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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

初夏の芦田川河川敷に咲く野草 4  

初夏の芦田川河川敷に咲く野草 第4弾

マンテマ -ナデシコ科-
江戸時代に観賞用として持ち込まれたようです。
外来種としては古株で、すっかり馴染んでます。
マンテマ2


マンテマ1

海岸で目にすることが多く
佐渡では宿根木の海岸や長手岬に大群生していました。→こちら




コモチナデシコ(子持ち撫子)-ナデシコ科-

ヨーロッパ原産の帰化植物で
最近急速に増えているように思います。
その繁殖力、生命力の凄いこと
アスファルトや縁石の隙間に平気で生えています。
コモチナデシコ、イヌコモチナデシコ、ミチバタナデシコ
とよく似たものがあり、その同定は専門家に任せます。
コモチナデシコ1


コモチナデシコ2





マツヨイグサ(待宵草) -アカバナ科-

マツヨイグサの仲間は南・北アメリカ原産の帰化植物で、
多くは観賞用として持ち込まれたようです。
オオマツヨイグサ、メマツヨイグサなど、14種が帰化していて
これらを総称して宵待草、月見草とも呼びますが
白花のものをツキミソウ(月見草)、
黄色系をマツヨイグサ(待宵草)
赤色系をユウゲショウ(夕化粧)
と呼び分けることもあるようです。

黄色系のマツヨイグサの仲間で
花がしぼむと赤くなるのが本種なので
他と区別することができます。
マツヨイグサ


太宰治は富嶽百景の中で
『富士には、月見草がよく似合う』と書いています。
狭義ではツキミソウは白花を指しますが、
前段を見れば
『黄金色の月見草の花ひとつ』とあるので
おそらく本種ではないかと思われます。

太宰治ファンの私は、
日本の象徴の富士山に似合う月見草は
日本在来の植物だと思い込んでいましたが、
外来種であることを知って面食らった覚えがあります。





マツバウンラン(松葉海蘭)-ゴマノハグサ科-

北アメリカ原産の帰化植物で日当たりのよい草原や
芝地、土手、道路の法面などに群生します。
佐渡でも、あいぽーと佐渡の芝生などで見ました。

マツバウンラン




キツネアザミ(狐薊)-キク科-

牧野富太郎は『アザミに似るがよく見るとそうでなくて
狐に騙されたよう』に感じるからと書いていますが、
名まえの由来には諸説あるようです。

確かに外見はアザミの花に似ていますが
アザミのような刺はありません。
キツネアザミ1


ヒメジョオンと一緒に咲いていました。
キツネアザミ2




セイヨウヒキヨモギ(西洋引蓬)-ハマウツボ科-

ヨーロッパ原産の帰化植物で
芦田川河川敷で増えています。
在来のヒキヨモギを私はまだ見たことがりません。
セイヨウヒキヨモギ1


セイヨウヒキヨモギ2


セイヨウヒキヨモギ3


4日間にわたって芦田川河川敷の野草をお届けしましたが
既にお気づきのように、そのほとんどが外来種です。
中には在来種を駆逐する勢いで蔓延る種類もあり
特定外来生物として駆除の対象となっているものもあります。
理由、経路はどうであれ多くは人間の仕業です。
撮影しながら、複雑な気持ちになることがあります。

初夏の芦田川河川敷に咲く野草シリーズは終わりです。
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