写真だより 佐渡発 

盛夏に咲くユリ1 クルマユリ  

今日から8月。比較的しのぎやすい佐渡ですが、やっぱり暑い。
それでも、35度を超える猛暑日はなく、夜も25度を超える熱帯夜もあまりないので
佐渡に来て4回目の夏もクーラーなしで過ごしています。(というかクーラーが苦手です)
暑さの許容範囲が狭い私のパートナーはクーラーのある広島へ避暑(⁇)に帰っています。

さて、そんな暑い夏に咲くユリたちを今日から数日にわたって紹介していきましょう。

春のユリ科は、チゴユリ、ユキザサ、ホウチャクソウ、ナルコユリ、アマドコロ・・・と、どれも小さな白い花を咲かせ
初夏のユリ科といえば、佐渡を代表するトビシマカンゾウとスカシユリ(イワユリ)が海岸を黄や橙で華やかに彩り
盛夏に咲くのは、クルマユリ、オニユリ、ヤマユリ、オオウバユリ、タカサゴユリ・・・比較的大振りで個性豊かなユリ。







さて、第一弾は・・・

クルマユリ(車百合) -ユリ科-

クルマユリと言えば白馬鑓ヶ岳 大出原(おおでっぱら)の大群生が有名で、
図鑑にも高山帯から亜高山帯の草原に分布と記述されていますが、
佐渡では大佐渡の尾根はもちろんのこと、小佐渡丘陵の林縁にも、
はたまた海抜20mほどの道路脇に咲いているのも見かけます。
初めて佐渡でクルマユリを見た時、そこがあまりに標高が低かったので違う花かと疑ったのですが
確かにクルマユリだったので驚いたことが強く印象に残っています。


茎に車状に輪生する葉の様子から車百合と名付けられました。
これは小佐渡の道路脇(標高約400m)に咲いていたもので、草刈り作業をした人が刈り残していました。
クルマユリ1



夏のユリ科の中では小振りな方ですが、強烈なオレンジ色の花は遠くからでも目を引きます。
小佐渡の林の中(標高約200m)に咲いていたもの。
クルマユリ3




一茎に12個の花を付けた株(蕾が一つ隠れています)
花の径は5㎝ほどと小振りですが、これだけついているとお見事です。
私はこのように花付きのよいものを佐渡以外では見たことがありません。
クルマユリ5





大佐渡のドンデン高原で撮影したクルマユリ。
1茎に一輪で、いかにも高山植物らしい雰囲気を漂わせていました。
クルマユリ6




クルマユリ7




おまけ


ヒヨドリバナが咲き始めたので、アサギマダラに逢いに行ってきました。
アサギマダラはヒヨドリバナの蜜を好んで吸うのでこの花が咲いていれば
アサギマダラに逢うことができます。
ドンデン山荘のうらにヒヨドリバナの群生地があります。
まだ咲き始めで、アサギマダラもそんなに多くありませんでしたが
これからアサギマダラの数は増えると思います。


まだ少ないとはいえ、この中に3頭います。
アサギマダラ1




なんて美しいのでしょう!
アサギマダラ2




台湾や沖縄から数百キロも旅をしてやってきます。
アサギマダラ3




どこにそんな力があるのでしょう。
アサギマダラ4




ずっと撮影していたら、手の届く距離まで近づいても逃げなくなりました。
アサギマダラ5




アサギマダラの渡りの中継地として有名な大分県姫島のアサギマダラの動画はこちら→アサギマダラ乱舞

アサギマダラはヒヨドリバナの仲間(ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ、フジバカマなど)と
海岸に咲くスナビキソウの蜜を吸います。
姫島ではスナビキソウの蜜を吸って渡りのエネルギーを蓄えるのでしょう。
佐渡の海岸にもスナビキソウが咲きます。
スナビキソウが咲く6月に海岸へ行けば一足早くアサギマダラに出逢えるかもしれませんよ。


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