fc2ブログ

 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

広島県民の森へ行ってきました 10  

急ぎつつも沿道の草花が気になるのはいつもの習慣。
目立つ花が私を呼び止めました。


フシグロセンノウ(節黒仙翁)-ナデシコ科-

この花は本当に目立つ色をしています。ただ目立つだけでなく、この花のオレンジは独特で遠目でもすぐにそれと判ります。
オグラセンノウ1



ナデシコ科の多くは花弁の先端に細かい切れ込みがあるのに、本種は切れ込みがないのも特徴です。花の直径も5㎝以上あり目立ちます。それゆえ盗掘されることも・・・ああ悲し。
オグラセンノウ2


フシグロセンノウを撮影した後、車に戻りかけると水場に黄色い花が咲いていました。


ミゾホウズキ(溝酸 )-ゴマノハグサ科-

山地の湿地や渓流沿いに自生する植物で、花が小さいのでオグラセンノウが咲いていなければそのまま素通りするところでした。
ミゾホウズキ1



再び車を走らせます。帰りを急ぎながらも視野の端には道路脇の様子が後ろに流れていきます。
黄色い花がちらりと見えて後ろに流れていきました。もしやキツリフネ?と思ったのですがやり過ごしました。
それでも気になって、スピードを緩めて走っているとありました!やっぱりキツリフネです。



キツリフネ(黄釣舟)-ツリフネソウ科-

佐渡にもキツリフネが自生することは図鑑で知っていましたが、出逢ったことはありませんでした。
だからキツリフネとの出逢いは久しぶりでした。久しぶりなのにちらりと視界をかすめただけでそれと気づかせてくれたのは、キツリフネの持つ優しい佇まいからでしょう。
キツリフネ1




ツリフネソウは全体的にどことなく荒々しく、どぎついともいえる紅紫色の花で、私はツリフネソウの撮影では、その荒々しさやどぎつさを出さないような撮影を意識している。
それに対して、キツリフネの花は全体的にやさしい感じがして、花も優しい黄色、花の後ろ部分の先端も優しく垂れ下がっている。
車からそれらが細かく分かったかと言えばそうではないにしても、雰囲気は伝わるものなのです。(写真からその雰囲気が伝わるかどうかは疑問ですが…)
キツリフネ2


さあ帰ろう!と言いたいところですが、今回撮影に出かけるときから決めていた、もう一ヶ所の撮影場所に急ぎました。そう、未の刻(ひつじのこく)に間に合わせるために。



ヒツジグサ(未草)-スイレン科-

帰り道のこの道路脇の池にヒツジグサが咲くことは以前から知っていました。
ここで撮影した写真を写真展で展示したこともあります。今でも自生しているのでしょうか?
心配は無用、先日、スミレを愛するSさんから「たくさん咲いていましたよ」と情報を得ていたからです。
到着したのは午後1時半、丁度未の刻(午後二時の前後一時間)。それほどぴったりに開花するわけではありませんが、日が昇ると咲き始め、夕方には閉じてしまいます。
でも、どうせなら未の刻に撮影した方が洒落ているじゃありませんか。

こんな素敵な配列で私を待っていてくれました。
ヒツジグサ1



ヒツジグサ2




池のほとりには、オミナエシ、アキノタムラソウ、チダケサシ、などが咲いて、すでに秋の気配を漂わせていました。

オミナエシ

オミナエシ1




アキノタムラソウ

アキノタムラソウ1



チダケサシ

チダケサシ1


ヒツジグサの撮影を最後に家路につきました。

これで、広島県民の森のシリーズを終わります。
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://9987dayori.blog.fc2.com/tb.php/1874-de939c0e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

▲Page top