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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

高原は秋の気配 4  

水辺にタムラソウが咲いていました。


タムラソウ(田村草)-キク科-

アザミによく似た花ですが、アザミのような刺がありません。
この写真はたくさん咲いているようすはわかるものの、ちょっとごちゃごちゃし過ぎていますね。
タムラソウ2




蕾がたくさんあってこれからさらに花が増えていきますが、これらの蕾が咲くころには、今咲いている花が枯れて目立ってくるので、撮影には今が丁度いいくらいです。
タムラソウ4




陽が陰ると優しい雰囲気になりますが、色が青みがかってきます。
花の色を忠実に再現するためには陽が当たっている方がいいのです。
タムラソウ3




花と蕾のバランスが丁度いい感じ。
図鑑的に撮る場合は、さらに絞り込みもう少し下まで入れて葉がよくわかるように撮ります。
タムラソウ1





湿地のほとりに咲いていたコオニユリ。

コオニユリ(小鬼百合)-ユリ科-

ユリ科ユリ属、これぞユリの中のユリといった佇まい。
花弁の斑点が、そばかすいっぱいのやんちゃで憎めない赤毛のアンのようだと勝手に想像しながら撮影。
コオニユリ1



ユリのような大きな花は、実は撮影しにくい花でもあります。一番悩むのはピントの位置。
人や動物だとピントの位置は基本的には目、花では蕊の先ですが、これほど大きな花だと、どの蕊のどこにピントを合わせればいいか迷ってしまうのです。
今回は蕊ではなく蕊の根元の花芯にピントを合わせています。
コオニユリ2




湿地を離れ、吾妻山登山道の方へ行くことにしました。今の時季だとイヨフウロが咲いているはずだと思ったからです。



途中、ススキの穂も出始めていました。

ススキ(薄・芒)-イネ科-

逆光で背景の暗い場所という、オーソドックスなススキの撮影方法です。
ススキ1




以前イヨフウロが咲いていた場所までやってきましたが、そこは藪になっていて
日当たりのよい草原を好むイヨフウロが生える環境ではなくなっていました。


もう少しだけ登ってみよう。

「がんばれ!」と声をかけてくれたのは・・・ツリガネニンジンです。

ツリガネニンジン
草原に咲いていたのとは また違う佇まいでした。

この花を撮影中、私を追い抜いて行ったペアが、通りすがりに「吾妻山は花の多い山ですね」と声を掛けられました。
確かに吾妻山は花の多い山に違いありません。でも、以前を知っている者からすれば随分花が少なくなってしまいました。



さらに登り、ロッジを見下ろす見晴らしのよい高台までやってくると、お目当てのイヨフウロが咲いていました。

イヨフウロ(伊予風露)-フウロソウ科-
別名:シコクフウロ(四国風露)

四国に因む名が付いていますが、四国に限らず広く西日本に分布していますが、イヨフウロが生育できる環境は確実に狭まっています。
広島県内で見られるフウロソウの中では一番大きな花を咲かせます。
イヨフウロ1




イヨフウロ2




まだ朝露が付いていて、みずみずしさが溢れています。
イヨフウロ3
このような写真を撮ろうと、わざわざスプレーを持参する人もいるようですが、野草の撮影では邪道だと私は思います。



さらにアップで・・・
イヨフウロ4
アップにすればよいという訳ではありませんね。
どちらかと言えば、ひとつ前の写真の方が良かったと思います。






吾妻山で最後に撮影した花は・・・

ゲンノショウコ(現の証拠)-フウロソウ科-

説明的でない写真を心掛けました。周囲をぼかして花を際立たせています。
ゲンノショウコ11



午前9時、吾妻山での撮影を終了。

玉峰山『雄滝』へ向かいました。

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