写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
ケイリュウタチツボスミレ(渓流立壺菫)
増水すれば冠水するような渓流の岩場に咲く
スミレです。

一見すると土が無いような岩の隙間にも
自生しています。

このような岩の隙間を好みます。

護岸の石垣を見ると、増水したときに冠水する
場所に自生することがよくわかります。
写真下部の石の隙間だけにケイリュウ
タチツボスミレが見られます。
名まえの通りタチツボスミレの仲間ですが、
石垣の上面にはタチツボスミレがあり
同じ場所には混生しておらず、はっきりと
住み分けているようです。

タチツボスミレとの違いは・・・
葉の付け根が浅い心形(ハート形)か切形で、
タチツボスミレは深い心形です。

ケイリュウタチツボスミレを撮影して、いざ、
写真展会場へ行こうかと車に戻ろうとすると
車が一台停まっていて、降りてきた人が
「この辺に何か山野草はありませんか?」
と、尋ねるではありませんか。
盗掘目的の人は公然と訊かないと思いつつ
あまりに漠然とした訊き方なので
「何か目当ての野草はあるのですか?」と
訊き返しました。
それからいろいろ話しているうちに、
盗掘をするような人でないことがわかり
岡山県の真庭から来られたというその人から、
「Tさんをご存知ですか?」と聞かれ
「ヨックモックさんですね、よく知っていますよ」
と話が弾み、
私のフォトエッセイのタイトル通りの
「花結び」となった訳です。
写真展の会場に行くのは遅れましたが、
その辺りを少しだけ案内してお別れしました。
それにしてもヨックモックさんの顔の広いこと。この辺りの山野草を心から愛する人たちは
大抵知っているのではと思われるほどです。
私は山野草を庭や鉢で育てる人のことを、
たとえ山野草愛好家と自認しようとも、
心から山野草を愛する人とは思っていません。
山野草を心から愛していれば
自生地から持ち帰ることなどできない筈です。
種を取って来て育てるならば良いではないか
という反論もあるでしょうが、
無闇に種を移動することも慎しむべきです。
小笠原に行く場合、乗船前も下船時も靴底を
洗うことが義務付けられています。
本来そこに無かったものが侵入すると
生態系を壊しかねないのです。
この話になるといつものように話が長くなって
すみません。
増水すれば冠水するような渓流の岩場に咲く
スミレです。

一見すると土が無いような岩の隙間にも
自生しています。

このような岩の隙間を好みます。

護岸の石垣を見ると、増水したときに冠水する
場所に自生することがよくわかります。
写真下部の石の隙間だけにケイリュウ
タチツボスミレが見られます。
名まえの通りタチツボスミレの仲間ですが、
石垣の上面にはタチツボスミレがあり
同じ場所には混生しておらず、はっきりと
住み分けているようです。

タチツボスミレとの違いは・・・
葉の付け根が浅い心形(ハート形)か切形で、
タチツボスミレは深い心形です。

ケイリュウタチツボスミレを撮影して、いざ、
写真展会場へ行こうかと車に戻ろうとすると
車が一台停まっていて、降りてきた人が
「この辺に何か山野草はありませんか?」
と、尋ねるではありませんか。
盗掘目的の人は公然と訊かないと思いつつ
あまりに漠然とした訊き方なので
「何か目当ての野草はあるのですか?」と
訊き返しました。
それからいろいろ話しているうちに、
盗掘をするような人でないことがわかり
岡山県の真庭から来られたというその人から、
「Tさんをご存知ですか?」と聞かれ
「ヨックモックさんですね、よく知っていますよ」
と話が弾み、
私のフォトエッセイのタイトル通りの
「花結び」となった訳です。
写真展の会場に行くのは遅れましたが、
その辺りを少しだけ案内してお別れしました。
それにしてもヨックモックさんの顔の広いこと。この辺りの山野草を心から愛する人たちは
大抵知っているのではと思われるほどです。
私は山野草を庭や鉢で育てる人のことを、
たとえ山野草愛好家と自認しようとも、
心から山野草を愛する人とは思っていません。
山野草を心から愛していれば
自生地から持ち帰ることなどできない筈です。
種を取って来て育てるならば良いではないか
という反論もあるでしょうが、
無闇に種を移動することも慎しむべきです。
小笠原に行く場合、乗船前も下船時も靴底を
洗うことが義務付けられています。
本来そこに無かったものが侵入すると
生態系を壊しかねないのです。
この話になるといつものように話が長くなって
すみません。
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