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 写真だより 佐渡発 

 佐渡の野草や風景を写真で綴るブログです

ツリフネソウ  

ツリフネソウ(釣船草・吊舟草) 別名:ムラサキツリフネ -ツリフネソウ科-
名まえの由来となった船が吊り下がるように咲く花がユニークです。
何とも不思議な花の形は、虫に花粉を運んでもらうために
実に巧妙に設計されたものなの何とも不思議なです。
花の後ろのくるりと丸まった先に蜜腺があり
長い口吻を持つトラマルハナバチやホシホウジャク(蛾の仲間)が
やってきて、まず前に突き出した花弁に止まり花にもぐり込む
すると、天井にある雄しべの花粉が背中に付く仕組み。
(虫の方も、Give&Takeでちゃんと花粉が良くつくように背中が毛羽立っています。)

天井の雄しべはやがて脱落し、中の雌しべが露わになり
そこに、背中に花粉が付いたマルハナバチなどが吸蜜に来て
めでたく受粉ということになるのです。

大型のマルハナバチはもぐり込むことができず、
口吻の短い虫もぐり込んでも蜜まで届かず、
あきらめるしかないかと思いきや
ちゃっかり横から穴をあけ吸蜜(盗蜜)するものもいるらしい。

ツリフネソウ2



ツリフネソウ1



ムラサキツリフネの別名があるように花は赤紫色ですが、稀に白花のものがあります。
広島では色変わりは非常に珍しくてほとんど目にしたことがありませんでしたが
佐渡では何か所かで見ることができました。場所による微妙な色の違いをお楽しみください。


ピンク花
赤花と並んで咲いていたので色の違いがよく分かります。
昨年までは赤花の方が優勢でしたが、今年はピンク花の方が優勢になっていました。
ツリフネソウ赤とピンク


正面から見た写真です。
花の内側天井から突き出た白っぽいものが雄しべです。
ツリフネソウ ピンク1


横から見た写真です。
ツリフネソウピンク3



白花(赤い斑点が残る)
ほぼ白花ですが、赤い斑点が残っています。
白花なので赤花よりも赤斑が目立ちます。
ツリフネソウ 白花赤斑1


ツリフネソウ 白花赤斑2




白花
ツリフネソウの白花品をシロツリフネと言いますが
ネットで検索すると、赤い斑点や花の内側下部の黄色い斑が残るもので
真っ白のものは見当たりません。
この場所のものはほぼ真っ白で、これぞ正真正銘シロツリフネ!
シロツリフネ1


シロツリフネ2


シロツリフネ3


シロツリフネ4


恐るべし佐渡の植物多様性 ‼


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