写真だより 佐渡発 

ヘクソカズラ  

秋に咲く蔓植物の第3弾

ヘクソカズラ(屁糞蔓) 別名:ヤイトバナ(灸花) サオトメカズラ(早乙女蔓) -アカネ科-


ヘクソカズラの名は葉や茎を揉んだりちぎったりすると嫌な臭いがするから
ヤイトバナの名は花の中心の臙脂色をお灸の痕(または火)に見立てて
サオトメカズラの名は花を早乙女がかぶる笠に見立てて
それぞれ付けられた名まえですが、標準和名(図鑑に掲載される名)はヘクソカズラ

臭うと言ってもそれほど強烈ではないのに、どうしてこれを標準和名にしたのでしょうね。

この花で思い出されるのは有川浩さんの小説『植物図鑑』
本屋でこの本を目にし、
本物の植物図鑑でないことは知りつつも
タイトルに誘われて思わず買ってしまった私です。

内容は恋愛小説
この小説の目次を見るとすべての章のタイトルが野草の名になっていて
冒頭の部分に出てくるのがヘクソカズラ。
そこでもこの名まえのことについて触れられています。
スミレやレンゲなどと同様にどこでも見られるのにマイナーな植物であること
名前そのものに強烈なインパクトがあること・・・
冒頭にこの植物を登場させたことに作者の意図を感じます。


ヘクソカズラ





絡む木が無くて地を這っているヘクソカズラ
ヘクソカズラ1




この臙脂色(くすんだ赤色)が灸(ヤイト)の痕
私も子どものころお灸をすえられたことがありますが
若い人で、お灸を据えるという言葉の本来の意味を
自分の肌身で感じて知っている人は少ないでしょうね。
ヘクソカズラ2






青紫色の花に絡みついていました。さて何の花でしょう?
答えは明日のブログで紹介します。
ヘクソカズラ3
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