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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

鯉が窪湿原は秋の気配 2  

ヒメシロネ(姫白根)-シソ科-

根が白いことから付けられた名まえですが、根を見たことはありません。
小さく目立たない花も、名まえを知りよく観察すれば愛着が湧いてきます。
ヒメシロネ1






ビッチュウフウロ(備中風露)-フウロソウ科-

備中は岡山県西部の旧名を名にもらっています。
まさに鯉が窪湿原のある場所は備中の国で、ここに咲くものを標本として命名され、鯉が窪湿原を代表する花のひとつです。
花弁の濃いピンクの線がとても印象的な花です。
ビッチュウフウロ1



まだ咲き始めで開花した花は多くありませんでしたが、これから秋にかけてたくさん咲くことでしょう。
ビッチュウフウロ2






ママコナ(飯子菜)-シソ科-

花唇にある小さな二つの白い隆起を米粒に見立てて飯子菜と名付けられました。
よく似たミヤママコナはこの隆起が白ではなく黄色です。→こちら
ママコナ1



ママコナ2






アキノタムラソウ(秋の田村草)-シソ科-

キク科にアザミに似たタムラソウという植物がありますが、姿かたちは似ておらず縁もゆかりもないようです。
何故この名まえが付いたのか、由来もよくわかっていません。
花だけ見れば、刺身のつまとして添えられるシソの花に似ています。
アキノタムラソウ1

写真に撮ると散漫な感じになってしまい絵にしにくく、いつも撮影に手を焼く相手ですが、そんな植物だからこそ撮り甲斐もあるます。




サワギキョウ(沢桔梗)-キキョウ科-

秋の湿地を彩る代表的な花。
湿地は花に近づくことが困難であるが故に、手の届かぬところにあるものは余計美しく思えてきます。
サワギキョウ1

7日の時点ではまだ咲き始めで、このブログをアップしたころからが見頃となります。







オグラセンノウ(小倉仙翁)-ナデシコ科-

鯉が窪湿原は新見市にありますが、2005年に新見市と合併する前は、阿哲郡哲西町でした。
哲西町の町花がオグラセンノウでした。
九州の一部と中国山地の一部にしか自生せずとても貴重な植物です。
300㎜の望遠レンズで撮ってもこの程度の大きさにしか移せないほど遠くにありました。
オグラセンノウ1







コオニユリ(小鬼百合)-ユリ科-

湿地に咲くコオニユリを見たのは初めてかも。
コオニユリ1







ノギラン(芒蘭)-ユリ科-

ランと名が付きますがユリ科です。
花が目立たないので、被写体としては魅力が伝えにくい植物です。
ノギラン1


花をアップで見れば少しは美しさが伝わるでしょうか?
ノギラン2







ヤブラン(藪蘭)-ユリ科-

こちらもランと名が付きながらユリ科です。
ヤブラン1







ヤマジノホトトギス(山路の不如帰)-ユリ科-

一株だけ見つけました。
ヤマジノホトトギス1







ヒメキンミズヒキ(姫金水引)-バラ科-

キンミズヒキに似て全体的に小さくか細い感じがします。写真のものはその中でも小さいもの。
ヒメキンミズヒキ1






ヘクソカズラ(屁糞蔓)-アカネ科-
別名:サオトメカズラ(早乙女蔓) ヤイトバナ(灸花)

いつも思う、なんとも可哀想な名前だと。
撮影中に匂いを感じることはないが、葉を揉んだ手を嗅ぐと名まえの意味が分かります。
いつも、別名のサオトメカズラという美しい響きの名を意識しながら撮影します。
ヘクソカズラ1








オミナエシ(女郎花)とワレモコウ(吾亦紅)

撫子や桔梗や吾亦紅、薄、女郎花などの秋の草花が咲く野原を花野と言います。
人が適度に草刈りなどをしてかかわることで維持されてきた花野の風景が急速に失われつつあります。
春の華やかな野もいいですが、秋風揺れる野草には哀れをさそう趣があります。

鯉が池の堤防の土手は定期的に草刈りが行われていて、花野の言葉どおりの風景がありました。


ワレモコウとオミナエシ


ブログを書き終える前に紹介した花を見返して、なんとピタリ20種類。
ブログで紹介したのが20種類ということではなくて、実際に鯉が窪湿原で撮影した野草が20種類だったので、我ながら驚きました。

明日は鯉が窪湿原からの帰り道で撮影した花を紹介します。
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