写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
神之瀬峡へ行ってみました。
春には何度か行ったことがありますが
この時季に行くのは初めてのこと。
ところが道路がキャンプ場で行き止まりで
仕方なく引き返しました。
花の少ない時季ですが、撮影したものを
紹介します。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
道路に張り出すように咲いていたオオバギボウシ。

擬宝珠の名は、蕾の形から。
擬宝珠は橋の欄干や寺社の手すりなどの上に
設けられた飾り。
朝早いのに、ハナバチが盛んに吸蜜をしていて
そのために花が揺れ、しばし待たされました。

ヤブカンゾウ(藪萱草)
この日、一番多く目についたのがヤブカンゾウ。
オレンジ色の目立つ花で遠目にもそれと分かる。
花は1,2日で萎れ、写真を見て分かるように
垂れ下がる枯れ花が目立って撮影しにくい。

花は八重で、雄しべの一部が花弁化して
お世辞にも美しいとは言えないので
写真のように開ききっていない花を主役に
形の良い蕾を脇役にしてみました。

蔦の絡まった花がありました。
蔦の存在で絵になると思ったのですが
雑然とした感じが否めません。

そこで、30cmほど近づいて右の枯れ花を
画角の外に出すとすっきりした感じに・・・

やや窮屈な感じがしたので、元の場所に戻し
背後にヤブカンゾウの花が見えるアングルに
変え、右の枯花は撮影の時だけ手で避けて
撮影してみると、良い感じになりました。
あえて花にピントを合わさず、蕾と蔦を
主役にしています。

ユウスゲ(夕菅) 別名:キスゲ(黄菅)
ヤブカンゾウと同じユリ科ワスレグサ属の野草。
同族のニッコウキスゲ、ノカンゾウなどの花は
朝開花し夕方に萎むのに対し、ユウスゲは
夕方に開花し、翌朝に萎む。
撮影時刻は午前7時というのに、ご覧の通り
もう萎みかけています。

ユウスゲはめっきり少なくなってしまいました。
ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)
この美しさは、とても野生種とは思えません。
それもそのはず、明治期に園芸種として入り
それが各地で野生化しているものです。

花に負けず劣らず、蕾の並びが美しい!

エノコログサ(狗尾草)
行き掛けにも目に入っていましたがやり過ごし
帰りにもう一度見ると、光の感じがよかったので
撮影することにしました。
背後に日が射し、エノコログサはまだ山蔭の中
朝の清涼感が出せたのではないかと思います。

逆光に輝くものを撮ることが多い狗尾草ですが
光が当たってなくても美しいですね。

光が当たると、背景が相対的に暗くなるので
くっきりと浮かび上がります。

神之瀬峡を後にし、
赤名湿原に行ってみることにしました。
春には何度か行ったことがありますが
この時季に行くのは初めてのこと。
ところが道路がキャンプ場で行き止まりで
仕方なく引き返しました。
花の少ない時季ですが、撮影したものを
紹介します。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
道路に張り出すように咲いていたオオバギボウシ。

擬宝珠の名は、蕾の形から。
擬宝珠は橋の欄干や寺社の手すりなどの上に
設けられた飾り。
朝早いのに、ハナバチが盛んに吸蜜をしていて
そのために花が揺れ、しばし待たされました。

ヤブカンゾウ(藪萱草)
この日、一番多く目についたのがヤブカンゾウ。
オレンジ色の目立つ花で遠目にもそれと分かる。
花は1,2日で萎れ、写真を見て分かるように
垂れ下がる枯れ花が目立って撮影しにくい。

花は八重で、雄しべの一部が花弁化して
お世辞にも美しいとは言えないので
写真のように開ききっていない花を主役に
形の良い蕾を脇役にしてみました。

蔦の絡まった花がありました。
蔦の存在で絵になると思ったのですが
雑然とした感じが否めません。

そこで、30cmほど近づいて右の枯れ花を
画角の外に出すとすっきりした感じに・・・

やや窮屈な感じがしたので、元の場所に戻し
背後にヤブカンゾウの花が見えるアングルに
変え、右の枯花は撮影の時だけ手で避けて
撮影してみると、良い感じになりました。
あえて花にピントを合わさず、蕾と蔦を
主役にしています。

ユウスゲ(夕菅) 別名:キスゲ(黄菅)
ヤブカンゾウと同じユリ科ワスレグサ属の野草。
同族のニッコウキスゲ、ノカンゾウなどの花は
朝開花し夕方に萎むのに対し、ユウスゲは
夕方に開花し、翌朝に萎む。
撮影時刻は午前7時というのに、ご覧の通り
もう萎みかけています。

ユウスゲはめっきり少なくなってしまいました。
ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)
この美しさは、とても野生種とは思えません。
それもそのはず、明治期に園芸種として入り
それが各地で野生化しているものです。

花に負けず劣らず、蕾の並びが美しい!

エノコログサ(狗尾草)
行き掛けにも目に入っていましたがやり過ごし
帰りにもう一度見ると、光の感じがよかったので
撮影することにしました。
背後に日が射し、エノコログサはまだ山蔭の中
朝の清涼感が出せたのではないかと思います。

逆光に輝くものを撮ることが多い狗尾草ですが
光が当たってなくても美しいですね。

光が当たると、背景が相対的に暗くなるので
くっきりと浮かび上がります。

神之瀬峡を後にし、
赤名湿原に行ってみることにしました。
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