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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ランの花が咲き始めました  

「ユウシュンランが咲いていたよ」と聞き早速向かってみました。
図鑑で見て名前は知っていたものの、初対面なので行く前から
ソワソワ、ワクワク、ドキドキ

言われた場所に行ってもすぐには見つかりません。
やっと見つけて、小躍りしたいほどうれしかったのですが
自生地を荒らさないよう冷静になり細心の注意を払って撮影。
すぐに見つからなかったのは、思っていたよりずっと小さかったから。
丈は10㎝ほどで葉は退化して小さく、花も1㎝ほどです。
全国的に分布するようですが、絶滅危惧Ⅱ類で非常に稀な植物です。

ユウシュンラン(祐舜蘭)
ユウシュンラン3


名まえは植物学者工藤祐舜の名に因んだもの。
ユウシュンラン2





この日は大きなおまけ付きでした。(おまけと呼ぶにはあまりにもAmazing)
ユウシュンランとの初対面を果たして満足顔で辺りを散策していると、
なんと登山道のすぐ脇にサルメンエビネがあるではありませんか。
4年前に佐渡の別の場所で初めて出逢ったランでしたが、
こんなところで再会できるとは思ってもいなかったので、驚きです‼

サルメンエビネ(猿面海老根)
サルメンエビネ2



本種も絶滅危惧Ⅱ類に分類される貴重種です。
このようにブログに載せると盗掘の危険性が増えるわけで
守りたい私の気持ちに反するというジレンマに陥りますが
どうか、自生地こそが彼らが望む生育地、生育環境であって
決して、掘り取られて鉢の中や家の庭に植えられて
不慣れな環境に喘ぎ苦しみながら、やがて息絶えて枯れてしまう
そんな運命を彼らが望んでいないことを解ってもらいたいと切に願います。
サルメンエビネ3



トレッキングガイドをしていても、「私の家にも〇〇〇があったのに、
いつの間にか枯れて無くなったのよ」と割と気軽に話される方がいますが、
山野草にとったらたまったものではありません。

日本産のトキが佐渡を最後に絶滅し、中国から譲り受けたトキを繁殖させ
現在、野生化に約350羽棲息するまでになりましたが、そんなことは稀で
絶滅に追い込まれる野生動植物が後を絶ちません。
希少な植物を採取する行為は、厳に慎まなければ取り返しのつかないことになってしまいます。

下のクローズアップ写真を見ると、笑っているようにも見えますが
どうか、泣き顔にしないようにしてください。。
サルメンエビネ1
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# | 
2019/05/21 20:26 | edit

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