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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

ヤマトグサ  

ヤマトグサ(大和草) -ヤマトグサ科-
撮影日 4月19日

大和草は、これと言って目を引く植物ではないが、
佐渡の花を紹介するうえでは避けて通れない植物。

その訳は・・・
伊藤邦男著 『佐渡の花』携帯版をそのまま引用させていただくと

牧野富太郎が郷土の土佐で明治17年(1885)に採集し、明治20年に新種として発表した
日本の固有種で1科1属1種の植物である。名まえは世界中でこの“日本にしかない草”の
大和草の意味である。その後常陸(1984)、相模(1990)で採られたが、その後久しく産地
不明の珍草であった。昭和8年(1933)、佐渡にヤマトグサが生育するか否かで端を発し、
牧野富太郎博士の来島となる。「7月24日、大佐渡山地の南片辺の下山道で確認され、
久しぶりに我が児に逢ったように佐渡にもヤマトグサがあったと大喜びであった」と、
北見李夫は『佐渡のヤマトグサ』に記す。北見は大正7年に北狄(相川町)の山で発見。
大正11年に検索し得たという。佐渡でのヤマトグサの発見は産地として日本では4番目で
あった。新潟県下では佐渡にのみ分布する隔離種。佐渡はまた日本の北限。(以下略)



日本の北限とされているようだが、佐渡では決して珍しくない。
ただ、あまりにも地味なので、多くの人は気づかず、気にも留めない。
私もつい、見栄えのよい野草に目を向けがちだが、
牧野富太郎の歓喜する姿を思い起こせば、撮影にも気合が入るというもの。


ヤマトグサ


雄花
目立たない花弁はくるりと反り返り、雄しべが垂れ下がって、少しの風にもよく揺れる。それもそのはず風媒花である。
ヤマトグサ2
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