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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

再び鳴滝峡 3  

今日で1月も終わり。
2月になれば、早春の花をお届けする機会も
増えるでしょう。


1月の締めくくりも鳴滝峡から

日が射して撮影した写真をどうぞ!



飛沫氷に日が射し、色のトーンが変化した。
IMG_3158飛沫氷





氷の造形は千変万化。
こんな面白い形を見つけた。
IMG_8453氷柱





水面に接する氷柱
IMG_3216氷柱

家に帰って確認すれば、
様々に撮影条件を変え、
このシーンだけで200カットも
撮影していた。
これだと思った被写体はとことん追求する。


200カットの中から私が選んだ1枚はこれ!

上部の余分な情報を画面から省き、
水面に描かれた光跡
氷に映る空の青
氷中で輝く太陽
だけで構成した。
IMG_3257氷柱

PLフィルターで水面反射を取り除き
シャッタースピードを遅めにすることで
水面のきらめきをラインとして描き
氷中に空の青が最も映る角度に
カメラ位置を調整し、
その中にある太陽に光の筋を入れるため
充分に絞り込んだ。
露出を抑えることでそれらを強調し
この作品が完成した・・・という訳。
(「完成」したかどうかは判りませんが・・・)

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再び鳴滝峡 2  

鳴滝峡にある11の滝の中から
今日は三つの滝の写真をどうぞ!

雄滝

24日よりかなり氷の量が増えていた。
IMG_3196雄滝





夫婦滝

二本の流れから名付けられた滝
IMG_8396夫婦滝




子滝

子滝は雌滝のすぐ下にあるが
滝と言うにはあまりにも小さい。
国土地理院の定義では、落差5m以上なので
その定義では滝と呼べない。
IMG_3127子滝

再び鳴滝峡 1  

今は二十四節気の『大寒』の期間で
1年で最も寒い時期とされる。

それに合わせるように寒波がやってきて
それに合わせるように氷の撮影に行った。
24日が寒さの底かと思ったら、
25日朝の方が冷え込んだ。
そこで、二日連続で鳴滝峡へ・・・

同じ被写体でも、そのときの状況によって
撮り方は変わる。だから、二日連続で
同じ場所に行っても一向に構わない。
むしろ前日をロケハンと思えばよい。


24日に撮影した三段の滝(最下部)
IMG_8118三段の滝



25日に撮影した三段の滝(最下部)
IMG_8405三段の滝

24日は滝と右側の飛沫氷をメインにした構図
25日は左の岩上の飛沫氷をメインにした構図
岩上の氷が多い分、左に寄った構図に変更。


さらに岩上の飛沫氷を主役にするため、
左手に回り込んでこんな構図で撮影した。
IMG_8417三段の滝


マクロレンズを付けたカメラに替え、
今度は、マクロレンズの目になって被写体探し
すると、いくつものバリエーションカットが
見えてくる。
バリエーションは無限にあるわけで、
どこをどう切り撮るかが写し手の個性。
IMG_3093飛沫氷



滴る水が凍って氷柱になり、伸びて水面に
触れると、先がこのような形状になる。
IMG_3051氷柱



飛沫が凍って出来るオブジェは千差万別
見飽きることがない。
IMG_8431飛沫氷



カンスゲに付いた飛沫が凍ったもの。
これは広角レンズで撮影している。
高速シャッターが切れない中
三脚の足場が確保できないので
無謀にも手持ちで撮影してみた。
IMG_3017スゲ

25日に撮影した鳴滝峡の写真は
明日につづく。

寒波 龍頭峡2  

龍頭峡の氷は期待外れに終わったが
思いのほか植物の被写体が多かった。

車を停めたすぐ脇に
コセンダングサ(小栴檀草)

綿帽子がかわいい
IMG_8135コセンダングサ

撮影を終えて車に戻って来たときには
可愛い綿帽子はすっかり融けていた。


歩き始めるとすぐ、雪の中に赤い実を見つけた。
雪の中で際立つ
ヤブコウジ(藪柑子)
の赤
IMG_8352ヤブコウジ

IMG_8143ヤブコウジ




アオキ(青木)
IMG_8265アオキ




ジャノヒゲ(蛇の髭)
のコバルトブルーの実は鮮烈だ。
IMG_8247ジャノヒゲ



キツネノカミソリ(狐の剃刀)
今から葉を伸ばし、光合成をして球根に
栄養を溜める。花が咲く夏にはもう葉は
枯れてなくなる。
IMG_8190キツネノカミソリ

寒波 龍頭峡  

8時30分に鳴滝峡の撮影を終え、車に戻り
エンジンをかけると、車の温度表示は-5℃。

これならもう1カ所行けると思い、龍頭峡へ。

龍頭峡の方が北に位置し標高も高いので
もっと凍っているに違いないと思ったら
あに図らんや、まるで凍っていない。
折角来たのだからと歩き始めると、
それなりに被写体は見つかるものだ。

水面に映る空の青と雲の白の美しいこと。
IMG_8255水面

渓流に降りたら何か良い被写体が
見つかるかも知れないと思い
階段を下り渓流に降りてみた。

舐めるように緩やかに流れる
大きな一枚岩の上で、
あっちに行ったりこっちに行ったり
立ったりしゃがんだり
人が見れば、一体何をしているのだろうと
不審に思うような不可解な行動かもしれぬ。

そうして見つけて撮った写真

水面に映る空
IMG_8281流れ



すこし右にカメラを動かしスローシャッターで
IMG_8292流れ



空の青があまりにも美しい!
IMG_8303流れ



スマホ画面では判り難いが、大画面で観ると
細かなディテールが分かり味わい深い。
IMG_8334流れ





最後はつらら(氷柱)の写真。
赤い氷柱

小さな氷柱があった。写真映えする程ではないが
見る角度によって赤く見えるのが不思議だった。
その正体が何なのか、背後を見渡すが
それらしきものは何もない。
分からぬまま、とりあえず撮影した。
IMG_8204氷柱

昨シーズン、厳冬の北海道を訪れるにあたり
厳寒用の厚手のダウンジャケットを購入した。
色は鮮やかなオレンジ。
この冬一番の寒波襲来の予報に備えて
今朝は、この冬初めてそのダウンジャケットを
着て来たが、すっかりそのことを忘れていた。
これが氷に反射して赤くなっているのだった。

色が反射して色かぶりするのを防ぐため
普段、撮影には派手な色の服を控えている。
今回は面白い効果となったが、
やはり、派手な色の服は着ない方がよいと
再認識させられた次第。
但し、今回のように厳冬の渓流で単独行する
場合など、リスクの大きい撮影の場合は
目立つものを身につけておく方がよい。
因みに、この日かぶっていたヘルメットも
オレンジ色。

寒波 鳴滝峡2 写真の追い込み  

雌滝を例にした私流の写真の追い込み

まずは昨日アップした写真から。
IMG_2959滝

奥が雌滝。
足場に気をつけ雌滝にアプローチ

2つに分かれた滝の左側
メインの流れ
を撮る
もう少し凍った部分が多ければいいのだが・・・
IMG_2967雌滝


右側の方が氷が多かったので、
氷柱の多い部分
を望遠レンズで切り撮ってみた。
IMG_2963雌滝



次にこのカットを撮影した。
上のカットと何が違うのか?
IMG_2964雌滝

右上の氷が付いていない木の枝をカットした
構図にした。これくらいなら後でトリミング
しても画質にはほとんど影響しないが、
現場で気づけるかどうかは重要。



両方の流れ
を写したカットも押さえておいた。
IMG_8129滝


上のカットを撮影していて、右下の部分が
画になるのではないかと思い、
滝の右下
を望遠レンズで切り撮った。
IMG_2980氷柱

と、こんな感じで撮影しているが、
何よりも大事なのは身の安全。
撮影に集中することは大事だが
集中するあまり、安全確保を怠っては
元も子もない。






次は
三段の滝でのバリエーション。

IMG_2955三段の滝



手前の岩上の
飛沫氷
をマクロレンズで切り撮った。
IMG_8123飛沫氷




IMG_8118三段の滝


最後の写真は
上の写真の右下部分をトリミングしたもの。
このカットを撮っておけば良かったと
家に帰って気がついたが「後の祭り」
「時既に遅し」 「後悔先に立たず」
トリミングすればそれなりの写真になるが、
画質の低下は如何ともし難く、
まさに「取り返し(撮り返し)のつかぬ事」
IMG_8118トりミング2

寒波 鳴滝峡  

この冬一番の寒波がやってきた。
一番かどうかは、冬シーズンが終わらないと
断言できないが、なんとなく今回以上の寒波は
もうやって来ないような気がする。

冬の撮影は初めての場所に行ってみた。

遊歩道が整備された「鳴滝峡」は、
1kmほどの間に11もの滝があり、
冬に一度来たいと思っていた場所。

期待したほど凍っていなかったが
部分的には面白いシーンもあった。


このブルートーンは夜明け前ならではの色。
車を降りて2分で撮影したワンカット目。
IMG_8113氷柱




上の写真の右に続く部分。
IMG_8117氷柱




11の滝の中で一番大きな雄滝。
この時季は水量が少なく迫力には欠けるが
流麗な姿をしている。
IMG_2950雄滝





子滝(手前)と雌滝(奥)
IMG_2959滝


滝は様々な作品が生み出せる格好のモチーフ
なので、雌滝をメインに色々なバリエーションで
撮影を追い込んでいった。

明日は、雌滝を例に私の写真の追い込み方を
紹介していくことにしましよう。


スイバの紅葉  

美しく紅葉したスイバを見つけた。

木の紅葉は晩秋が中心だが、
草の紅葉は真冬のことが多い。
IMG_2941スイバ



草の紅葉は逆光で見るに限る。
もみじにも負けぬ見事な紅葉だ。
IMG_8101スイバ




冷え込んだ朝だったので、
もっと早い時間なら
霜が降りて綺麗だったに違いない。
IMG_8109スイバ

帰り道  

帰る途中、
ヒヨドリジョウゴの実が目に入り車を停める。
助手席のTさん曰く
「凄い動体視力ですね」

逆光に透けるヒヨドリジョウゴの実
IMG_8076ヒヨドリジョウゴ


時刻は既に10時を回っているというのに
足元を見れば、植物にまだ霜が残っている。
川の氷は薄かったが、今朝の冷え込みを
この霜が物語っている。


ヤエムグラ
IMG_8081ヤエムグラ



オオイヌノフグリ
IMG_8087オオイヌノフグリ


車の温度表示は未だ氷点下だった。

日が射して  

氷を撮影して車へ戻ろうとすると
逆光に枯れ野が美しい。

その中から宝物を探す。

普段は目に留まらない葉っぱも
逆光に美しく映え、風情を感じる。
IMG_8045葉



フユイチゴの葉
IMG_8053フユイチゴ



フユイチゴの果実
IMG_8063フユイチゴ




ときめきはここにも
これもフユイチゴ?
IMG_8073葉


午前9時半、撮影を終え帰路についた。

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