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 写真だより 佐渡発&広島発

 野草や風景を写真で綴るブログです

アマドコロ  

アマドコロ(甘野老) -ユリ科-

新芽が山菜となるアマドコロ。
「山野草の盗掘は責められるのに、山菜を採ることは責められないのは矛盾している」
と、熊本のペンションのシェフが言ったのを思い出します。
これは難しい問題です。
私もワラビやコゴミなどを採取して食べることがあります。
難しい問題ですが、これは自然に接する姿勢の違いであり、
山菜の採取においても、節度を越えれば問題です。

昨日ガイドしたお客さんが
「コシアブラ(山菜)の木を根元からのこぎりで切り倒して採取した跡を見たことがある」
と、言っていました。
タラの芽は、新芽をすべて採取してしまうとその木は枯れてしまうと言います。
地域によっては、山菜と言えども採取してしまえば絶滅の危機に瀕する状態の場所もあります。
カタクリも「片栗粉」に名が残るように、かつては球根からデンプンをとっていたようですし、
茎も葉も食べることができます。富山の道の駅で束ねたカタクリを山菜として売っていたのを見たこともあります。
アマドコロも佐渡ではたくさん見かけ、採取することに支障はないですが
広島県では採取するほど多くありません。

希少種の盗掘と、山菜の採取は一見同じ行為のようです。
しかし、似て非なるものと私は思っています。
これには別の意見もあることでしょう。
白花カタクリを掘って持って帰った人にはその人なりの理屈が・・・
しかし、その行為は結局自然界から希少種を減らしていく行為であることは否定できません。
希少種を求める人が希少種を減らす行為をしているという皮肉な結果をもたらすのです。

少し、私の主張がヒートアップしてしまいましたが
これは山野草を撮影する私自身への戒めでもあるのです。
山野に出かけて野草を撮影する行為は、いくら注意をしても
少なからず自然にダメージを与えているのですから、
盗掘を責めるからには、撮影に際しても細心の注意を払わなくてはならないと思います。


アマドコロ1




アマドコロ2
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