ヒメオドリコソウ1

佐渡に帰って来て、まず登場したのがヒメオドリコソウ。
ホトケノザと同じシソ科の植物です。堅香子庵の周辺は、
何故かホトケノザは見られずヒメオドリコソウばかりです。
似た野草ですが、受ける印象はずいぶん違います。
写真的にはホトケノザの方に軍配が上がるでしょう。
ヒメオドリコソウの魅力を引き出そうと試行錯誤するも
いつもうまくいきません。


とっても均整のとれた個体を発見！
でも、あまり魅力は感じませんね。




真上から撮るとこんな感じ。
パターン的には面白いけど・・・
魅力的とは言えないですね。



ではどう撮るか


陽気に誘われて這い出してきたテントウムシ（天道虫）に
ヒメオドリコソウの脇役になってもらうことにしました。


小さなテントウムシにとってはヒメオドリコソウは大木。
それでも身軽に這い上がっていきます。




上まで登ってきました。



テントウムシを脇役にするつもりが
すっかり主役になってしまいました。
でも、いい雰囲気に撮れたかな？




今度はオオイヌノフグリを脇役にしてみることにしました。

まず、オオイヌノフグリだけを撮影。
小さくて、とてもかわいい花。大好きです。






並んで咲いていますが、これでは主役はオオイヌノフグリですね。




オオイヌノフグリに囲まれたヒメオドリコソウ
立ち位置は主役でも、なかなか主役になり切れていませんね。






混生する二種ですが、主役はどちらでしょう。





やっぱりヒメオドリコソウを主役にするのは難しい！
11日にアップした写真が一番良かったかな？