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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

東北花の旅 最終日   

東北花の旅 最終日


東北花の旅もいよいよ最終日になりました。
と言っても、最終日は東北を離れ長野県軽井沢
までやってきました。

では最後の写真をどうぞ

最後の撮影地は「白糸の滝」です。

「白糸の滝」は軽井沢北部にある人造滝ですが
周囲の森とも美しく調和し、これが人造か?
と思わず思ってしまいます。


滝への道を歩き始めるとすぐ、この滝が
目に入りますが、白糸の滝ではありません。
(一番奥に見えているのが白糸の滝)
IMG_8472白糸の滝




これが白糸の滝
IMG_8487白糸の滝



手前に緑を入れた構図
IMG_8500白糸の滝



樹の切株が置いて(?)あり、投げ銭が
たくさんありました。
特にそのことについて書かれたものはなく
謂われは分かりません。
何か神秘的なものを感じて誰かが始めた
ものなのでしょうか。
IMG_7869白糸の滝



これが人造の滝とはとても思えませんね。
IMG_7816白糸の滝




高速シャッターで水を止めたバージョンと・・・
IMG_7934白糸の滝




スローシャッターで流したバージョンと。
IMG_7901白糸の滝


これで、長かった北海道、東北からの
写真だよりを終わります。
気づけば明日から7月です。
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東北花の旅 大内宿  

大内宿は、福島県南会津郡下郷町にある、
江戸時代の会津西街道(別称:下野街道)の
「半農半宿」の宿場。
明治期に鉄道開通に伴って宿場としての
地位を失った集落が、どうして今に残ったのか
気になり、お土産物屋の方に尋ねると、

ここを調査に訪れた武蔵野美術大学の
相沢教授が、江戸時代から残る茅葺き
屋根の建築群を保存するよう国に訴えた
とのこと。
宿場としての地位を失った住人たちは
十分な金もないので、家を改築する余裕がなく
比較的昔のままの状態で残ってたことも
良かったそうです。

整備された鉄道網や道路網から外れたことも
今となっては功を奏し、取り壊されることなく残り
1981年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」
に選定されたことを契機に、住民の町並み保存
の意識が高まり、一度トタンにした屋根を茅葺き
屋根に戻したり、電柱の地中化やアスファルト
舗装の撤去を行ったりすることで、江戸時代の
景観を再現したのでした。

IMG_7759大内宿




この写真を見れば、見たことあると思う人も
多いのではないでしょうか。
IMG_7794大内宿




お土産物屋の布の細工物がきれいだったので
ひと言声をかけて写させていただきました。
もちろんここで、お土産も買いました。
IMG_7807大内宿



赤べこ
IMG_7812赤べこ




店の看板猫
IMG_7809大内宿

東北花の旅 裏磐梯   

東北花の旅

裏磐梯

御在所湿原を後にして、福島県の裏磐梯へ
宿泊したのは「休暇村 裏磐梯」


3階の部屋から磐梯山
IMG_7634磐梯山



日没後、ブルーモーメントの磐梯山
IMG_7678磐梯山




磐梯山の上に出た大きな月
IMG_7651磐梯山

よーく光を見てください。
月とは明らかに違いますよね。
部屋の窓ガラス越しに撮影したため
窓ガラスに部屋の灯りが映ったのです。
そのまま撮ったのでは、自分の姿や
部屋の中が写り込んでしまうので
ちょっとした工夫が要りますが・・・


「休暇村 裏磐梯」で驚きの出逢いが
ありました。

夕食会場に行くと、入口で受付をしている
スタッフと私の目が合い、互いに一瞬止まって
見つめ合い、「Nさん!」「Iさん!」と
互いの名前を呼び合ったのです。

佐渡に移住するまでは、1年を通して
広島県北にある吾妻山に何度となく
撮影に通っていました。
吾妻山の標高1000mほどの場所に
休暇村吾妻山ロッジがあり、よく利用し
時に泊まらせていただきました。

当時、ロッジの若き支配人だったのがIさんで
写真好き、カメラ好きのIさんとは気が合い
ロビーに写真を飾らせていただいたり
写真集を置かせていただいたりと
ずいぶんお世話になりました。

その後、Iさんは転勤になり、吾妻山ロッジも
2020年秋をもって閉館となったのです。

まさかここで再会するとは、互いにびっくり!

他のお客様もいらっしゃるので、
立ち話を少ししただけで、案内された
テーブルに着き、食事を始めましたが
すぐに私は車へ走り、拙書「花結び」を
取って戻り、Iさんに差し上げたのです。
吾妻山の話が3編あるこの本をお渡しする
ことができて大満足の私。
Iさんもとても喜んでくださいました。




翌朝、Iさんからいただいた情報を頼りに
散歩しました。

そのときに撮影した写真を3枚

IMG_7703裏磐梯



IMG_7710裏磐梯



IMG_8443桧原湖


宿に戻り、朝食会場に行きましたが
残念ながらIさんの姿はありませんでした。

チェックアウトのとき、フロントスタッフの方に
「夕食時のビール代は I が払っております」と
言われ、Iさんの心憎い気遣いに感謝し
お礼を言って支払いを済ませると、
「これも Iからです」と言ってお土産まで
いただき、彼の気遣いに感謝しつつ
宿を後にしました。



宿を出て、毘沙門湖(五色沼湖)を散策

五色沼湖と磐梯山
IMG_7733五色沼



IMG_7753五色沼

次に向かったのは、妻リクエストの
「大内宿}

東北花の旅 7日目 御在所湿原  

藤七温泉を後にして、アスピーテラインを
岩手県側に下った所にある御在所湿原を
前日合流した妻と一緒に散策してみました。


御在所沼


御在所湿原には御在所沼と赤沼(五色沼)があり
写真は赤沼。でも、ご覧の通り赤くありません。
五色沼とも呼ばれるように、季節によって
色を変えるそうです。
秋から冬にかけては赤褐色の赤沼の名に相応しい
色になり、夏はコバルトブルーになります。
肉眼ではもっと美しいコバルトブルーでした。
IMG_7579五色沼




湿原には花らしい花がないように見えますが
よく見れば、小さくて愛らしい花たちが
咲いていました。

ツルコケモモ(蔓苔桃)
苔と形容される通り、高さがせいぜい20cm程の
小低木。実はクランベリーと呼ばれ食べられる。
IMG_7266ツルコケモモ



カタクリの花のように花弁が反り返ります。
IMG_7310ツルコケモモ




イワハゼ(岩櫨)
別名アカモノ(赤物)

こちらは特に湿原植物ではありませんが、
潅木の下にありました。
広島県北の1000m以上のところでも見られます。
IMG_7353イワハゼ



とても愛らしい花で好きです。こちらも小低木で
実は赤くなり食べられます。
IMG_7613イワハゼ



モウセンゴケ(毛氈苔)
湿原といえばモウセンゴケは欠かせない存在。
IMG_7242モウセンゴケ




イソツツジ(磯躑躅)
一番目立っていたのはイソツツジ。
その中でも目立っていたのがこの花。
中心の赤がお洒落で愛らしい。
IMG_8185イソツツジ



ルリイトトンボ(瑠璃糸蜻蛉)?
宝石のように美しいトンボが飛んでいました。
写そうとしても、なかなか停まってくれません。
やっと停まってくれたのがイワハゼの花。
サービスしてくれてありがとう!
IMG_7394ルリイトトンボ




ニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)
こちらも青緑色の体に橙色の翅の
お洒落なトンボです。
IMG_8175トンボ?

高原の涼やかな空気の中を
鳥のさえずりを聞きながら
小一時間散策しました。

東北花の旅 八幡平 最終回  

東北花の旅 八幡平

長く続いた八幡平の花も今回で最後。
その他に見た花を一気に紹介します。


ヒメイチゲ(姫一花)

10株ほどがまとまって咲いていて
見た目には良かったのですが
写真にすると映えませんね。
IMG_7407ヒメイチゲ



この一輪を見つけて、「やったー!」と
心の中で叫び撮影。
IMG_7423ヒメイチゲ




バニバナイチゴ(紅花苺)

撮影するのが難しい花のひとつ。
下向きに咲くし、花の中は暗くて写りにくいし
結局横からオーソドックスに撮影しましたが
なかなか良かったのではないかと思います。
IMG_6376ベニバナイチゴ




イワナシ(岩梨)

イワナシ樹高15cm程のツツジ科の常緑小低木。
これでも木なのです。そういえばチングルマも
草のように見えますが木なのです。
実が小さな梨のようで食べられます。
IMG_6643イワナシ




サンカヨウ(山荷葉)

水に濡れると花弁が透き通ることで知られる
サンカヨウ。運良くそんな場面に出くわしました。
IMG_6239サンカヨウ




イワカガミ(岩鏡)

最も多く見たのは宿泊した藤七温泉周辺。
しかも、混浴の露天風呂が見える斜面なので
当然撮影はNG。
付近を歩いたら撮影出来るものがありました。
IMG_7495イワカガミ



IMG_7543イワカガミ

撮影出来ませんでしたが、露天風呂の斜面の
群生は見事でした。

これで八幡平の花を終わります。

東北花の旅 八幡平 キヌガサソウほか  

東北花の旅 八幡平

キヌガサソウほか

キヌガサソウ(衣笠草)

以前八幡平に来たとき、
キヌガサソウの群生を
撮影した記憶がありますが、
今回は出逢いませんでした。

そのかわり、登山道脇にいくつか
ぽつりぽつりと咲いていて、
接写することができました。
IMG_6465キヌガサソウ




IMG_6474キヌガサソウ




IMG_6451キヌガサソウ






チングルマ(稚児車)

沢山ではありませんでしたが
湿原のほとりに咲いていました。
IMG_6841チングルマ



IMG_6593チングルマ




ウスバスミレ(薄葉菫)
北海道や八甲田で出逢ったウスバスミレに
八幡平でも出逢いました。
IMG_6156ウスバスミレ




ミヤマツボスミレ(深山壺菫)

ニョイスミレ(別名:ツボスミレ)の高山型。
今回の北海道、東北花の旅では最初の
出逢いでした。
IMG_6963ミヤマツボスミレ

東北花の旅 八幡平  

東北花の旅 八幡平

バイケイソウとミズバショウ


バイケイソウ(梅蕙草)

名は梅に似た白い花を咲かせ
葉が蕙蘭に似ていることから。
私は花の時季よりも芽吹きの時季が
とても好きです。


青々と芽吹いたバイケイソウが群生する木道を
歩いているだけで気持ちの良いものです。
IMG_6513バイケイソウ





IMG_6488バイケイソウ




みずみずしいバイケイソウの若葉
IMG_6519バイケイソウ




雪が融けたばかりの場所では、まだ葉が
展開していませんでした。
IMG_6475バイケイソウ





ミズバショウ(水芭蕉)

湿原を代表する花、ミズバショウの登場です。
木道の間に咲く花を撮影していると
ちょうど登山者が通りかかりました。
IMG_7952ミズバショウ




木道を外れスマホで撮影している人がいて
注意しました。そうしたい気持ちが分からない
ではないけれど、それをやってはいけません。
木道からどうやって撮影するかを工夫する
のも撮影テクニックのひとつです。

これは上の写真の手前から4株目の水芭蕉を
マクロレンズで撮影したもの。灯台もと暗し。
IMG_6535ミズバショウ




木道から離れた場所のものは望遠レンズで。
スマホだって拡大機能で同様な撮影が
できます。
IMG_7993ミズバショウ




まだ雪の残る池塘を縁取るように
水芭蕉が咲いていたので
木道にしゃがみ込み、手を伸ばして撮影。
IMG_8051ミズバショウ

木道にしゃがみ込んだり三脚を立てて撮影する
場合でも、他の登山客が来て待たせるのは
マナー違反です。速やかに道を空けなければ
いけません。


この日一番のカットはこれ!
木道に登山者を入れたカットも撮りたくて
少し待ちましたが、やってきませんでした。
IMG_8034ミズバショウ

東北花の旅 八幡平 ミツバオウレン  

東北花の旅 八幡平

ミツバオウレン(三葉黄連)

NHK連続テレビ小説第1週タイトルが
「バイカオウレン」。主人公槙野萬太郎の
モデルとなった高知県佐川町出身、
牧野富太郎博士は、生家の裏山に咲く
バイカオウレンを特に好み、上京後には
郷里土佐を思い起こさせる植物として、
特別な存在であり続けたそうです。
バイカオウレンは早春、まだ寒い内から
梅を思わせる白い小さな花を咲かせる
キンポウゲ科の日本固有種で福島県以南に
分布します。小葉が5枚あることから、別名
ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)と呼ばれます。

一方、今日の花ミツバオウレン(三葉黄連)は
小葉が3枚で、中部以北から北海道に分布し
花弁に見える白い萼片はバイカオウレンより
細長く、山地や高山の湿地などに生育します。


八幡平の湿地の木道脇にこんなにたくさん
ありましたが、そのまま写したのでは
花があまりに小さいので見映えがしません。

IMG_8309バイカオウレン









そこで、丹念に探して、良い場面を見つけます。
IMG_6927ミツバオウレン




良い場面を見つけたので、横位置でも
撮っておきました。
IMG_7397ミツバオウレン




花と同じ高さから写すと、こんな感じに。
IMG_6769ミツバオウレン




一輪でも主役を張れる花を見つけました。
決め手は咲き具合と花茎の絶妙な曲線。
IMG_6739ミツバオウレン




暗いバックを選ぶと、白い花が浮き立ちました。
IMG_6102ミツバオウレン

ミツバノバイカオウレン(三葉梅花黄連)
別名コシジオウレン(越路黄連)は
中部地方から東北地方の日本海側に分布し
3小葉で萼片に円みがありバイカオウレンに
似ています。
佐渡には分布しないので、15年以上も前に
越後駒ヶ岳で見たのが一度きりです。

東北花の旅 八幡平 ヒナザクラ  

東北花の旅 八幡平

ヒナザクラ(雛桜)


ヒナザクラは日本特産で、東北地方の多雪地の
亜高山帯の湿原、雪田草原、湿った草地に生育
するサクラソウの仲間。
雛と名が付けられた通り、花茎の高さが10cm程
の小さな桜草です。
IMG_6844ヒナザクラ



同じく湿性植物のイワイチョウの葉の間から
顔を覗かせたヒナザクラ。
IMG_8146ヒナザクラ




ひょろひょろと細い花茎は、高山の強風にも
しなやかに揺れて、都合が良いのでしょう。
IMG_8067ヒナザクラ

東北花の旅 八幡平   

3月22日に広島を出発し、佐渡で2ヶ月半
トレッキングガイドと撮影を行い
その後北海道に渡り、胆振地域と道東を中心に
8日間の撮影活動を行い
さらに青森に渡り。東北地方を南下しながら
撮影した後、昨日(23日)広島に帰って
きました。
総走行距離5000km、3ヶ月間の長い旅を
無事終えることができ、ほっとしています。

ブログはしばらく東北の花だよりを続けます
ので、引き続きお楽しみください。



東北花の旅 八幡平

ショウジョウバカマ(猩々袴)

ショウジョウバカマは撮影タイミングの難しい花
のひとつ。
花期は比較的長いものの、後半は花茎が
伸びて、間延びした感じになるから。
丁度良い写し頃の花に出逢うことができて
たくさん撮影しました。
雨上がりだったのも、瑞々しくて良かったと
思います。
IMG_6020ショウジョウバカマ




風にあおられたのでしょう。偶然引っかかった
ようで、それが面白い表情になりました。
IMG_6082ショウジョウバカマ




雨上がりには、雨上がりならではの絵作りを
意識して撮影します。なるべく沢山の水滴に
ピントが合う位置を探って撮影しますが
不用意に触れてしまっては台無しなので
細心の注意を払って三脚をセットします。
IMG_6184ショウジョウバカマ



花数が3輪と、ショウジョウバカマにしては
少ないですが、表情が気に入って撮影。
IMG_6133ショウジョウバカマ



翌日も同じ花を撮影。
同じ花でも、その時々で表情が変わることが
よく分かります。表情の違いによって写し方も
その時々で変えています。
IMG_6773ショウジョウバカマ




これは別株で、背景の彩りが気に入って
撮影しました。
IMG_6710ショウジョウバカマ





ヒナザクラ(白)が咲く湿地に咲いていた
ショウジョウバカマ。花茎が伸びて間延びした
感じもしますが、表情としては良かったと
思います。
IMG_8098ショウジョウバカマ




ヒナザクラとショウジョウバカマ
IMG_8093ショウジョウバカマ

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