず「すごい」の言葉が口をついて出ました。


これを見ただけでも、今日来た甲斐があったと
幸先の良い出逢いに感謝です。

明日につづく

コウヤボウキ  

コウヤボウキ(高野箒)
キッコウハグマの撮影に行くと閉鎖花ばかりで
撮影出来ずがっかりしていたら、慰めてくれた
のが、近い仲間のコウヤボウキ。
名の由来は高野山で茎を束ねて箒にしたので。
IMG_9030コウヤボウキ




IMG_9039コウヤボウキ



花弁の先がカールしたユニークな花。
IMG_9047コウヤボウキ

ナメラダイモンジソウ再び  

ナメラダイモンジソウ(滑大文字草)

近くまでキッコウハグマを撮影しに来たけれど
今年は閉鎖花ばかりで開花した花が見られず
少し足を伸ばしてナメラダイモンジソウの群生地
へ行ってみると、車からでも川を隔てた対岸が
白く見えるほど花が咲いていたのでした。

ここは10月9日に紹介した場所で、花はもう
終わっていると思っていたので驚きました。


今回撮影した写真(10月20日撮影)
IMG_4395ナメラダイモンジソウ


10月9日のブログで紹介した同じ場所の写真
(10月7日撮影)
IMG_4093ナメラダイモンジソウ
比べてみると咲き具合の違いが分かりますね。



こんな大群生はなかなか見られません。
IMG_4422ナメラダイモンジソウ



当然ですが、踏み込まないよう足元に注意し、
三脚を立てる場所にも気をつけ撮影しました。
IMG_4425ナメラダイモンジソウ



花付きの良い見事な株
IMG_9115ナメラダイモンジソウ



同じ環境に咲くセンボンギクと一緒に
IMG_4439センボンギク



大、大、大、大、大、大、大・・・・
IMG_9201ナメラダイモンジソウ



、大、大、大
IMG_9227ナメラダイモンジソウ

キッコウハグマは撮影出来ませんでしたが
「大」満足のダイモンジソウでした。

きのこ  

この秋撮影したきのこをまとめてお届けします。
名まえは図鑑とにらめっこしながら導き出した
ため、間違っているかもしれません。

イヌセンボンタケ(犬千本茸)
千本茸の名のとおり、このように密集して発生。
千本は優に超えています。
IMG_8946きのこ



広島弁で言う「いびしい」ほど生えています。
IMG_8950きのこ



画的にはこれくらいの感じが良いですかね。
IMG_7824きのこ






アシナガタケ(脚長茸)
脚(柄)が10cm近くある細長いきのこ。
IMG_8337きのこ





クヌギタケ(櫟茸)
苔生した倒木などに発生。
IMG_8839きのこ





ホコリタケ(埃茸)
老菌になると中央に穴が空き、煙のように
胞子を出す。これが埃に見えるので埃茸。
(踏みつけたり、指で押しても胞子を出す)
IMG_8418きのこ
キツネノチャブクロ、タヌキノチャブクロ、
キホコリタケなどの種類があるようで、
本種がどれに当たるかはわかりません。





テングタケ(天狗茸)
よく知られた毒きのこのひとつで、
傘に白いイボ状のものがあり、ベニテングタケ
と共によく絵本に登場するきのこです。
IMG_4286きのこ



傘が開くとこんな感じになります。
IMG_7688きのこ





ヒメベニテングタケ(姫紅天狗茸)
ベニテングタケを小さくしたようなきのこ。
ベニテングタケの「つぼ」が白いのに対して
ヒメベニテングタケは傘と同系色なのが特徴。
調べると無毒とする情報と有毒とする情報が
交錯しています。
IMG_8784ヒメベニテングタケ





コタマゴテングタケ(小卵天狗茸)
傘が卵のようにつるっとした美しいきのこ。
IMG_8801きのこ



写欲をそそるきのこです。
きのこIMG_4367





カバイロツルタケ(樺色鶴茸)
鶴の首のように柄がすらりとしたきのこ。
IMG_8818きのこ





ムササビタケ(鼯茸)
きのこの世界も植物同様、動物の名を借りた
ものが少なくないようで、イタチ、ムジナ、
ネズミもあるようです。
IMG_8502きのこ


なぜムササビなのか調べても分かりません。
IMG_8508きのこ


上からみると、どら焼きに見えるのは私だけ?
IMG_8515きのこ





ヒラタケ(平茸)?
同定が正しければ食べられるきのこです。
IMG_8857ヒラタケ




スギヒラタケ(杉平茸)
杉の倒木に生える純白のきのこ。
かつては食べたれるきのことされていましたが
現在は毒キノコになっています。
IMG_8982スギヒラタケ



IMG_8845スギヒラタケ



IMG_4372スギヒラタケ






不明
IMG_8958きのこ



不明
IMG_8939きのこ

その他のタデ科の植物たち  

ミズヒキ以外のタデ科の植物をお届けします。


イヌタデ(犬蓼)
別名アカマンマ、ままごとで赤飯に見立てる。
ただ、ままごと遊びをする子どもを見たのは
遠い昔のような気がする。
IMG_8524イヌタデ



草刈りして間がない吾妻山の芝草原では
芝の間からちょっとだけ顔を出していました。
IMG_8038イヌタデ



紅葉は花に負けず赤い!
IMG_8368イヌタデ





オオイヌタデ(大犬蓼)
たくさん咲いている場所で漠然と撮影すると
こんな感じになってしまうので、これを撮影した
後、モデル探しをします。
IMG_4081オオイヌタデ



オーディションに合格したのがこの株。
花そのものの状態も大事ですが、この場合は
同じタデ科のアキノウナギツカミが一緒に写る
ことが合格の大きな決め手です。
IMG_7322オオイヌタデ





ミゾソバ(溝蕎麦)
別名ウシノヒタイ(牛の額)は葉の形が牛の顔
に似ていることから。
花は根元が白く先が薄紅色のものが一般的。
IMG_7399ミゾソバ


これは色が濃いタイプ
IMG_7340ミゾソバ


こちらは白に近いタイプ
IMG_7350ミゾソバ




アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)
面白い名まえですね。
茎に細かいトゲがあって、これで鰻を掴めば
滑らないとか。
IMG_7328アキノウナギツカミ



IMG_8591アキノウナギツカミ




三種混合
この写真にはタデ科のミゾソバ、イヌタデ、
アキノウナギツカミの三種が写っています。
IMG_7358 三種混合





ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)
茎に鋭い棘があるのが名の由来ですが
他によい名まえは無かったのでしょうか?
IMG_5181ママコノシリヌグイ



ミズヒキ  

秋はタデ科の植物が花盛りの時季。
花は小さいですが個性派揃いです。
すでに、帝釈からの花だよりでお届けした
ミズヒキを再度お届けしましょう。




ミズヒキ(水引)
いつも撮影に悩む野草です。

見事な群生に出逢いましたがそのまま写しても
なかなか絵になりません。
IMG_6850ミズヒキ




目線を下げると、少し花が浮き立ちますが、
今ひとつ見映えがしません。
IMG_5587ミズヒキ




花が絡み合う部分を切り撮ってみましたが
これでは雑然とした感じが否めません。
IMG_9263ミズヒキ



ミズヒキの発する「私を撮って!」の声を聞き
逃さないよう、近づいて聞き耳を立て見つけた
のがこのアングル。
花茎が描く曲線も美しく、背景もすっきり!
IMG_9327ミズヒキ



さらに近づいたカットも撮っておきました。
IMG_9310ミズヒキ



アリを見つけ、花と一緒に撮り込むと
脇役の存在が花を引き立ててくれました。
IMG_5648ミズヒキ



花は小さいながらも上が赤でしたが白く
紅白の水引に喩えた名に納得ですね。
IMG_5702ミズヒキ


明日は、そのほかのタデ科の植物です。

マムシグサ  

マムシグサ(蝮草)
結実したマムシグサが目を引きます。
茎が倒れたり実が不揃いだったりうまく結実
しなかったりで、いざ撮影しようとすると
なかなか良いものに出逢えないのですが
今回は、見映えのする株に出逢いました。
マムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)の仲間
は非常に多く同定が困難なのでマムシグサと
しました。
IMG_7395マムシグサ



別の株。こちらも立派です。
IMG_7387マムシグサ



IMG_7478マムシグサ



美しく見えるか、美味しそうに見えるか
毒々しく見えるか、人それぞれでしょうが
名まえの印象と全草に毒があるので、私には
どうしても毒々しく見えてしまいます。
IMG_7391マムシグサ

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