上帝釈峡 3

ダイコンソウ（大根草）

沢山の中から、相当数のオーディションをやって
選び出した一株。




こちらもオーディションを勝ち抜いた一株で
アップで捉えました。






この日の上帝釈峡で最も目立っていた花が
オオキツネノカミソリ（大狐剃刀）

スポット光に浮かび上がったｵｵｷﾂﾈﾉｶﾐｿﾘ




背景の玉ボケは水面に反射した光





きれいに並んだ3株を主役にして




標準ズームレンズで背景に群生を撮り入れて




最も群生していた場所に近づいて広角レンズで



山の斜面から離れ、望遠レンズの圧縮効果で
蜜に咲くイメージを強調。手前に梢を撮り込み
垣間見るようなイメージに仕上げました。





遊歩道の水たまりに散り花がたくさんありました。
近づいてみればクズのようです。
地面にしゃがみ込んで撮影している私の横を
二番客が不思議そうな目で通り過ぎました。
（もちろん一番客は私）





こんなものにもときめきます。
オニドコロの蔓でしょうか?








断魚渓を過ぎ、橋を渡った先にトンネルがあり
抜けた所にあったテンナンショウ（天南星）の実










オニドコロ（鬼野老）は
目立たない花で、鑑賞や撮影の対象には
なりにくいからこそ、撮影のし甲斐がある。





かつて食堂があった所（今は朽ちた建物だけ）
の周りは草ボウボウの藪になっていますが、
そこに、もう一つの目的の花があるのです。

ナンバンハコベ（南蛮繁縷）

変わった形をしていて異国情緒たっぷりですが
帰化植物というわけではありません。




他のハコベの仲間とはひと味もふた味も違い
異彩を放っています。




大きな実もかなり目立ちます。





鱒養魚場近くに咲いていたミヤマイラクサ
咲いていたと言っても、花らしくありませんが。



明日に続く