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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

道後山 2  

露を纏ったシリーズ 第2弾は クモの巣です。

蜘蛛の巣を積極的に写真に撮ろうとはあまり
思わないものですが、
「蜘蛛の巣は想像以上に美しい!」と、
声を大にして言いたい。
見る角度によっては虹色に輝き、露を纏えば、
それはもう驚きの美しさです。

さあ、ご覧ください!
そして、ご覧になった後はぜひ感想を
お聞かせください。


最初の4枚は、何れもワレモコウ(吾亦紅)
に張ったクモの巣です。
ワレモコウがクモの巣を張るのにとても
都合よいことに気付きました。
クモたちは、とうの昔から知っていたのですね。


この中にクモがうまく隠れているのが
分かりますか?
これを『蜘蛛隠れ』と言います。
(正式には『雲隠れ』と書くのでお間違え無く)
蜘蛛の巣1



よく見ると中心部分は虹色に輝いていて、
ファインダーを覗く吸い込まれていきそうです。
蜘蛛の巣2




ワレモコウの花が糸をひっかけるのに
都合がよいみたいです。
下の写真もそうですが、花のすぐ下を
巣の中心にするようです。
絶妙な水玉の配置。人工的にはなかなか
このようには行きません。これぞ無作為の美。
蜘蛛の巣3



3つの花を結んだ巣だから3LDKという
ことにしておきましょう。
蜘蛛の巣4




一本の蜘蛛の糸に焦点を当てました。
糸に触れないように細心の注意を払って三脚を
セットするのですが、直接糸に触れなくても
近くの植物の葉や茎に触れるだけで糸は揺れて
しまいます。
やっとのことでセットしいざ撮影しようと
ファインダーを覗くと、蜘蛛が綱渡りのように
糸を左から右へ渡っていきました。
不思議なくらい器用に水滴に触れないように
渡っていくのです。
一瞬の出来事でその妙技に見とれて、シャッターを切れませんでした。
この写真に綱渡りする小さな蜘蛛が写り込んで
いたなら、わたしは小躍りして喜んだでしょう。
悔しがる私を渡り終えた蜘蛛が笑っていました。
「後生だから、も一度渡り返しておくれ」と
懇願しても、小さな蜘蛛はそ知らぬふり。

でも、こんなに美しい写真が撮れました。
蜘蛛さん、ありがとう。
蜘蛛の巣5




一番苦労して撮ったのが下の写真。
蜘蛛の巣が複雑に他の植物と絡み合っていて、
三脚の位置を少し動かしただけで大きく揺れ、
体の微妙な動きにも反応して揺れ、はたまた
ピントリングを少し動かせば揺れ、挙句には
シャッターを押そうとすれば揺れ・・・
出来栄えはどうであれ、苦労の分だけ思い入れ
は強い写真です。
蜘蛛の巣6




これは、細かい網の目の巣をかけたタイプの
蜘蛛の巣。
小さな蜘蛛の巣ながら、まるで小宇宙。
ファインダーを覗いてピントリングを動かし、
ぴたりと焦点が合った瞬間、息が止まるほど
美しい世界が広がりました。その息を呑む
美しさに思わずため息が出ました。
(息を止めたり、呑んだり、出したりで忙しい。日本語はかくも複雑でややこしく、そして面白い。)
蜘蛛の巣7


蜘蛛の巣シリーズはいかがでしたか?

明日も露をお届けします。
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コメント

なんとも素敵です〜^ ^

水玉のついた蜘蛛の巣はよく見かけるのですが、こんなに丁寧に見ることはないので。
まさかこれ程美しいとは!!

虹色に〜
近寄って見たいところですが…
蜘蛛のいないことを確かめてからかな(๑˃̵ᴗ˂̵)

そう簡単にはこんなに美しい蜘蛛の巣に出会えるとは思いませんが、もっと意識してみようと思います^ ^

明子 #LSMVP.0o | URL
2020/09/15 16:26 | edit

水玉が見られるのは朝露が降りた早朝か雨の日で、しかも逆光でなければ巣が浮かび上がって見えません。クモの巣は本来見えては困るものなのですから。
実際に水玉の蜘蛛の巣が見られたら感動するかもしれませんね。

堅香子庵 #- | URL
2020/09/15 21:22 | edit

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