写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
アーカイブ第8弾は・・・
宮崎県韓国岳(からくにだけ)
昨日の利尻富士から一気に南下して、韓国だけの写真です。
一日で2000kmをひとっ飛びできるのもアーカイブならではでしょう。
写真は、2008年、山仲間と登った時のもの。
右奥で蒸気を上げているのが新燃岳(しんもえだけ)奥のピラミダルな山容が高千穂峰です。
新燃岳は2011年に大噴火を起こしました。

写真を本格的に撮るようになるに連れて、同行者に迷惑をかけるので単独行が多くなり
最近はほとんど単独登山となってます。その登山も次第に機材の重さをひしひしと感じるようになり高山への登山はめっきり減りました。
韓国岳は霧島連山の最高峰で、日本百名山のひとつ。
この山行では同じく日本百名山のひとつである祖母山にも登りました。
私は百名山登頂を目指す登山をしていないので、これまでに30座ほどしか登っていませんが、まだ登山を始めて間がなかった同行者のひとりはとっくに私を越えてしまいました。
また、写真に写っているKさんご夫妻は山好きが高じて、私が佐渡に移住したのと同じ年に長野県に完全移住しました。
佐渡のドンデン山で野草の撮影をしていると、初老のご夫婦が「その花は何ですか?」と声をかけてこられました。
聞けば、長野から来られたとのこと。
「長野のどちらですか?」と尋ねたら「池田町」。池田町はK夫妻が移住した町。
「知り合いが広島からI 町へ移住したんですよ」
「もしかしてKさんですか?」
Kご夫妻のすぐ近所の方だったのです。こんなこともあるんですね。
そういえば・・・
広島から佐渡に来た知り合いが泊った旅館の女将さんが「Nさん(私)もお風呂に入って帰られたらどうですか」と言ってくださった。
知り合いが泊ったおかげで無料で温泉に入らせていただいた。
先客が一人。
「どちらからですか?」
「広島からです」
「今は佐渡に住んでいますが、私も広島なんです」
「じゃったら、甲山屋を知っとって?」と急に広島弁になった。
「テレビコマーシャルでやっとった、♪おもちゃのお国、甲山屋・・・の甲山屋ですか?」
「その甲山屋の社長をしょうたんじゃ。近頃はテレビゲームが主流になってきたんで、とうにやめてしもうたんじゃが。営業で全国を回ったが、佐渡には来たことがなかったんで来てみたんじゃ」
「わざわざお一人で?」
訊くと、大学を卒業した孫に車を買ってやろうと思ったが、仙台に居る娘が車をあげるというので、私が仙台まで行って、その車で広島へ帰る途中に佐渡に寄ったとのこと。・・・こんなこともあるんですね。
そういえば・・・
移住した年からトレッキングガイドをさせてもらい、2年目からは町歩きガイドもさせてもらうことになった。
町歩きガイドはほとんど団体ツアーの人が対象だったが、たまに個人客からの依頼もある。
あるとき観光協会から、今日午後から町歩きガイドをしてもらえないかと電話が入った。
急な依頼は個人客に違いない。通常1時間のガイドを2時間のガイドというリクエストだった。
待ち合わせの時刻に観光協会へ行くと、すでに初老のご夫婦が待っておられた。
ガイドを始めると間もなく、そのご夫婦の言葉が懐かしく感じ
「もしかして広島からですか?」と尋ねると
「広島の上下です」
「私も広島出身なんですよ。上下のどちらですか?」
上下といえば、広島の私の自宅から車で小一時間、2011年には、歴史資料館で上下をテーマにした写真展『上下浪漫』を開かせていただいたこともある関係で知り合いも多い。
「小堀(こおり)です」
私の個展で知り合いになったFさんNさんは小堀にお住まいだ。
「小堀だったら、Fさん、Nさんをご存知ですか?」
小堀は小さな集落で、私は当然ご存知だと思いながら尋ねるともちろんよくご存じで、奥さんはFさんと同級生とのことだった。・・・こんなこともあるんですね。
そういえば、関西方面から来た方々のトレッキングガイドをした時のこと。
「実は、私は佐渡の人間ではなく広島から来ているんです」とツアーガイドさんに言うと
「広島からの方もいらっしゃいますよ」と、その方を紹介してくださり
「広島のどちらですか」と尋ねれば
「福山です」
「福山のどちらですか?」
「M 町です」
「私もM 町です。ちなみにM 町のどこですか?」
「N です」
「えっ、私もN です」
なんと同じ町の同じ字(あざ)・・・こんなこともあるんですね。
正月早々、長いブログになってすみません。
宮崎県韓国岳(からくにだけ)
昨日の利尻富士から一気に南下して、韓国だけの写真です。
一日で2000kmをひとっ飛びできるのもアーカイブならではでしょう。
写真は、2008年、山仲間と登った時のもの。
右奥で蒸気を上げているのが新燃岳(しんもえだけ)奥のピラミダルな山容が高千穂峰です。
新燃岳は2011年に大噴火を起こしました。

写真を本格的に撮るようになるに連れて、同行者に迷惑をかけるので単独行が多くなり
最近はほとんど単独登山となってます。その登山も次第に機材の重さをひしひしと感じるようになり高山への登山はめっきり減りました。
韓国岳は霧島連山の最高峰で、日本百名山のひとつ。
この山行では同じく日本百名山のひとつである祖母山にも登りました。
私は百名山登頂を目指す登山をしていないので、これまでに30座ほどしか登っていませんが、まだ登山を始めて間がなかった同行者のひとりはとっくに私を越えてしまいました。
また、写真に写っているKさんご夫妻は山好きが高じて、私が佐渡に移住したのと同じ年に長野県に完全移住しました。
佐渡のドンデン山で野草の撮影をしていると、初老のご夫婦が「その花は何ですか?」と声をかけてこられました。
聞けば、長野から来られたとのこと。
「長野のどちらですか?」と尋ねたら「池田町」。池田町はK夫妻が移住した町。
「知り合いが広島からI 町へ移住したんですよ」
「もしかしてKさんですか?」
Kご夫妻のすぐ近所の方だったのです。こんなこともあるんですね。
そういえば・・・
広島から佐渡に来た知り合いが泊った旅館の女将さんが「Nさん(私)もお風呂に入って帰られたらどうですか」と言ってくださった。
知り合いが泊ったおかげで無料で温泉に入らせていただいた。
先客が一人。
「どちらからですか?」
「広島からです」
「今は佐渡に住んでいますが、私も広島なんです」
「じゃったら、甲山屋を知っとって?」と急に広島弁になった。
「テレビコマーシャルでやっとった、♪おもちゃのお国、甲山屋・・・の甲山屋ですか?」
「その甲山屋の社長をしょうたんじゃ。近頃はテレビゲームが主流になってきたんで、とうにやめてしもうたんじゃが。営業で全国を回ったが、佐渡には来たことがなかったんで来てみたんじゃ」
「わざわざお一人で?」
訊くと、大学を卒業した孫に車を買ってやろうと思ったが、仙台に居る娘が車をあげるというので、私が仙台まで行って、その車で広島へ帰る途中に佐渡に寄ったとのこと。・・・こんなこともあるんですね。
そういえば・・・
移住した年からトレッキングガイドをさせてもらい、2年目からは町歩きガイドもさせてもらうことになった。
町歩きガイドはほとんど団体ツアーの人が対象だったが、たまに個人客からの依頼もある。
あるとき観光協会から、今日午後から町歩きガイドをしてもらえないかと電話が入った。
急な依頼は個人客に違いない。通常1時間のガイドを2時間のガイドというリクエストだった。
待ち合わせの時刻に観光協会へ行くと、すでに初老のご夫婦が待っておられた。
ガイドを始めると間もなく、そのご夫婦の言葉が懐かしく感じ
「もしかして広島からですか?」と尋ねると
「広島の上下です」
「私も広島出身なんですよ。上下のどちらですか?」
上下といえば、広島の私の自宅から車で小一時間、2011年には、歴史資料館で上下をテーマにした写真展『上下浪漫』を開かせていただいたこともある関係で知り合いも多い。
「小堀(こおり)です」
私の個展で知り合いになったFさんNさんは小堀にお住まいだ。
「小堀だったら、Fさん、Nさんをご存知ですか?」
小堀は小さな集落で、私は当然ご存知だと思いながら尋ねるともちろんよくご存じで、奥さんはFさんと同級生とのことだった。・・・こんなこともあるんですね。
そういえば、関西方面から来た方々のトレッキングガイドをした時のこと。
「実は、私は佐渡の人間ではなく広島から来ているんです」とツアーガイドさんに言うと
「広島からの方もいらっしゃいますよ」と、その方を紹介してくださり
「広島のどちらですか」と尋ねれば
「福山です」
「福山のどちらですか?」
「M 町です」
「私もM 町です。ちなみにM 町のどこですか?」
「N です」
「えっ、私もN です」
なんと同じ町の同じ字(あざ)・・・こんなこともあるんですね。
正月早々、長いブログになってすみません。
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