写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
スミレシリーズは一旦終了して、アブラナ科の植物を紹介します。
種から油を採ることからアブラナ(油菜)と呼ばれます。
アブラナのことを「菜の花」という言い方をしますが、
菜の花とは文字通り菜っ葉の花で、アブラナに限らず、
ナノハナ科の菜、すなわち大根、白菜、蕪、水菜、小松菜
さらに野沢菜、高菜、広島菜、チンゲン菜、ブロッコリー、カリフラワー・・・
さらに、さらに、ワサビやクレソンの花も広い意味では菜の花になります。
今日は、山に自生するアブラナ科の植物を紹介します。
どれも早春に白く小さな4弁の花を咲かせます。
スズシロソウ(蘿蔔草)
すずしろは大根のこと。花が大根に似ていることから付けられた名まえのようですが
アブラナ科の植物の花はどれもよく似ていて、花だけでは区別するのが難しい。
スズシロソウは山地の急傾斜地や岩場、石垣などに自生します。
まるで平らなところを嫌がっているようにさえ見えますが、
逆に、他の植物が嫌がる所を住処にしたのでしょう。



オオマルバノコンロンソウ(大円葉の崑崙草)
かなり稀な植物で、県内ではここだけと言われています。
そんなことで「ここ」が「どこ」だか明らかにできません。
見栄えのする植物ではないので盗掘されることはあまりないようですが、
見栄えが良いかどうかは関係なく、盗掘はしてはいけません。
盗掘する人の多くは、罪の意識が低く、家に持ち帰ってそれが根付かなかったとしても
それを深刻にとらえない傾向があります。そうした行為が、野生の貴重な植物を減少させているという認識も薄いようです。

ヤマネコノメソウと共に

ユリワサビ(百合山葵)
ワサビがアブラナの仲間だということはあまり知られていないようです。
ユリワサビはアブラナ科ワサビ属の野草で、ワサビのような辛さはありませんが、
山菜として利用されることもあるようです。
ただ、この辺りでは山菜に利用できるほどたくさんある訳ではないので
山菜として食べるのはほどほどに。


まるでワサビを思わせる、こんな大きな株もありました。

ワサビ(山葵)
県内で自生することはほとんどないようです。
シロバナネコノメソウを撮影しようと沢の畔に下りたら数株ありました。
山間の小さな沢の畔でしたが、純粋な自生かどうかはわかりません。

花をアップで見ればアブラナ科であることに納得ですね。

種から油を採ることからアブラナ(油菜)と呼ばれます。
アブラナのことを「菜の花」という言い方をしますが、
菜の花とは文字通り菜っ葉の花で、アブラナに限らず、
ナノハナ科の菜、すなわち大根、白菜、蕪、水菜、小松菜
さらに野沢菜、高菜、広島菜、チンゲン菜、ブロッコリー、カリフラワー・・・
さらに、さらに、ワサビやクレソンの花も広い意味では菜の花になります。
今日は、山に自生するアブラナ科の植物を紹介します。
どれも早春に白く小さな4弁の花を咲かせます。
スズシロソウ(蘿蔔草)
すずしろは大根のこと。花が大根に似ていることから付けられた名まえのようですが
アブラナ科の植物の花はどれもよく似ていて、花だけでは区別するのが難しい。
スズシロソウは山地の急傾斜地や岩場、石垣などに自生します。
まるで平らなところを嫌がっているようにさえ見えますが、
逆に、他の植物が嫌がる所を住処にしたのでしょう。



かなり稀な植物で、県内ではここだけと言われています。
そんなことで「ここ」が「どこ」だか明らかにできません。
見栄えのする植物ではないので盗掘されることはあまりないようですが、
見栄えが良いかどうかは関係なく、盗掘はしてはいけません。
盗掘する人の多くは、罪の意識が低く、家に持ち帰ってそれが根付かなかったとしても
それを深刻にとらえない傾向があります。そうした行為が、野生の貴重な植物を減少させているという認識も薄いようです。

ヤマネコノメソウと共に

ユリワサビ(百合山葵)
ワサビがアブラナの仲間だということはあまり知られていないようです。
ユリワサビはアブラナ科ワサビ属の野草で、ワサビのような辛さはありませんが、
山菜として利用されることもあるようです。
ただ、この辺りでは山菜に利用できるほどたくさんある訳ではないので
山菜として食べるのはほどほどに。


まるでワサビを思わせる、こんな大きな株もありました。

ワサビ(山葵)
県内で自生することはほとんどないようです。
シロバナネコノメソウを撮影しようと沢の畔に下りたら数株ありました。
山間の小さな沢の畔でしたが、純粋な自生かどうかはわかりません。

花をアップで見ればアブラナ科であることに納得ですね。

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