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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ヒメフウロ  

ヒメフウロ(姫風露) 別名:シオヤキソウ(塩焼草) -フウロソウ科-


車を走らせていて、見慣れぬ花が咲いているのが目に留まりました。
一見して、フウロソウの仲間であることは分かりましたが、名前は解りませんでした。
帰って図鑑を調べてみると、『滋賀県伊吹山、岐阜県、三重県、徳島県剣山などの石灰岩地に生える』
とありました。

さらによく調べてみると、
徳島県では絶滅危惧Ⅰ類、岐阜、三重、高知県では絶滅危惧Ⅱ類、伊吹県立自然公園では特別地域内において採取禁止対象の植物の指定を受けている
ことがわかり、貴重な植物であることが分かりました。

佐渡には石灰岩地もなく、分布域にも挙げられておらず、佐渡にはないはずですが、

さらに調べてみると

観賞用のものが北海道と本州で帰化しているのが確認されていて、北海道でブルーリスト※(カテゴリーA)の指定を受けている

[※希少野生生物のリストが「レッドリスト」とされていることを踏まえて、
ブルー(青色) とレッド(赤色)を対照的に捉え、外来種のリストを「ブルーリスト」と命名]

つまり、佐渡のものは園芸種として持ち込まれたものが繁殖してものと思われます。
北海道でも越冬できるのですから、佐渡でも今後定着していくものと思われます。

もともとの自生地で絶滅が危惧され
園芸目的で持ち込まれたものが他の場所で繁殖して生態系への影響が危惧されるというのは皮肉なものです。

ヒメフウロ1





葉は緑色のものと紅葉したように赤いものが混在していましたが
多くはきれいな赤色でした。
ヒメフウロ2





別名のシオヤキソウは全草から放たれる独特お匂いが塩を焼いた匂いに似ていることから付けられたそうですが
匂いをかぐことはしなかったし、そもそも塩を焼いた匂いのイメージが湧きません。
ヒメフウロ3




佐渡は離島であるために比較的外来種が侵入しにくいと思っていましたが・・・
動物についてはそれが言えるようですが、植物の侵入については本土とあまり変わらないような印象です。
以前も言いましたが、この可愛いヒメフウロには何の責任もありません。
ヒメフウロ4
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