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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

今高野山の紅葉 4  

『今高野山の紅葉を撮る』
このセミナーの4回目は『紅葉をクローズアップで撮る』です。


見た目に美しい紅葉でも、いざクローズアップで撮影しようとすると、葉の痛みや虫食い、余分な枝などが気になり、なかなか良い場面が見つからないものですが、今高野山のカエデは葉の痛みが少なく、クローズアップ撮影に適した状態でした。


葉の痛みのない美しい紅葉。
枝の配置に気を付けて画角を決定しています。
もみじ葉8





同じ場面で、絞りを開けて撮りました。
梢の隙間から見える空が玉ボケになり主役の存在感が増しました。
もみじ葉9





上の場面から、さらに美しい部分を選んで撮影。
やや玉ボケが主張しすぎているように感じます。
もみじ葉7





カメラ位置を少しだけ移動し、右の緑の残る葉を多く入れてみました。
緑の葉との対比で左の赤が強調されると思ったからです。
また、玉ボケも隙間から少し見える程度にしました。
もみじ葉1





今度は美しい黄葉を切り撮ってみました。
背後の紅葉との重なりに注意してポジション取りをし、ボケの具合を考慮して絞りを決定しています。
もみじ葉6






上の写真の黄葉の中から、さらに美しい部分だけをクローズアップ。
クローズアップでは、ピントの正確性が大事です。
漠然と合わせるのではなく、どの葉のどの位置に合わせるかを意識することが大事です。
モニターの10倍拡大機能を使って、正確なピント合わせをします。
もみじ葉3





今度は、紅葉を主役にし、背後に黄葉を大きくぼかして撮影。
主役の紅葉を右端に配置したのは、玉ボケを活かしたかったから。
ボケの大きさを考慮して、開放絞りから若干絞っています。
もみじ葉4





同じ場面を縦位置で撮影。
葉の配列に気を配って画角を決定しています。
絞りは開放にしました。
もみじ葉2




今回をもって『今高野山の紅葉を撮る』セミナーは終わりです。




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