写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
写真展会場が休みの月曜日、カタクリの花めぐりをしてきました。
雨上がりの晴れ間という良いコンディションの中、撮影を愉しみました。
カタクリ(片栗) 別名:かたかご(堅香子) -ユリ科-
私の住処『堅香子庵』は、この花の名まえからとったもの。
佐渡では山に入れば至る所で見ることができましたが、
広島県内では自生地は限られ、県中央部や西部の山の尾根付近や
県東部の山間地、人里の栗林などに点在しています。
今回訪れたのは上下町の3個所。何れも地元の人が管理している場所です。
6年間佐渡に移住していたので、広島でカタクリを撮影するのは久しぶりです。
まず最初に行ったのは、かたくり茶屋(拙書「花結び」P78に出てくる)のある自生地。
かたくりの時季だけ、小さな売店兼茶屋がオープンするのですが、去年と今年は
新型コロナ感染症のためクローズされていました。
雨上がりで葉に沢山の水滴がついた瑞々しいカタクリに出逢いました。
佐渡のカタクリとの違いは、葉に斑が入っているところ。
こちらが一般的で、斑のない佐渡のカタクリの方が特別です。

近くにもう一ヶ所自生地があったのですが、草刈りをする人がいなくなったのでしょう、藪になっていて、カタクリの花は見つかりませんでした。
里山のカタクリは人と共存していて、人の手が加わらなくなるとたちまち他の植物の勢いに負けてしまうのです。
そこで、数百メートル離れた別の自生地に行ってみました。
撮影の許可をもらうために戸を開けて声をかけると、
出てこられて、裏に入って撮影してもいいですよと言ってくださった。
裏に行くと、丁度見ごろ(撮りごろ)のカタクリがありました。

葉に雨粒が付いたままのカタクリ

花弁にも雨粒が付いています。

家の人に撮影のお礼を言って、数キロ離れた別の自生地へ行きました。
丁度見ごろでしたが、誰にも出逢わず、一人でじっくり撮影できました。
こんな感じで群生していましたよ。


上の写真から3本を選んで縦構図で撮影。

ヤブツバキの樹の下では、落花の赤が良いアクセントになってくれました。

背景がすっきりすると、主役のカタクリが浮かび上がります。
よく観察すれば、このような場面を探し出すことができます。
良い角度から撮影しようとするあまり、自生地に踏み込んでしまう人がいますが
そうしなくてもよい方法を探すのが、野草撮影の醍醐味でもあるのです。

雨上がりの晴れ間という良いコンディションの中、撮影を愉しみました。
カタクリ(片栗) 別名:かたかご(堅香子) -ユリ科-
私の住処『堅香子庵』は、この花の名まえからとったもの。
佐渡では山に入れば至る所で見ることができましたが、
広島県内では自生地は限られ、県中央部や西部の山の尾根付近や
県東部の山間地、人里の栗林などに点在しています。
今回訪れたのは上下町の3個所。何れも地元の人が管理している場所です。
6年間佐渡に移住していたので、広島でカタクリを撮影するのは久しぶりです。
まず最初に行ったのは、かたくり茶屋(拙書「花結び」P78に出てくる)のある自生地。
かたくりの時季だけ、小さな売店兼茶屋がオープンするのですが、去年と今年は
新型コロナ感染症のためクローズされていました。
雨上がりで葉に沢山の水滴がついた瑞々しいカタクリに出逢いました。
佐渡のカタクリとの違いは、葉に斑が入っているところ。
こちらが一般的で、斑のない佐渡のカタクリの方が特別です。

近くにもう一ヶ所自生地があったのですが、草刈りをする人がいなくなったのでしょう、藪になっていて、カタクリの花は見つかりませんでした。
里山のカタクリは人と共存していて、人の手が加わらなくなるとたちまち他の植物の勢いに負けてしまうのです。
そこで、数百メートル離れた別の自生地に行ってみました。
撮影の許可をもらうために戸を開けて声をかけると、
出てこられて、裏に入って撮影してもいいですよと言ってくださった。
裏に行くと、丁度見ごろ(撮りごろ)のカタクリがありました。

葉に雨粒が付いたままのカタクリ

花弁にも雨粒が付いています。

家の人に撮影のお礼を言って、数キロ離れた別の自生地へ行きました。
丁度見ごろでしたが、誰にも出逢わず、一人でじっくり撮影できました。
こんな感じで群生していましたよ。


上の写真から3本を選んで縦構図で撮影。

ヤブツバキの樹の下では、落花の赤が良いアクセントになってくれました。

背景がすっきりすると、主役のカタクリが浮かび上がります。
よく観察すれば、このような場面を探し出すことができます。
良い角度から撮影しようとするあまり、自生地に踏み込んでしまう人がいますが
そうしなくてもよい方法を探すのが、野草撮影の醍醐味でもあるのです。

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