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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

浜で見つけた造形美  

蓮華峯寺に行ったついでに近くの素浜海岸に下りてみました。

海岸の花も今はほとんど咲いていません。
花が咲いていないからこそ目についたものがあります。

それは、海岸の植物が創り出した造形美です。

砂浜の植物の多くが匍匐茎(ストロン)や走出枝(ランナー)や地下茎を
伸ばして線上に並び、植物の種類によって様々な模様を創り出します。
今回はそんな植物の造形にこだわって撮影してみました。

浜の植物の多彩なラインナップ[浜の打線]をお楽しみください。



トップバッターは・・・

ハマグルマ(浜車) 別名:ネコノシタ(猫の舌) 
[直線状に伸びた走出枝(ランナー/Runner)が足の速さを物語る]

見ただけでは、なぜ「猫の舌」なのかわかりませんが
葉を触ってみるとわかります。(ただし猫の舌の感触を知っていれば)
四方八方に匍匐茎をのばしているようすがよくわかりますね。
ハマグルマ2


島状に美しい造形美を創り出して、まるで瀬戸内の多島美のよう。
ハマグルマ1




2番バッターは・・・

ハマニガナ(浜苦菜) 
[苦み走った癖のあるバッター。小技も得意]

花が咲いていてもいい時期ですが、葉はたくさんあっても花はほとんど見当たりませんでした。
ハマニガナ4


私のイニシャル『N』に見えたので迷わず撮影
ハマニガナ2


コウボウムギとの取り合わせ。よい点景になっていますね。
ハマニガナとコウボウムギ


葉の形も特徴的です。
ハマニガナ5


風に運ばれた砂を被って、それが良いアクセントになっていました。
ハマニガナ3




3番バッターは・・・

ハマヒルガオ(浜昼顔) 
[努力が実になって、3番に抜擢]

花が終わり実になっています。
ハマヒルガオ3


少しアップにすると
ハマヒルガオ


花がない分、葉の造形が強調されます。
ハマヒルガオ1


花が残っているものがありました。
ハナニガナもよい脇役になっています。
ハマヒルガオ2




4番バッターは・・・

ハマゴウ(浜栲) 
[豪快なスラッガー、木製バットがうなる]
 
群落の真ん中できれいに並んだハマゴウ
ハマゴウ1


こちらは群落の端でさらに広がろうとする若木(ハマゴウは草ではなく木)
ハマゴウ2



『浜の打線』 1~4番の揃い踏み
浜の4種





5番バッターは・・・

アメリカネナシカズラ(亜米利加根無蔓) 
[チーム唯一の外国人、絡みの強いバッター]

名まえからもわかるように外来種です。
釣り糸が絡んでいるかのように見えますが
これでもれっきとした植物です。
葉緑素を持たず、葉は退化し、他の植物に絡んで寄生して成長します。
絡まれたハマゴウも葉を赤くして勘弁してくれと言っています。
ハマゴウ3


こちらはハマニガナに絡んだもので、葉が枯れて茶色く変色しています。
アメリカネナシカズラ1



ここで、この回終了!
続きはまた明日!
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