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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

山道を行く 1  

行先を決めず、撮影に向かってみました。
内海府海岸を進み、途中にハンドルを左に切り、とある山道を上ってみることに・・・

出逢った花を順番にお届けします。


イヌタデ(犬蓼)-タデ科-

通称アカマンマ(赤飯)。ままごと遊びの赤飯ですが、近頃はままごと遊びをする子どもをとんと見かけません。
イヌタデ1






ノコンギク(野紺菊)-キク科-

山あいにあるKさんの田んぼの畦で花盛りでした。去年までは稲作されていたのに、今年はやめられたようです。
ノコンギク1






キクタニギク(菊谷菊)-キク科-
別名:アワコガネギク(泡黄金菊)


菊谷は京都の地名で、ここに自生していたことが名まえの由来ですが、菊谷ではもうほとんど見られなくなったそうです。
皮肉なことに、法面緑化に使われたヨモギの種子に交じって侵入した外来のキクタニギクが各地に繁殖しています。
佐渡でも、数か所で確認していますが、そのどこもが山道の人工的に削った法面です。
キクタニギク1




法面のコンクリート壁と道路のわずかな隙間にも生える逞しさ。
キクタニギク2




法面にノコンギクと一緒に生えていましたが、キクタニギクの方が優勢でした。
キクタニギク3





一方、谷側の車道脇はノコンギクが優勢でした。
キクタニギクは乾いたところを好むようで、水はけのよい斜面の方がいいようです。
ノコンギク2




色の濃いタイプ
ノコンギク3






白いタイプ
ノコンギク4






いつもの好きな撮り方で
ノコンギク5






山道を下り平地に出てみると、これまた休耕田にノコンギクの大群生がありました。
ノコンギク6




ノコンギク7

群生する花は美しいですが、このような光景が増えることは望ましいことではないでしょう。





休耕田の畦で良い被写体を見つけたので、しゃがみ込んで何枚も何枚も撮影しました。

ゲンノショウコ(現の証拠)-フウロソウ科-

花も好きですが、この時季の実が気に入って毎年撮影しています。

実は槍の先のような形で、初めは緑色
ゲンノショウコ1



やがて黒くなり
ゲンノショウコ2




弾けるように開いて種を飛ばします。
この形が神輿の屋根に似ているので、別名をミコシグサ(神輿草)と呼びます。
ゲンノショウコ3



再び、別の山道を走ることにしました。
続きはまた明日!
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