fc2ブログ

 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

八重滝 3  

5番目の『姥滝』は正面から見る場所がないので
あえて真上から撮ってみました。
雨後ならではの迫力が出たと思います。
この構図を選んだのは右手の木の存在が決め手。
姥滝1


滝の落ちる場所を見下ろす位置から撮った写真。
増水による飛沫で岩が濡れ美しく光ってました。
姥滝2



6番目は『姫滝』姫の名の通り流麗な流れです。
姥の上流に姫、姫はやがて姥になるわけですね。
それにしても、姫から姥になるのが早すぎます。
姫滝1


手前にあったシダを撮り入れてみました。
こちらの方が私の好みです。
姫滝2


引き返してきて、帰り際に撮った写真。
細かなことですが、一時間ほどの違いで
色温度が変わり、上の写真と比べると
青みがなくなっています。
この違いは肉眼ではほとんど気づきませんが、
人の目とカメラの目の違いが分かってくると、
色の違いも感じ取れるようになってきます。
姫滝3



姫滝を撮影しているときから聞こえていた轟音。
奥を見ると、木立から差し込む朝日が、
舞い上がった飛沫に当たり光芒を放っている。
慌ててそこへ行き三脚を立て撮影に取り掛かる。

下段が『八塩滝』(7番目)上段が『八汐滝』(8番目)
八塩滝1


『八塩滝』
八塩滝2


『八汐滝』
八汐滝1


滝を見下ろせる場所まで上って、樹間から撮影。
下が八塩滝、上が八汐滝。読みはどちらも
「やしおだき」
八塩滝4


この場所だけで150枚ほど撮影していました。
私は心地よい天然のミストを全身に浴び、
感動的なシーンに出逢えた喜びに浸ったのですが、
カメラにとって水は大敵。
すぐに愛機をタオルで拭き取ってやりました。
八塩滝3


帰りに、遊歩道を整備している人と出逢ったこと
はすでに書きましたが、大雨で傷んだ遊歩道を
整備する人がいるから私たちは快適に歩く
ことができます。佐渡では、トレッキングガイド
をする傍ら登山道整備にかかわったことも
あって、余計その有り難さが分かります。
予算不足、人員不足もあり整備が行き届か
ない不備にトレッキング客から苦言を頂いた
こともありましたが、こうした裏方の存在を
頭の片隅に入れて歩けば、自然にも優しい
歩き方ができる気がします。

八重滝いかがでしたか?
ご感想をお聞かせください。

明日は、
八重滝で撮影した花の写真をお届けします。

スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://9987dayori.blog.fc2.com/tb.php/1831-cfb61325
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

▲Page top