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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

12年ぶりの再会 2  

近くの別の湿地に着きました。
以前ここを訪れた際、霜が降りた木道に真新しいクマの足跡があったことを鮮明に覚えています。
『クマ出没注意』の看板に、思わず辺りを見回してしまいました。
撮影中も常にあたりに注意を払い耳をそばだてていました。



オタカラコウ(雄宝香) -キク科-

丈が1m以上にもなる大型のキク科の湿生植物です。
花は下から咲き上がり、かなり終わりに近い状態でしたが、逆光に映えてきれいでした。
オタカラコウ1




こんな感じの花です。
オタカラコウ2











ゲイホクアザミ(芸北薊) -キク科-

アザミの仲間の同定にはまったくお手上げです。
似たものが非常に多いほか、専門家でも分類の見解が分かれるというから、単なる野草好きの私にわかる訳がありません。
一応ゲイホクアザミとしましたが、自信はありません。
ゲイホクアザミ1







ツルリンドウ(蔓竜胆) -リンドウ科-

春に咲くリンドウもありますが、やっぱりリンドウのイメージは秋の花。
今日のお目当ての花が咲いている場所にもリンドウは咲いているでしょうが、その前に出逢ったツルリンドウ。
ツルリンドウ1






リンドウもありました!

リンドウ(竜胆) -リンドウ科-

リンドウ1





ここから、野菊を3種どうぞ。

ノコンギク(野紺菊) -キク科-

最もよく見られる野菊のひとつ。
10月は野菊の季節と言っても過言ではありません。
ノコンギク3




まだ朝露をまとっています。
ノコンギク1

右上に見える、開ききらない花に焦点を当ててみました。



蕾は、色が濃くて絵になります。
ノコンギク2







ヨメナ(嫁菜) -キク科-

ノコンギクと並んで、よく見られる野菊です。
ヨメナ1

外見だけだとノコンギクとヨメナの判別は難しく、判別のポイントは頭花の冠毛の長さの違い。
しかし、ユウガギクなど両者に似た野菊は他にもあるのでさらに難しい。
難しいことは抜きにして、野菊を愛でる楽しみを味わえばよいのかもしれません。






ゴマナ(胡麻菜) -キク科-

白い野菊で、頭花はヨメナやノコンギクより一回り小さい。
ゴマナ1




ゴマナ2








アケボノソウ(曙草) -リンドウ科-

たくさんありましたが、もうほとんど花は残っていませんでした。
木道のほとりで咲く花をやっと見つけました。
アケボノソウ1







アキチョウジ(秋丁字) -シソ科-

今秋、アキチョウジはすでに紹介しましたが、花付きの良いものがあったので再登場です。
アキチョウジ1




アキチョウジ2








そろそろ、今日の目的の花に逢いに行こうかと車を走らせていたら、赤そばの畑がありました。
赤そば2





赤そば1


赤そばを撮影して、いよいよ12年ぶりの花に逢いに行くことにしました。

続きはまた明日!
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