マイナスイオンを浴びながら ２

雄滝は苔生す岩に囲まれています。
雄滝が囲まれているのではなく、雄滝が作り出した環境なわけです。


苔生した岩から生えた木は根元が大きく湾曲しています。





そこから少し目線を下げると、岩と苔と羊歯だけの世界が広がっています。






シダもなかなか絵になる被写体です。





カエルがいました。





「撮ってあげるからじっとしておいてね」
ここまで近づいてもじっとしていてくれました。






「苔生す岩の上に上がってくれたらうれしいんだけどなあ」そんな独り言を言っていると、本当に岩の上に飛び乗ってくれました。
これには本当に驚かされ、「声が聞こえたの？」とカエルに訊いてみたくなるほどでした。




「出来ればこっち向いてくれるといいんだけど・・・」
そう思った瞬間、ちょこんと向きを変えてこっちに目線を送ってくれました。
こんなことってあるの？といった感じです。





モデルのように何枚も撮影させてくれて、おまけに私が演出として水をかけてあげても動きません。
もしかしてあなたはカエルのプロのモデルなの？
水を浴びて苔が光り出し、カエルさんも水も滴るいい男になりました。





最後はちょっとウィンクしてくれました。



昼前に滝での撮影を終了しました。

明日は私としては珍しい鉄道写真です。