写真だより 佐渡発&広島発
野草や風景を写真で綴るブログです
「最も心がときめいた花」ってなんだろう?
何か珍しい花でも見つけたのか? と
思われたかもしれませんが・・・
この日、私が吾妻山の芝草原で出逢った花で
最も心がときめいた花はツユクサです。
ツユクサなら吾妻山に行かなくたって、
どこでも見られるし、何なら街中で見ることも
出来る。何でそんな花にときめいたのかと、
不思議に思われることでしょう。
ツユクサ(露草)
人は無い物ねだりをしてしまう傾向が強い。
珍しいものを価値の高いものだと思ってしまう。
確かに希少価値という価値はあるけれど
それだけを判断基準の拠り所にしていたら
本質を見誤ってしまうかもしれない。
芝草原で出逢ったツユクサの群生。

もし、ツユクサが普通に見られる植物ではなく
珍しい高山植物だったら、多くの人が苦労して
でも会いに行くことでしょう。
それ程ツユクサの花は魅力的です。
透き通るように鮮やかな青い花弁といい
他に類を見ない独特な形といい、
見ていて飽きることがありません。
そして午後には露のごとく萎んでしまう。
その儚さがいい。

どうですか、美しいと思いませんか?
どれだけ珍しいかで判断していたら
案外すぐ傍にある大切なものに気づかず
ないがしろにしてしているかもしれませんよ。

こんなに美しいのに、ツユクサの周辺で撮影
した形跡はありません。すぐ近くの湿地では
アケボノソウやサラシナショウマを撮影しよ
うと湿地に踏み込んでいった跡が何カ所もあり、
がっかりしました。
そこに珍しいものがあると、それしか目に入らず
他の植物を踏もうが、環境がどうなろうがお構い
なしに踏み込んでしまう。
「立つ鳥跡を濁さず」と言いますが、美しい花を
撮る姿勢として如何なものかと悲しくなります。
ツユクサが目に入ったかどうか分かりませんが
気づいたとしても、「何だ、ツユクサか」と
一瞥したのかもしれません。

人には好みがあるので、何にときめくかは
十人十色で違って当たり前ですが、
先入観を持たず本質を見ることが大切です。
自分が目的とする花(植物)だけに目を向ける
のでなく、そこで互いに影響し合って生きている
他の植物のことに思いが及べば、湿地に踏み込む
行為は出来なくなります。
ツユクサの筆舌に尽くしがたい美しさ

ツユクサの間に咲いていたツリフネソウを
ツユクサの青で飾ってみました。

白花に近いものもありましたよ。

明日は、吾妻山の湿地に咲く植物です。
何か珍しい花でも見つけたのか? と
思われたかもしれませんが・・・
この日、私が吾妻山の芝草原で出逢った花で
最も心がときめいた花はツユクサです。
ツユクサなら吾妻山に行かなくたって、
どこでも見られるし、何なら街中で見ることも
出来る。何でそんな花にときめいたのかと、
不思議に思われることでしょう。
ツユクサ(露草)
人は無い物ねだりをしてしまう傾向が強い。
珍しいものを価値の高いものだと思ってしまう。
確かに希少価値という価値はあるけれど
それだけを判断基準の拠り所にしていたら
本質を見誤ってしまうかもしれない。
芝草原で出逢ったツユクサの群生。

もし、ツユクサが普通に見られる植物ではなく
珍しい高山植物だったら、多くの人が苦労して
でも会いに行くことでしょう。
それ程ツユクサの花は魅力的です。
透き通るように鮮やかな青い花弁といい
他に類を見ない独特な形といい、
見ていて飽きることがありません。
そして午後には露のごとく萎んでしまう。
その儚さがいい。

どうですか、美しいと思いませんか?
どれだけ珍しいかで判断していたら
案外すぐ傍にある大切なものに気づかず
ないがしろにしてしているかもしれませんよ。

こんなに美しいのに、ツユクサの周辺で撮影
した形跡はありません。すぐ近くの湿地では
アケボノソウやサラシナショウマを撮影しよ
うと湿地に踏み込んでいった跡が何カ所もあり、
がっかりしました。
そこに珍しいものがあると、それしか目に入らず
他の植物を踏もうが、環境がどうなろうがお構い
なしに踏み込んでしまう。
「立つ鳥跡を濁さず」と言いますが、美しい花を
撮る姿勢として如何なものかと悲しくなります。
ツユクサが目に入ったかどうか分かりませんが
気づいたとしても、「何だ、ツユクサか」と
一瞥したのかもしれません。

人には好みがあるので、何にときめくかは
十人十色で違って当たり前ですが、
先入観を持たず本質を見ることが大切です。
自分が目的とする花(植物)だけに目を向ける
のでなく、そこで互いに影響し合って生きている
他の植物のことに思いが及べば、湿地に踏み込む
行為は出来なくなります。
ツユクサの筆舌に尽くしがたい美しさ

ツユクサの間に咲いていたツリフネソウを
ツユクサの青で飾ってみました。

白花に近いものもありましたよ。

明日は、吾妻山の湿地に咲く植物です。
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コメント
私もツユクサ、大好きです
なので、花壇に芽を出していたもの、一株だけ残しておきました…そしたら、広がる広がる(≧∇≦)
他の花たちが隠されてしまいました。
野においてこそ、の花なのでしょうか…
明子 #- | URL
2022/09/11 05:54 | edit
明子様 コメントありがとうございます。
ツユクサにとっては庭も自生地のひとつ。
繁殖力旺盛なので適度に間引かないといけませんね。
それにしてもツユクサのブルーの美しさといったらないですね!
堅香子庵 #- | URL
2022/09/11 22:37 | edit
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